政治・経済

トランプがノーベル平和賞に?推薦者と候補理由や大統領選への影響も

トランプがノーベル平和賞に?推薦者と候補理由や大統領選への影響も
2021年ノーベル平和賞の候補には、現アメリカ大統領であるドナルド・トランプ氏が推薦された事が新聞各紙で取り上げられましたね。

今回は、賛否両論もあるドナルド・トランプ氏のノーベル平和賞に推薦された背景や、推薦した人物などを記事にまとめました。

そして、このノーベル平和賞候補としてのノミネートが2ヶ月後に迫った大統領選にどのような影響があるのかも調べましたので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。




ドナルド・トランプ氏がノーベル平和賞!?

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トランプ大統領と言えば、日本に対して防衛費の負担を求める印象が強く、軍事的要求が前大統領のオバマ氏よりも強力だなと感じていました。

なので率直な感想としては、ノーベル平和賞の候補というよりも、もっと別の秀でた部分が評価されるとばかり思っていたので意外性を感じた人も多かったのではないでしょうか?

 

常にアメリカ第一主義で過激な発言が印象的ですし、少々「戦争や暴力で社会が乱れていない状態」というわかりやすい意味の「平和」とは違い、間接的な意味あいや結果論的な評価としてノーベル平和賞にノミネートされたのかな?と思います。

 

しかしながらトランプ大統領は批判も多いのですが、有限実行かつ実利主義者なところもあり、ちょっとやそっとの批判では折れぬ信念が結果として争いの種を未然の防いでいたのかもしれません。

トランプ大統領の意外な実績


4年前にはドナルド・トランプ氏が大統領になる可能性は相当薄いもので、日本で例えるなら堀江貴文さんのような影響力はあるけれど、流石に大統領は…。

と思われている人でしたし、ドナルド・トランプ氏が大統領になったら過激な公約が多かったため世界でも戦争が起きるのでは?という不安の声が日本国内でも結構ありましたよね。

しかしながら、この4年間でドナルド・トランプ大統領は戦争をしていないという意外なところがあるんです。

アメリカにとって軍事的な宿敵であるイランに対しても強硬な経済制裁を加えても軍事攻撃は行っていないなど、口撃はしても攻撃まではしないという駆け引きの強さを感じさせる場面の多い大統領だと思います。

トランプ氏をノーベル平和賞に推薦したのは?

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ドナルド・トランプ氏をノーベル平和賞の候補に推薦した人物の個人名は出ていませんが、反移民の右派政党・進歩党(Progress Party)に所属する議員であることが分かっています。

僕やこの記事を読んでくださっているあなたや、ドナルド・トランプ氏の友人や知人などの誰もがノーベル平和賞の候補に推薦出来るわけでもなく、各国の閣僚国会議員大学教授なしか推薦する資格を持ち合わせていないようです。

今回のドナルド・トランプ氏のノーベル平和賞候補に推薦したのは情報収集した新聞によっては、ノルウェーの右派系議員がノーベル賞委員会に提出したとの一節もあり、個人名こそでてはいませんが、議員による推薦が多いように感じました。

ドナルド・トランプ氏がノーベル平和賞の候補の理由

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今回ドナルド・トランプ大統領がノーベル平和賞の候補に上がった理由を調べると、

〜8月のイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の国交正常化の仲介への貢献を推薦の理由としている。〜

引用元 日本経済新聞

とありました。

これはユダヤ教とイスラム教という決して宗教上なかなかお互いに手を取り合えない者同士の中を取り持ったという、過去に誰も成し遂げることが出来なかった偉業のようです。

なので、ノーベル平和賞を受賞する理由としては、十分な偉業は達成されています。

戦争を起こさないアメリカ大統領“としても一部で評価されていますが、他国の外交正常化への仲介の手腕による実績が今回のノーベル平和賞候補へのノミネート理由となっています。

トランプ氏のノーベル平和賞候補による大統領選への影響は?

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今回のノーベル平和賞候補ドナルド・トランプ氏がノミネートされたことは、2ヶ月後に控えた大統領選に対しては好影響があると思われます。

 

もちろん、現役の国のトップをノーベル平和賞の候補にするのはいかがなものか?という正論もあるとは思います。

ですが、大統領選では自分にとって使える有益かつクリーンなイメージを増幅させる情報は手札として多いにこしたことはないです。

 

現役政治家に対する平和賞は時期が早いし、ノーベル平和賞自体にその意義を疑問視される声も色々なコメントから散見されますが、トランプ大統領自身も今回のノミネートに対しては素直に喜ばれているようですし、僅差の大統領選における後押しにはなると考えられます。

ドナルド・トランプ氏とノーベル平和賞に関するまとめ


正直、僕自身がトランプ大統領をイメージで判断しているところがあったため、今回のなぜ彼がノーベル平和賞候補に推薦されたのかを疑問視していました。

しかし、実益を追いつつも、長年アメリカは世界の警察官と表現され、時に批判されてきたその役割を降りるという姿勢を徹底していましたし、歴代大統領とは異色の奮闘をみせてくれているのかもしれません。

 

もちろん、まだトランプ大統領はノーベル平和賞候補であり、まだ受賞はされていませんし、現職の政治家がノミネートされる事自体を不快に思われる方などもいると思われます。

ですが、今回のノーベル平和賞候補という話題は、トランプ大統領がしてきた実績を厳しい目でもう一度みるきっかけにもなりますし、世界の情勢を知る上でもアメリカ大統領周辺から得られる情報は非常に多いので、積極的に調べる価値は絶対にあります。

なので、今後のアメリカ大統領選だけでなく、その先の2021年のノーベル賞の受賞者にも注目して行きたいと思います。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。