連日ニュースで話題になっている自民党総裁選。
これからの国を背負う者として、次期総理は誰になるのか、国民からも多くの注目を集めています。
名立たる議員が出馬する中、最も有力候補とされているのが菅義偉官房長官です。
これまでも安倍内閣でも最もメディアに多く露出してきた人物だけあって知名度も申し分ないでしょうが、世論の反応、支持率が気になるところ。
そしてもう一つ気になるところが、菅内閣が誕生した際に気になるのが、閣僚人事の中身ですね。
空席の官房長官は誰になるのか?
閣僚人事の予想は?などをこの記事でご紹介します。
菅内閣の官房長官は誰に?
官房長官といえば、官僚のトップでもあり、首相の側近とも呼ばれる存在です。
今後誕生の可能性が高まる菅内閣では、その重要なポストが誰に渡るのか。
さまざまな憶測が飛ぶ中、この人ではないかと挙がったのが「河野太郎」衆議院議員です。
河野太郎氏が官房長官に相応しい理由
河野太郎氏は、安倍内閣の防衛大臣として務め、過去には韓国との軍事情報協定を破棄したことで話題にもなりました。
今回の自民党総裁選に一度は出馬表明をしましたが、それを辞退し、菅氏を支持する側にまわっています。
官房長官の仕事は、各省庁との政策のまとめ役や、首相不在時の危機管理、政府からの意向、意見を記者の前で発表する所謂スポークスマンなど、その責任は重大です。
首相との相性が良く、統率力や判断力に長け、記者の前でも毅然とした態度でいられる人物が求められます。
河野太郎氏の人脈と人気
菅氏と河野氏は同じ選挙区で親交もあり、他政党や海外の政財界にも人脈を築くほど顔が広いです。
記者に対しても棘のある質問返しをするなど、堂々とした態度を崩しません。
また、河野氏は国民からの人気も高いです。
河野氏はSNSにも精通しており、頻繁に情報を発信するほかに、政治家らしからぬユーモア溢れる発言に注目を集めています。
官房長官は河野氏が候補に挙がるほかにも、参院幹事長の世耕氏、小野寺氏が国民からの希望の声が見られますが、元々無派閥の菅氏、誰を就任させるかがまったく予想できないというのも事実です。
菅内閣の主要大臣の予測
菅氏が首相に就任された際に、もう一つ気になるのが閣僚人事です。
現在、内閣の組織には16人近くの国務大臣が所属しています。
仮に官房長官が河野氏に選ばれれば、防衛大臣のポストは誰になるのでしょうか。
菅内閣ではどのような人事配置を行うのか、気になる閣僚をピックアップして予測を立ててみました。
官房長官:河野太郎氏
防衛大臣:小野寺五典氏
財務大臣:甘利明氏(麻生太郎氏)
外務大臣:茂木敏充氏
今回の閣僚人事は大きな変動が起きないことが予想されます。
というのも、現在深刻な感染症問題、経済問題を抱えている真っただ中、今支障をきたすような人事異動は得策ではないのでは、が私の見解です。
菅内閣の防衛大臣という重要ポストには?
上述した閣僚ですが、まず官房長官に河野氏が就任した場合、防衛大臣が空席になります。
その席に適任なのが小野寺氏ではないでしょうか。
その考えの根拠としましては、小野寺氏は、第一次・第二次安倍内閣には続けて防衛大臣に任命されました。
中国との尖閣諸島問題では、冷静な分析や視野の広さに国民からの評価は高いです。
今尚続く尖閣諸島問題など対応できる人物として、防衛大臣には小野寺氏が戻ってきて欲しいとの声も多く集まっています。
菅内閣の財務大臣という重要なポストには?
続けて財務大臣には甘利明氏が適任ではないかと思われます。
感染症による深刻な経済への打撃、まだまだ感染症の終息が見えず、対策や補償に追われている現状です。
経済活性化のためにも政策や補償を行うには財務大臣の手腕が問われますが、肝心の財務大臣が財政規律を気にしている人では動けません。
今後の経済対策や補償のためにも、機動力のある甘利氏が適任だが、麻生氏が留任する可能性も高いため、財務大臣のポストの予想は難しくもあり興味深いです。
菅内閣では心配されるのが外交
菅氏は外交の経験はほとんどなく、アメリカや中国をはじめ、その他各国と今後どのような関係性が構築されるのか不安の声があります。
外務大臣と連携を取りつつ行うか、大臣に一任するか予測されますが、ここは英語が堪能である茂木氏を留任させるのがベストではないでしょうか。
依然として問題が山積みですが、菅内閣では官房長官のほか、感染症対策と経済問題、外交に当たる人物が注目されることでしょう。
菅内閣の政権支持率と国民の期待の声は?
9/12に自民党総裁選が開催されます。
菅内閣が発足した場合、その支持率はどれくらいでしょうか。
菅氏、石破氏、岸田氏と候補者がいる中、次期総理は誰がいいかの世論調査では、菅氏が38%と候補者の中で最も多く、菅内閣に期待する反応が見られます。
まだ誕生していない菅内閣なので支持率の予測は難しいかと思いましたが、来たるべき菅内閣の方向性や今後取り組むべき課題をリサーチしていると、安倍内閣で培った政策を軸に国政に尽力するであろうことが予想されます。
となると、最も菅内閣の政権支持率としての予想を立てやすいロールモデルが安倍晋三氏による安倍内閣の支持率だと考えられます。
なので、今回は安倍内閣の政権支持率を参考にして菅内閣の政権支持率考えさせていただきたいと思います。
安倍内閣の直近の政権支持率
ちなみに、安倍内閣の8月の政権支持率世論調査は
支持する34%
支持しない47%
2020年4月以降は支持するが30%台を推移しています。
支持する理由は、
「ほかの内閣よりはマシ」
「支持する政党がない」など。
支持しない理由は
「政策に期待が持てない」
「内閣に信用がない」など。
安倍政権が発足した当初40%台だった支持率は、芳しくない結果となりましたが長い期間の安定政権を築いた実績は多くの国民から支持された点です。
菅内閣に求められる国民の声
菅内閣に期待する項目として最も多かったのは「リーダーシップ」です。
現状の感染症問題、経済問題が深刻化する中、いかに首相として行動できるかを国民は期待しています。
次に多かったのが「公正さ、誠実さ」です。
色々と疑惑、スキャンダルの多かった安倍内閣でしたが、菅内閣ではクリーンな政治を行ってほしいと国民の願望とも取れますね。
むしろ安倍総理は国外からの評価は高いのに、国内からの評価を著しく下げてしまったスキャンダルな部分は菅内閣にとっては大きく改善出来る部分だと考えられます。
なので菅内閣が誕生したら、どのようにして公正さや誠実さをアピールするかによっては安倍政権以上に国民から期待される可能性もあります。
30%台まで下がってしまった内閣は、菅氏によって回復するのかが注目されます。
菅内閣の防衛大臣や大臣の予想と国民の期待のまとめ
安倍首相の退任後、次期首相は菅官房長官が最有力候補です。
菅内閣の官房長官のポストには、菅氏とも相性が良く、国民からも支持がある河野太郎氏が選任されるのではないかと予測しました。
内閣の閣僚人事については、感染症問題、経済問題が深刻化する現状では大きな変動はなく元閣僚を抜擢するのが得策ではないでしょうか。
菅内閣ではどんな政治を見せてくれるのか、国民への期待と信頼を取り戻せるのか、今後に注目したいと思います。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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