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将門の首塚は移動した?工事完了で呪いやご利益などの影響を調査

将門の首塚は移動した?工事完了で呪いやご利益などの影響を調査
昨年11月頃から工事が行われていた将門の首塚2021年4月27日に無事完了したことが公式HPから発表され話題になりました。

 

将門の首塚の工事は今回で6度目。

 

工事の度に、事故か呪いか、とにかく将門の首塚を移動すると物騒な事件が起こるとうわさ話が流れていました。

 

ですが、今回の平将門の首塚の移動工事は今のところは何事もなく(?)無事工事を終えたことに安堵した人も少なくありません。

 

ところで、将門の首塚を移動すると呪いが起こるのは本当の話なのでしょうか?

 

一方で、将門の首塚にはご利益があると、一種のパワースポットとして観光名所にもなっているようです。

 

今回の記事では、工事で注目された将門の首塚について、呪いの真相やご利益の可能性をまとめました。




平将門(たいらのまさかど)の首塚は移動した?


将門の首塚は、東京都大手町のビルが建ち並ぶ一角に、平安時代の豪族「平将門」の首を祀る塚があることで有名スポットです。

 

歴史深い将門の首塚に移動工事が行われ、以前の面影も残らないほど、その姿の変わりように驚いた人もいるのではないでしょうか。

 

移動工事といっても場所がガラッと移動したわけではありません。

 

首塚を囲んでいた白壁や生い茂っていた木々たちはきれいに撤去され、以前の鬱蒼とした雰囲気とは打って変わり、日差しに照らされ随分と明るい空間になりました。


(驚異的なビフォー・アフターに平将門様も落ち着いて眠れないとの声も)

土だったところも一面砂利が敷かれ、きれいに舗装された石畳の中央に将門の首塚が立っています。

 

日本庭園の雰囲気にすら感じる姿に変わった将門の首塚ですが、まわりの反応は意外にも賛否両論です。

 

明るくきれいになり神聖さが増したという声もあれば、以前の雰囲気が好きだった、時代の変化に合わされたのか・・と寂しさをあらわにする声も少なくありません。

 

ちなみに将門の首塚といえば、可愛らしいカエルの置物がいくつもあったのも一つの名物ですが、工事を終えてから置物の姿が無くなりました。

 

もしかして撤去してしまったのかと心配になりましたが、どうやらカエルの置物は神田明神に引っ越しされたそうです。

 

平将門ほどのビッグネームには変なYouTuberが寄り付きかねません。

下記でも紹介したような心霊系YouTuberが不敬を働かないと良いのですが…。

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将門の首塚の移動工事完了で呪いが起きる?


(呪いという拡大解釈やこじつけもあるかもしれませんが、不敬は良くないですね)

工事は無事に終えましたが、将門の首塚を工事したことで平将門の呪いを懸念する声もありました。

平将門クラスの3大怨霊もビックネーム


(一説では3大怨霊の中でも1番強いのは崇徳天皇との声もありますが……)

平将門は、かの有名な日本三大怨霊の1人と言われています。

 

他にも太宰府天満宮の菅原道真

 

白峯神宮の崇徳天皇

 

二人目の菅原道真は、今は鬼滅の刃に次ぐジャンプの看板作品である【呪術廻戦】に登場するぶっちぎりの最強格の五条悟(ごじょう さとる)や乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)の祖先としても紹介されています。(フィクションですが)

 

そんな学問の神様でもあり呪術廻戦の最強格の祖先や天皇の系譜の1人である崇徳天皇に続く将門の首塚もまた、日本で今尚恐れられているスポットでもあります。

平将門の首塚がメジャーになった伝承とは?


(怨霊という一面の他にも、生前は領民に慕われていたという人格も有名です)

平将門といえば、平安時代の中期の豪族で自ら「新皇」と名乗るほど勢力を伸ばしていましたが、度が過ぎたからか、朝廷から反逆とみなされ「平将門の乱」にて敵の矢を頭部に当たりあえなく討ち取られてしまいます。

 

平将門の首はその後、茨木から京都へ運ばれ、都大路の河原に晒されました。

 

奇妙な出来事が起こったのは首が晒されてからしばらくのこと。

 

目を閉じていたはずの将門の目が突然開かれ、白い光を放って空を飛んだのです。

 

飛んだ将門の首が向かう先は自身の胴がある関東へ。

 

しかし途中で力尽き落ちた先が現在首塚がある東京都大手町と言われています。

 

こうして将門の首塚ができたわけですが、奇妙な出来事はまだ終わりません。

 

将門の首塚は、過去に庁舎や駐車場建設により何度か取り壊し工事が行われようとしていました。

 

ですが、将門の首塚を取り壊そうとする度に、大臣をはじめ庁舎の関係者が次々と謎の死を遂げ、また工事の作業員らが重機転倒により事故死するなど恐ろしい怪奇現象が続いたのです。

 

そのような背景から将門の首塚を工事すると、呪いや祟りに見舞われるという噂が出回り今尚将門の首塚は一部から恐れられています。

平将門の首塚の移動工事で大地震が起こるとの噂も


今回の工事でも実は去年11月に始まってすぐに茨城県でM4.3の地震が発生していて、茨城県には平将門の胴体があることからちょっとした話題にもなりました。

 また将門の首塚を工事してしまったことで近々大地震が起こるのではないか、現在社会を脅かしている流行り病の感染者数が去年の年末から増加傾向にあるのは将門の呪いではないか、など各所で囁かれています。

将門の首塚の移動でご利益がある可能性も!


将門の首塚は一部から怨霊と恐れられていますが、最近ではご利益があるパワースポットとして参拝客が増えています。

 

特にビジネスマンから根強い人気があり、将門の首塚にはよくスーツを着た会社員が参拝する姿が多いです。

平将門の首塚にはなんでご利益が?


(平将門の祖先ではなく、彼と共に戦った一族の子孫ですら今なお将門に敬意をお持ちです。)

平将門は怨霊とは言われているものの、生前は決して悪人というわけでなく、弱い民を守るため勇敢に戦った武将で民から人気がありました。

 

平将門の勇猛果敢な姿から、勇気、決断力、勝負運のご利益があると言われていて、仕事で成果を挙げるためや、ここ一番の大勝負の前にといった人が参拝しています。

 

平将門の首が胴体の元へ帰ろうとしたことから、転勤や海外出張から無事に戻ってこられますようにと願掛けでも有名ですが、それを一役買っていたカエルの置物が無くなってしまったので効果が気になるところです。

 

ほかにも首を祀っていることから、会社でリストラに合わない、首から上の病気から守ってくれるなど、仕事面だけでなく健康面にもご利益あると言われています。

 

ただ平将門は不真面目な人には厳しいとも言われ、仕事をサボるような人や悪事を働く人、また首塚を軽率に参拝する人には祟りに見舞われるとか。

 

日本三大怨霊とも呼ばれ、どこか怖さや恐ろしさの印象が強い将門の首塚ですが、中身は民衆のために戦った偉大な武将、死後もさまざまな逸話を残すほどその念の強さからご利益は折り紙つきです。

 

また大手町から近い千代田区外神田にある神田明神も平将門とゆかりある場です。

平将門の首塚の移動工事の影響のまとめ

 

将門の首塚の移動工事が行われ、かつてのおどろおどろしい姿から一変、日の光に照らされた開放的な空間へと生まれ変わりました。

 

過去には死者が出るほどの奇妙な現象を数々残していた将門の首塚。

 

今回の工事でも茨城県で地震が起こるなどヒヤッとすることもありましたが、無事工事を終えて安堵した人もいるでしょう。

 

将門の首塚は呪いや祟りで恐れられている一方で、仕事や健康でご利益を授かれるパワースポットとしてビジネスマンを中心に根強い人気を誇っています。

 

呪いや祟りでも、ご利益でも、どちらの評判もあり将門の首塚の聖地が持つ、謎の力の強さは計り知れませんが一つだけ言えることは将門の首塚の前では無礼な行いは慎んだ方がいいでしょう。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。