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イカゲームコインとは?暴落と開発者の責任を購入者の被害の声から調査

イカゲームコインとは?暴落と開発者の責任を購入者の被害の声から調査
暗号通貨として一部のファンから支持された『イカゲームコイン』が大暴落したニュースに投資界隈は騒然としています。

 

話題沸騰中のドラマ「イカゲーム」からなぞったイカゲームコイン。

 

人気高いドラマだっただけに時価総額は一時60億ドルにもなりました。

 

ところが60億ドルにもなった直後、値は0.1に!

 

目を疑うほど一瞬の出来事でした。

 

原因は開発者のまさかの逃亡という説も。

 

真偽は不明ですが、イカゲームコインを現金化して持ち逃げしたという事実が話題です。

 

この大暴落にイカゲームコインを購入してしまった被害者が多数、各所から悲鳴が挙がっています。

 

下手すると人の人生を左右されかねない開発者の行いにはちょっと放ってはおけませんね。

 

今回の記事では話題のイカゲームコインについて、暴落と開発者の責任を購入者の被害状況から調査しました。




イカゲームコインとは?


イカゲームコインとは、今年(2021年)10月26日から取引開始された暗号通貨です。

 

イカゲームとは動画配信サービスネットフリックスで配信中のドラマのことで、

だるまさんが転んだ

型抜き

ビー玉遊び

など昔懐かしの遊びを、勝てば大金、負ければ即死亡というデスゲームで繰り広げられる緊迫感溢れるドラマです。

 

ネットフリックス内でもランキングトップになるほど人気を集めていて、すでにご覧になった方もいるのではないでしょうか。

 

そのドラマをモチーフに開発されたのがイカゲームコインです。

 

伏線も巧妙に張られた大人気ドラマだっただけに購入してしまった方も多くいます。

 

まさかこんな悲劇が起ころうとは思ってもみなかったでしょう。

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イカゲームコイン暴落と開発者の責任


(リアクション芸人ではなくところに悲壮感を感じます)

10月26日に取引が開始されてからドラマの影響もあって購入者は続出し、11月1には1単価12セント(約14円)だったのが2800ドル(約32万円)にまで上りました。

 

ですがその直後、価格は大暴落。

 

原因は冒頭でも述べさせていただきましたが、開発者の持ち逃げという説が有力です。

 

その額なんと2億4000万円相当にも及び、開発者は音信不通で行方をくらましています。

 

実は投資界隈にはこうした詐欺被害が多発しており、暗号通貨の中には詐欺コインと巷で噂になっているものまで存在します。

 

【イカゲーム】という作品は全く今回の詐欺問題とは関係ありませんが、イカゲームという作品に魅了された人が大金をはたいてるのも事実なので、作品のイメージダウンにも関係しそうです。

 

そういう意味では【イカゲーム】という作品も今回の詐欺問題の被害者でしょう。

 

※イカゲームを超えるやばいアプリも国内にありやす!

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イカゲームコインと過去の仮想通貨詐欺


イカゲームコインはドラマ「イカゲーム」と何ら関係も無く、ネットフリックス側もイカゲームとの関連性を否定しております。

 

もちろん名前を使用する許可も出していません。

 

なのでイカゲームコインの開発者は当然詐欺罪です。

 

似たようなケースで仮想通貨で事業への出資を募るIOC(イニシャル・コイン・オファリング)を悪用した詐欺があります。

 

アメリカでは、IOCを用いた詐欺罪で逮捕された詐欺グループが数千万円~数億円の罰金が科せられる事例が出ていました。

 

イカゲームコインの開発者も当然お縄にちょうだいして欲しいところですが、暗号通貨という匿名性の高さから捕まるかどうかは難儀ですね。

 

日本でも数年前の暗号通貨(仮想通貨)ブームの時は凄まじくIOC(イニシャル・コイン・オファリング)を利用した詐欺案件が日常に溢れていたように思います。

 

最近では、仮想通貨≒詐欺?という警戒心を持つ人も増えたので引っかかる人も減ったように思いますが、【イカゲーム】という最近の作品の中でも話題性をひっさげている影に隠れての詐欺は本作品への人気を悪用した酷い詐欺でしょう。

 

※仮想通貨よりもAIで仮想恋人気分の方が無難ではないでしょうか。

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イカゲームコインの購入者の被害状況


今回のイカゲームコイン大暴落で3億円以上の損失を負った人もいるのだとか。

 

その購入者は元々10万円分を購入してわずか1週間足らずで30万倍の3億円にまで跳ね上がりウハウハだったのも束の間、大暴落の被害にあわれたようです。

 

実際の被害額は当初の10万円だと旗から見たら人生終わるほどの損害では無さそうですが、3億円にまで上昇した喜びからの大暴落では当事者の心理としては心が壊れちゃいそうですね。

 

このように被害を受けた投資家は多数いるようです。

 

そもそもなぜここまで被害が多い=購入者が多いのかは開発者の嘘告知にあります。

 

開発者はイカゲームコインの取引を始めた際、イカゲームコインを購入すると、のちに出るドラマ「イカゲーム」に因んだオンラインゲームに参加できること。

 

さらにゲーム内でイカゲームコインを使用できると告知していました。

 

ドラマ内のようなゲームを体験できると聞いたら作品に感銘を受けたファンであれば、ちょっと買ってみようかなって思いますよね。

 

ところがイカゲームコインもゲーム自体も真っ赤な嘘。

 

開発者は逃亡して、売ることもできない無価値な暗号通貨だけが残っただけになりました。

 

これは計画性をバッチリ感じさせますね。

 

※詐欺と言えばテレグラムアプリも黙っちゃいません!

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イカゲームコイン購入者の被害の声


(意外と国内でのイカゲーム騒動に巻き込まれた人は少ない模様)

【イカゲームコイン】は、一時は日本でもTwitterでバズったものの、意外とネット上の声は冷静です。

 

ちなみに3億円を失った購入者はテレビの取材に対し、

 

「怒りもありますが、またかという感じですね」

 

と語っています。

 

意外と冷静、というのも暗号通貨詐欺というのは投資家内ではよくあることなので、今回の大暴落に「やっぱりか」と思った人は多いです。

 

それだけイカゲームコインは怪しい雰囲気はありました。

 

開発者がイカゲームコインを発行するにあたって、公開された資料には細かいスペルミスがちらほらと見つかっています

 

意外とずさんな資料からは、見る人が見れば警戒に値する兆しなのでしょう。

 

またSNS上のプロフィールも存在していなかったとか。

 

被害者の中にはイカゲームコインの大暴落によって生活がピンチになったという話もありますが真実かどうかは定かではありません。

 

暗号通貨詐欺の疑念の影がありながらも結果的に時価総額が60億ドルにまで上ったのはやはり人気ドラマが影響したのでしょうね。

 

「あの話題のドラマの暗号通貨、面白そうだから買ってみよう」

 

「よくわからないけど値が上がっているから買ってみよう」

 

といった人たちが大暴落の被害者になったようですね。

 

※善意による詐欺で名を馳せたシャワーヘッド詐欺は物理的に威力ありましたね。

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イカゲームコイン暴落の関係者の声のまとめ


(ちなみに僕もイカゲームという作品は視聴しましたが面白かったです)

イカゲームコインが急転直下の大暴落を起こし、被害者が続出した今回の騒動が話題に挙がりました。

 

ネットフリックスで人気のドラマ「イカゲーム」から模した暗号通貨。

 

その正体はドラマとは何ら関係のない偽物でした。

 

開発者はイカゲームコインを現金化し、2億4000万円ほどの大金を手に逃亡中です。

 

ネットは怒りや悲しみの声で溢れているかと思いきやリサーチしてみた結果としては、意外にも冷静で、どちらかといえば「やっぱりか」という声がほとんど。

 

投資家内では今回のような暗号通貨詐欺は珍しくない話、イカゲームコインについては資料のスペル間違いやSNSが存在しないなど怪しさ満点でした。

 

イカゲームコインが大暴落したのも予想の範疇、話題のドラマだっただけにちょっとしたブームが起こっただけのようですね。

 

イカゲームコインは詐欺のようですが、本作は日本の有名作品でも見かけたシチュエーションも多く、それらの作品の良いとこ取りというかブラッシュアップとも言える部分が多くて視聴しやすかったです。

 

もしもNetflixに加入されているなら、様々な伏線があることを意識してみると楽しめると思いますし、イカゲームコインを購入しちゃった人の気持ちも少しだけわかるかもしれません。

 

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。