「友達を、売ろう。」
とんでもないキャッチコピーが今話題を集めています。
ただ、近年まれに見るキャッチフレーズのインパクトにネット上ではかなり話題になったようですね。
その正体は、お友達紹介プログラム『フレイン』です。
フレインは、女性が同性の友達を紹介することで報酬がもらえる異色なアプリです。
ネット上ではすでにかなりの物議を呼んでいます。
最近よく耳にするパパ活。
いわゆる売春を彷彿とさせるような危険性を感じますが、本当に安全なのでしょうか。
友達を紹介するだけで報酬がもらえると聞いては、友人を売る人も出てくるのでは。
今回の記事では、今話題の「フレイン」について、パパ活アプリの危険性と友人を売る可能性を調査しました。
フレインの正体とはパパ活アプリなのか?
今(悪い意味で)話題になってるパパ活アプリのフレイン、いきなり「友達を売ろう」のパワーワードにぶん殴られたけどやってることそのままマルチで笑ってしまった。これが純粋悪か pic.twitter.com/QEJ5QHotDF
— るう先生 (@rule_kind) October 28, 2021
パパ活アプリなのでは?
と真っ先に思った方も多いはず。
友達を紹介→その友達がフレインに入会→男性とデートをしたら報酬が支払われる
という仕組み、マッチングアプリや街コンに近いようにも見えます。
フレインの公式サイトには度々
「風俗や水商売ではない」
と記載されているのもどこか怪しい・・・。
フレインは善良なアプリの可能性も?
さらにフレインとは?の紹介文には、
”女性の登録動機は「生活費がほしい」や「ほしいものがある」などの『金銭的理由』がほとんど゛、金銭的に困っている女性を救いたいとうたっています。
部分部分を切り抜けば結構善良なアプリかと思う人もいるかも知れませんが……。
大半の人は、もはやこの時点でマッチングアプリや街コンのような、恋活や婚活をするようなアプリではないと言っているようなものです。
フレインの本質は【よくある質問】で明言されている?
そしてきわめつけは、サイトをご覧になった方はすでに気付いた人もいるのではないでしょうか。
トップページからはわかりませんが、ページ右上の「よくある質問」をクリックして画面が切り替わると、ページ右上のサイト案内に新たな項目が表示されます。
「フレイン口コミ」、その中身には「パパ活女子レビュー」
はい、パパ活アプリでしたね。(結論)
残念ながら口コミ項目をクリックしてもトップページに移るだけで詳細はわかりません。
もはや健全なアプリではない可能性や風俗や水商売より質の悪いマルチ商法ではないかという意見もSNS上では見かけるほどです。
パパ活アプリとフレインの危険性
友達を紹介すればカネが貰える新出会い系(パパ活?)アプリ「フレイン」。『友達を、売ろう。』のコピーが『ダメ。ゼッタイ。』みたいでインパクトあるな… pic.twitter.com/78ERv6eP0R
— 高木瑞穂@新刊『覚醒剤アンダーグラウンド』 (@takagimizuho2) October 29, 2021
フレインのほかにも、パパ活アプリというのは検索すればいくつも出てきます。
パパ活アプリは相手探しや事前交渉など行えて、誰でも簡単に登録ができるので、近年パパ活に手を出す若者が増えています。
ですが一方で、パパ活によるトラブルも急増しているのです。
パパ活は表面上、若い女性が男性とデートをする見返りとしてお金がもらえる、あくまで体の関係はないと主張しています。
実際には、金銭次第で体の関係も許してしまう女性も多く、対価が支払われるどころか、逆に女性側が拒んでも強要されてしまうケースが多発しています。
中には盗撮、盗難、暴力、ストーカー被害に発展するケースも。
またパパ活によって女性側の心理的変化も生じます。
パパ活は女性側からすれば簡単にお金を稼げる手段です。
1回のデートで2~3万円の報酬、場合によってはそれ以上、パパ活だけで月に数十万円もの金額を稼げます。
パパ活で生計を立てられてしまうから普通に仕事をするのが馬鹿馬鹿しい、そうして社会復帰が出来なくなる女性も少なくありません。
もはや麻薬ですね。
肝心のフレインですが、フレインもまたパパ活アプリなので、これらのトラブルを誘発しかねない可能性を秘めているのは言うまでもありませんね。
そしてフレインの危険な点は、フレインで紹介した(紹介された)友人が何らかのトラブルが起こっても運営側は一切関与しないことです。
フレインを利用して性犯罪、金銭トラブルが起きても全部自己責任というわけです。
パパ活を知っている人なら百も承知でしょうが、お金欲しさに安易に手を出すのは危険を伴います。
パパ活アプリに友人を売る可能性とは?
(何気にフレインに関する動画は多く上がっていておもしろいです)
フレインを始めたユーザーが自身の友達を売る可能性は充分あるでしょう。
だって紹介するだけでお金を稼げるのですから。
フレインはサイト上に毎月の報酬実績をアップしていますが、それを見ると会員の中には月に10万~20万円稼いでいるのがわかります。
自らがパパ活を行わずとも、数万円も稼げるのだからおいしい話ですよね。
ある日突然フレインからお知らせが届いたら、誰かに売られたんだなと思ってください。
ただ、【売る友達がいない……】というパワーワードによる返答などにも趣(おもむき)を感じずにはいられません。
フレインは友達を紹介するだけでお金もらえるの?
その考えは激甘です。
というのが調べたところのによる回答になります。
正確には売ったと思った友達が行動してくれなくては報酬は入らないのです。
そのあとの流れとして、面接→採用→デートまでしないと報酬が支払われません。
ですが、フレイン会員によって起こり得るケースは、数打てば当たる形式です。
フレイン会員はお金欲しさに、手あたり次第紹介します。
本当の友人だけでなく、面識は少ないけど連絡先だけ知っている相手、SNSでのフォロワー同士など。
マルチ商法やねずみ講のように会員数、売られる被害が増えるかもしれません。
フレインよりも利用者のモラルの方が遥かに危険かも?
もう1つ考えられるのは脅迫、いじめです。
会員にならないと酷い目に合わせると相手を脅し、無理やり会員にさせて男性とデートを強要するケースも考えられます。
繰り返しになりますが、自分がパパ活をするわけではないのでパパ活トラブルに合うこともなくお金だけがもらえる仕組みです。
つまり、自分は純潔を保ちつつも、いじめや話術や詐術などによって友達の純潔や身体や心を売り払うことが出来てしまう人物が爆誕する可能性もあるのです。
フレインという会社以上に、それを利用する人の価値観によっては、今までのどのパパ活アプリより悪質なアプリになってしまうかもしれませんね。
そんなことよりもパパ活をしたいパパたちは女の子になれるアプリで遊んだほうが健全です(錯乱)
フレインとパパ活に友人を売る可能性のまとめ
パパ活をする上で気を付ける事ってなんですか? pic.twitter.com/R6iKWddrz9
— カブキハカセ (@kabuki_hakase) October 24, 2021
(個人的な結論はパパ活や辞めてください)
友達を、売ろう。
というパワーワードで良くも悪くも注目されたフレインの正体は、パパ活アプリでしょう。
重ね重ね思うのですが、凄まじいキャッチフレーズです。
誰でも思いつきそうなのに、企業のキャッチフレーズとして今まで使われなかった切れ味には多くの人が反応を示したほどですからね。
しかし、その切れ味鋭きキャッチフレーズの中身は、昨今で問題になっているパパ活。
いくらキャッチフレーズが秀逸でも紹介されるものまでが秀逸かと言われると、そうではない可能性も調べていると浮き彫りになりました。
フレインでは自らがパパ活に手を染めることなく、友達にパパ活をさせることでお金をもらえる斬新かつ異常なアプリです。
フレインの登場で、友人を売る人が続出する可能性は充分考えられます。
これがフレインの企業理念であるWin-Winと本気で思ってくれる利用者も、もしかしたら存在するかもしれないので悪いアプリとは断言出来ませんが、悲劇や混乱を生む可能性の方が正直多いかなと感じました。
なぜならパパ活はネーミングこそソフトで優しいですが、その実態は性被害、暴力、金銭トラブルなどの被害が後を絶たない背景があるからです。
たとえそのような事態が起こってもフレインでは運営側は一切の責任を負わないことを明言しています。
正直、このフレインというアプリが利用者感のトラブルも完全にサポートする形であれば悪用も防げる可能性もありますし、改良次第ではもっと誠実なアプリに方向転換する可能性も期待できました。
ですが、
【運営側は一切の責任を負わない】
の明記によって何とも勝手極まりないアプリだと感じてしまいます。
そしてパパ活ってパパの方もダメですからね(当たり前)
簡単にお金を稼げる手段として、ありとあらゆる方法で友達を売る人が増える助長アプリにならないことを祈ります。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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