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逆キメハラとは?で鬼滅の刃ファンが被害者になる理由とアンチの狼藉

逆キメハラとは?で鬼滅の刃ファンが被害者になる理由とアンチの狼藉
逆キメハラ」というキーワードが突如として話題です。

先週から「キメハラ」という造語が朝の情報バラエティ番組でも取り上げられ、社会現象になるまで知名度をあげてしまったがゆえに、まだ鬼滅の刃という作品を見ていない人をディスリスペクトな対応を取ることが問題になりました。

鬼滅の刃という作品を愛する者同士は互いにリスペクトし合うものです。

しかし、劇場版の興行収入も200億円を超え、原作も1億部の売上という驚異的な作品を知らぬ人に対して、興味のある無しを問わずオススメされることが問題だったのですが…。

今やキメハラをする人に怯えるアンチから、鬼滅の刃に対する熱烈なファンへの反撃の狼煙があげられたと言っても言い過ぎのようでいて、言い過ぎでもない問題が「逆キメハラ」となっています。

今回はキメハラという造語から、さらにキメハラの意味を破壊するような鬼滅の刃アンチのによる「逆キメハラ」について紹介させていただきます。




逆キメハラとは?

逆キメハラとは?で鬼滅の刃ファンが被害者になる理由とアンチの狼藉1
逆キメハラ」とは、簡単にお伝えすると、鬼滅の刃の大ファンであったり、作品に感動する人への辛辣な対応をする人のことです。

キメハラというキーワードが爆誕したせいか、最近は鬼滅の刃のファン層の方たちのマナーも回復しているとの反応もあるなかで、突如として顕現した「逆キメハラ」という言葉。

鬼滅の刃という作品に興味が無いにも関わらず、あまりにも鬼滅の刃に関する報道に対する苛立ちをファンにぶつけるという人もチラホラ現れました。

別に作品に興味が無いなら、スルーするなり、「私には興味がない」程度なら「逆キメハラ」なんて言葉は生まれませんし、問題にもなりません。

しかし逆キメハラとは略さずにお伝えすると、逆の鬼滅の刃ハラスメントなのです。

つまりハラスメント行為とも取れる嫌がらせを鬼滅の刃ファンに行うことが今回の問題点になっています。

逆キメハラの具体例


逆キメハラの具体例としては、家族や同居人には別に勧めてもいないのに、自分の所持している鬼滅の刃の原作を勝手に読まれて、勝手に批判する。

僕も仲が良いと思っていた友人を自宅に招いた時に、挨拶代わりにベッドの下をまさぐられて、今やコンビニエンスストアから撤去されてしまうような内容の本を勝手に見つけられて話題にされた時はさすがにキレそうになったものです。

逆キメハラとは少々話題がズレましたが、人の好きな作品をやり玉に挙げた上に、人格までも攻撃するなど常軌を逸する狼藉もSNS上では見受けられます。

または、今話題だからと劇場版鬼滅の刃無限列車編を観に行くも、

「なんでこんな作品で感動できるの?」

などせっかく休日に映画館に足を運んで鑑賞後の余韻を台無しにしたり、作品を見て感動している気持ちを踏みにじるような狼藉が問題視されています。

特に、上記のつぶやきのような鬼滅の刃アンチの人の心無いワンフレーズの破壊力には眼を見張るものがあるのではないでしょうか?

「映画とかでなく意味が分からない」

「どうせ泣かせようとして作っているだけでしょ?」

など作品を批判しつつも、感動している人まで傷つけるという友達だったらとても嫌だなぁ。

という言葉を投げかけてくるのは問題でしょう。

別に鬼滅の刃に限ったことではなく、好きな作品がある人に対して送る言葉としては、あまりにも共感性が足りないと言わざるをえません。

逆キメハラで鬼滅の刃ファンが被害者になる理由


上記のつぶやきのようなナチュラルに鬼滅の刃に興味の無い人を煽るような人も減ってきているのも事実です。

そもそもキメハラという言葉自体もメディアによる造語でしたし、メディアによるレッテル貼りが上手いとしか言いようがありません。

なので、キメハラという造語によって鬼滅の刃に興味の無い人を被害者にしたあとは、今度は逆キメハラによって鬼滅の刃ファンも被害者に仕立ててみるか!みたいなノリではないでしょうか。

個人的には鬼滅の刃は素晴らしい作品だと思います。

劇場版はまだ見ていませんが原作は全て少年ジャンプで毎週読んで、コミックも揃えているぐらい好きですが、それでも興味ない人の方が多いはずです。

映画の来客動員数も日本に居る人の12人に1人は足を運んでいるなんて凄い表現もありましたが、10人いたら9人は映画館に足を運んでいないことも事実ですし、キメハラなどとは言われても、見ていない人の勢力の方が強いのではないでしょうか?

それに鬼滅の刃という作品に本当に感化している人であれば、興味の無い人や、見たくもない人に作品を勧めるようなことはしないと思います。

なので、キメハラもそうでしたが、「逆キメハラ」 という造語自体がまたもや大手メディアによって作られた中身の伴わない新しいトレンドなのかもしれません。

まったく興味を持たれないよりも悪目立ちをした方が、結果として更に興味を持ってもらえるのはマーケティングの常套手段ではあります。

鬼滅の刃という作品の世界観の余韻を楽しみたい人と、興味の無い人の対立はお茶の間でも視聴率がかせげそうですからね。

逆キメハラで行われるアンチの狼藉とは?


逆キメハラによる狼藉をする人は、別に鬼滅の刃と関係無いところでも他人に対して配慮の足りない言動や行動が多いと思います。

おせっかいな人は、良かれと思って他人のためになにかしらの行動をする人で可愛らしいのですが、勝手に相手から近寄ってきて自分の1番のお気に入りの作品をボロクソ言うなんて「逆キメハラ」という流行の身を包んだだけの狼藉者です。

身内や恋人にいたら辛いのですが、関係性が薄い人にされたらしばらく距離を置くか、浅い縁であれば切らせていただきたいなと思います。

ただ、今のところヤフーニュースなどで取り上げられているのは身内の例ばかりで相当つらそうです。

しかし、「逆キメハラ」という嫌がらせの最上級な形容詞のハラスメントを使用してしまう理由としては身内や恋人に大好きなモノを批判されたりする痛みによるものなのかもしれませんね。

逆キメハラと鬼滅の刃ファンが被害者になる理由のまとめ


一言で言えば、今回もまたメディアによる主語を極めて拡大解釈された報道による一過性のトレンドが「逆キメハラ」だと考えられます。

特に人が最もカチンと強烈な不快感が来てしまう理由の1つに、今夢中になっていることに横槍を入れられることです。

鬼滅の刃は原作の売上によって今や紙媒体の業績の回復に期待の声が上がったり、(僕は電子書籍で購入していますが)劇場版に心打たれた人が、登場人物の1人である煉獄杏寿郎を300億の男にしたい!と強烈なリピーターと化して個人でできる範囲で経済を回しています。

それにいっときとは言え、それだけ夢中になれる作品との出会いは、幸せなことです。

ただし、自分の好きな作品を執拗に他人にも押し付けるのは見ていて暑苦しいかもしれませんが、マナーを守っている鬼滅の刃ファンを無駄に煽るような「逆キメハラ」の存在も決して褒められたものではありません。

あわよくば、「キメハラ」いまだに強烈に行ってしまう存在と「逆キメハラ」という他人の世界観に土足で踏み込む存在とのマッチメイクによって対消滅する展開に期待しています。

今回の記事も読んでくださってありがとうございました。