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JK制服が中国でブームに!ジャージ文化からおしゃれの飛躍を調査

 JK制服が中国でブームに!ジャージ文化からおしゃれの飛躍を調査
JK制服」という朝からエッジの利いたパワーワードがトレンド入りしていることに注目が集まっています。

 

なぜ「JK制服」という日常生活でも、たいして希少性のないものが話題になっているのかというと、中国でブームになっていることが朝のNHKのテレビ番組で放送されていたことによる影響のようです。

 

今回の記事では、「JK制服」がなぜ中国でブームになっているのか?

 

そして、その理由として考えられる中国の学校はジャージをメインユニフォームにしているとのこともあり、そのような文化から、「JK制服」というおしゃれに対するモチベーションが日本より高いのだろうと考えてまとめました。




JK制服が中国でブームに!


JK制服」と当たり前のように紹介させていただいていますが、もしかしたら「JK」の部分が何の略かご存じない方もいらっしゃるかもしれないので説明させてください。

 

JK」とはおそらく女子高生の略であると思われます。

 

僕など普通に女子高生と呼びますし、「じょしこうせい」を「じぇいけい」と呼んでも大して略語としての機能性は感じられませんが、たぶんメールなどの変換の労力を大幅にカットできるから使われているのかもしれません。

 

それかもう一つ考えられるのは風俗関係の隠語かなと思われます。

 

どちらにせよ、その女子高生の制服というファッションが中国でブームになっているという事実はとても興味深いです!

中国の学校はジャージ文化?


中国ではファッション性よりも機能性を重視したジャージがスクールユニフォームになっているケースが多く、日本のような個性のある制服に対してはあらゆるインスピレーションが働くようですね。

 

ただ、日本でも女子高生だけでなく男子高生の制服も高校ごとに個性はあるのですが、やはり女子高生の制服ほどのバリエーションやインパクトには欠けるかもしれません。

 

そして、この「JK制服」という存在は学校にとっても単なるおしゃれで終わるものではなく、その学校にとっても大きな意味があるのです。

 

以前読んだある私立高校のレベルを上げるために、校長先生が何をすれば良いのか?という問題ですが、より良い先生を雇うことや自由な校風を工夫するよりも「どこよりもおしゃれな制服」を作るために有名なデザイナーに大金を払って成功したという例がありました。

 

要は、すでにいる在学している高校生だけではなく、あの高校の入学したら「あんな素敵な制服を着て過ごせるんだ」という明るい未来を想像できることで入学へのモチベーションが大きく上がって受験者数が増加したそうです。

 

中国も機能性だけではない日本のJK制服の裏に隠された想像を刺激する何かを察してさっそく取り入れたのだとしたら、将来的には日本よりも遥かに人口が多いだけに今までにないデザインのJK制服なども生まれるかもしれませんね。

JK制服が中国でおしゃれの飛躍に!

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JK制服」が中国で流行になり始めたは実は今年に始まったことではなく、去年から時折話題になっていたそうです。

 

なので中国のEC(electronic commerceビジネスでもかなりの金額が動くほどの売り上げもあがっているようですし、日本でも「JK制服」と検索すればやたらコスプレ関係の企業や通販サイトが上位表示されていますし、思いのほか大きな市場なんですよね。


中国のネット通販でも「JK制服」の需要は高く、安くても一式6000円ほどとなると、ちょっとお値段の張る私服のような感覚なのでしょうか。

 

今なお越境ビジネスとしての強みを発揮し続ける「JK制服」は中国では「JK系」ブランドとして一つのカテゴリーとしての知名度も上がっているそうです。

 

2020年の春節では中国の通販サイトでJK制服の売り上げが5億元(76億円)を超えたことも他の記事を拝見して驚かされました。

 

今後も売り上げは更に伸びていきそうな予感がしますね!

JK制服が中国でブームの理由のまとめ

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JK制服」という一つの高校ごとに個性があり、それと同時に3年間も同じ服で過ごすためできることなら日本の高校生だって制服を一つの進学先を選ぶ基準にする人も多いのではないでしょうか。

 

もちろん高校を選ぶ基準は何を学びたいか?とか偏差値が高い高校の方が3年後の進学先の選択肢が広がる可能性は高いため、「制服」を全く判断基準にしない人もいるかもしれません。

 

それでも、ダサい制服よりはおしゃれな制服の方が良いですよね。

 

そして中国は高校生が基本ジャージの学校も多く、日本の女子高生の着る制服への関心が高いため、今後の中国の制服文化がさらに豊かに発展するのではないかと思います。


すでに日本のJK制服よりもおしゃれな制服を作り出しているのが中国の凄いところだとは思いますし、一度関心を持つと中国の発展するスピードや多様性には改めて驚かされます。

 

私服登校の学校も多いですが、制服というのはお葬式などにも参加できる正装であることも多く、改めて日本にある文化の一つとして良いおのだったかなと感じました。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。