江川紹子さんというジャーナリストが今日(2021年1月9日)の朝刊が配られるような早朝からヤフーリアルタイムのトレンドに1位を獲得するほどに多くの注目が集まっています。
江川紹子さんが話題になった理由は彼女の書いた
「選挙不正を言い募るトランプ支持の「カルト性」に警戒を」
という記事が多くの読者に共感と反感を強く与えたからだと思われます。
僕も江川紹子さんの記事を読ませていただいたところ、とても得るものが多く、カルトや陰謀論説の問題点を非常に分かりやすく伝えてくださっている記事に思えました。
しかし、その記事の内容の質の高さとは別に、どうしても賛否両論が分かれるものであり、それゆえにトレンド入りしたのだろうと感じました。
今回の記事では江川紹子さんの記事からトランプ氏を支持した人たちのカルト性や、トランプ氏を支持する人達がすがってしまったといわれる陰謀論説などがトレンド入りした理由をまとめました。
江川紹子のトランプ支持のカルト性とは?
宗教ジャーナリストの江川紹子さん
『ペンス副大統領からも選挙の正当性を認める発言が出た』との前提を欠く。ペンスは『私には権限が無い』と言った。英語が読めないのにトランプ批判をする精神性は、まさに目的のために手段を選ばない『カルト思考』と言えるでしょう。https://t.co/cMegNBxqlu— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) January 8, 2021
江川紹子さんが、その名をトレンド入りした理由でもある、「選挙不正を言い募るトランプ支持の「カルト性」に警戒を」 という記事は個人的には十分に読む価値のある内容だと思います。
やはり江川紹子さんは国内でもオウム真理教をはじめとしたテロリズムについての教養や知見が深いため記事に書かれている内容には「なるほど」と思わされる箇所が多く、多くの学びになる内容です。
しかしながら、どうしてもトランプ元大統領支持者をカルトとひとくくりにしてしまっている印象も受けますし、アメリカ大統領選に不正が無いとの確信が前提にあるため、いまだにアメリカ大統領選の不透明さに疑いを持つ人の神経を逆なでする要素もありました。
もちろん、そのような前提が無いと記事に一貫性や説得力が欠けてしまうので、仕方ないのですが、カルトと言う強い表現を使う以上は難しいところなのかもしれませんね。
江川紹子さんの記事が炎上する可能性も
ついでに江川紹子よ。選挙に負けたとは言え、合衆国にはトランプに投票した7380万人もの有権者がいる。そのほんの一部を切り取ってカルトだのなんだのと、あまりにも失礼過ぎる。オウム事件を追っていたジャーナリストとしての経験が裏目にでましたね。ちゃんと謝罪しましょうね。アメリカ国民たちに
— てち欅坂◢│⁴⁶ (@hirate_keyaki46) January 8, 2021
江川紹子さんの記事自体は読み物として非常に素晴らしいと思います。
ですが、もしかしたら去年のアメリカ大統領選は日本でも多くの注目を集めましたし、いまだにドナルド・トランプ元大統領が再選してくれていたほうが日本にとっても良かったのではないかと思う人も多いため、そのような人達からは快くない印象も持たれるでしょう。
上記のつぶやきでも、選挙に負けたとはいえ、アメリカ合衆国にいるトランプ元大統領に投票した7380万人の有権者の一部を切り取ってカルトと論じるのは失礼過ぎるという、こちらの主張も一理あるなと思える批判の声もありました。
どうしても、記事の完成度とは裏腹に、足りなかった配慮などは責められがちです。
トレンド入りするほどの知名度が出てしまった記事である以上、応援の声の数に近い批判の声による炎上も免れないと思われます。
江川紹子トランプ支持者と陰謀説とは?
陰謀論、在りし日のオウムみてーだなあと思ったら江川紹子の記事だった pic.twitter.com/l0xKHnsUgr
— 高野メルドー🟣 (@takanomerde) January 8, 2021
江川紹子さんの記事に対する反論も多いことは事実ですが、その考え方には共感の声も多く上がっています。
アメリカ大統領選には一部では不正があった可能性も十分にあるのかもしれませんが、それを踏まえてもバイデン新大統領への多くの票が集まり、当選した事実にも目を向けなくてはなりません。
その事実を真実として受け止め目きれない人がすがってしまう陰謀論は非常に、恐ろしいほどに多くの人々を魅了することや、その危険性を江川紹子さんは記事の中で語っています。
正直、今回江川紹子さんによる鋭い考察は、去年のアメリカ大統領選がかなりの接戦であり、アメリカ大統領の再選を果たせなかったドナルド・トランプ氏への国内からの多数の応援の声や、現地アメリカでも7380万人もの投票があったほどに注目を集めている以上、トランプ氏を支持していた人にとっては、そこまで共感できる記事ではないのかもしれません。
いまだにトランプ元大統領が当選できなかった裏側にある陰謀論説やQアノンという多くのトランプ支持者の方たちがのめり込む、表にはあまり出ないけれど、ネット上などには古くからある人目に触れなかった情報に価値があると信じ込む人はいます。
そのような人に対する心配のメッセージもあるのだと思いますし、だからこそ江川紹子さんの記事に共感する人は、この記事をより多くの人に読んでもらいたいという思いから、さらに拡散されていくかもしれませんね。
江川紹子がトレンド入りした理由
江川紹子さんの記事がトレンド入りした理由は、いまだに国内外を問わずに注目が集まっているアメリカ大統領選の結果によるものだと思われます。
先日も「トランプ支持者」というキーワードがヤフーリアルタイムでも、最も注目されたキーワードとして注目を集めていましたし、今回江川紹子さんが着目されたテーマもその「トランプ支持者」の心理がカルト的であり、陰謀論説に踊らされてしまっているのではないかという危惧による独特な視点によって書かれたものだから多くの人の目に止まったのでしょう。
僕も江川紹子さんの記事を読んで、「トランプ支持者」の中でもいまだにドナルド・トランプこそが大統領であるべきだと信じてやまない人の気持ちや心理を理解する助けになったように思えます。
おそらく、多くの方も江川紹子さんの記事に対する強い共感や、もしくは不快感など、感情が動かされるような要素が込められていた内容であり、そのテーマも世間の注目と合致した結果が江川紹子さんをトレンド入りさせたのではないでしょうか。
江川紹子のアメリカ大統領選の考察がトレンド入りした理由のまとめ
江川紹子さんのアメリカ大統領選についての考察がトレンド入りしたのは、記事の質の高さだけでなく、賛否両論されるような意見が分かれやすいテーマだったことが理由だと考えられます。
また、カルトや陰謀論などの若干読者にとってもインパクトの強い言葉も散りばめられており、かなり強い好奇心を刺激するようなキーワードと、その高まった関心に見事に応えられた記事は拡散する価値を感じて広げる人や、批判の意見も多く、その批判の内容にも説得力があったことがトレンド入りした理由だと思いました。
江川紹子さんご自身もオウム真理教によって命の危険にさらされた経験を持ち、他の教養の高いジャーナリストの方よりもカルトや陰謀論説に対する独自の見解が相当深いです。
事前に個々人も今回の江川紹子さんの記事から得られる情報によって身を守れることもあると思いますので、もしもお時間がありましたらぜひご一読いただければと思います。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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