流行り病が未だ猛威を振るう中、各地で成人式中止が発表されました。
一生に一度の晴れ舞台、一つの節目として、旧友に会えるなどの楽しみがあっただけに新成人たちの落胆する声が広がっています。
来たる成人式のために、振袖や紋付袴を1年~2年も前からレンタル予約して準備をしていた人も多いはず。
せっかく予約した振袖や紋付袴も泣く泣くキャンセルせざるを得ない状況ですが、今回のようなケースでは予約キャンセル料は発生するのでしょうか?
また成人式中止により全ての予定がパーなどなど、そんな新成人の悩みも調査しました。
成人式中止で振り袖の予約キャンセル料は?
成人式の日のために、女性の多くが振袖レンタルを利用したのではないでしょうか。
ところが今年は流行り病の影響により各地で成人式中止が相次ぎ、せっかく予約した振袖もキャンセルしなければなりません。
振袖レンタルの相場は50,000円~300,000円ほどのようです。
キャンセル料金はお店によってまちまちですが、10日~2週間前なら30%。
1週間前~当日では50~100%発生します。
キャンセルの理由が理由だけに
「キャンセル料を払わないといけないの?」
と疑問に思わずにはいられないはずです。
ですが安心できる要素や、振袖レンタルを扱うお店によっては思いがけない配慮などもあるかもしれないからです。
今年成人式中止の発表により、振袖レンタルを扱うお店が特別措置を施している傾向が多いので、念の為ご確認は必ずしてください。
例えば「京都着物レンタル夢館」では、商品発送日の14日前までにキャンセルをすればキャンセル料は無料です。
「東條會館」でも、キャンセル料は発生せず、さらに手付金20,000円の返金の代わりにメゾン・ド・ボーテで利用できる商品券22,000分を配布しています。
ほかにもなんと、成人式中止の場合にはレンタル料金の返金を行ってくれるお店もありました。
三松グループの「ふりふ」では、「前撮り又は後撮りも実施しない方」に限り、同時購入の成人式衣装関連の小物含む振袖レンタル料金の90%を返金を行っています。
振袖レンタル通販の「愛写館」でも、キャンセル料金が無料になるだけでなく、レンタル料金もなんと全額返金です。
また地方によっては成人式が延期という形を取っているところもありますが、こちらも振袖レンタル日の日付変更、延長は無料で行っているお店も多くあります。
今回の成人式中止によって、キャンセル料や返金についての対応をしてくれるお店はありますので、自分が予約したお店にぜひ一度チェックしてみましょう。
成人式中止で紋付袴の予約キャンセル料は?
男性の方でも成人式となればスーツではなく、紋付袴できっちりきめようと準備していた人もいるのではないでしょうか。
紋付袴もレンタルするとなれば30,000円~100,000円以上はかかるもの、そしてキャンセルによる発生する料金も振袖とほぼ変わりありません。
ですが、振袖レンタルにお店からの特別措置があるのですから、紋付袴にも当然あります。
上記の振袖時にご紹介した「京都着物レンタル夢館」は振袖と同じく、14日前までならキャンセル料は無料です。
着物レンタル「あき」でも、来店利用の場合1月8日18時までに申請すればキャンセル料はかかりません(通販の場合は1月7日18時まで)。
神奈川にある着物専門店「イッツ」では、前撮撮影前ならレンタル料金の全額を返金対応してくれます(その他日にちによって返金額は変わります)。
ただ、振袖レンタルと比べるとキャンセル料無料や返金対応をしてくれるお店は少ないように思えます。
紋付袴だとキャンセル無料にならない場合もあるかもしれませんので注意しましょう。
成人式中止で新成人の悩みは?
なんかお姉ちゃんいつもと違うにゃ🙀#成人式#二十歳 pic.twitter.com/iCpFPtZ7qE
— のぶ (@non_tan825) January 10, 2021
流行り病の脅威によって各地で成人式中止が相次ぎ、この日のために準備してきたもの全てがパー、そんな新成人たちの悲鳴が集まっています。
何と言っても一番新成人を悩ませているのは準備していた振袖です。
振袖のレンタルから、着付け、ヘアセットのために予約していた美容室も全てキャンセルしなくてはなりませんし、場合によっては高額のキャンセル料も発生します。
逆に、せっかく準備して勿体ないからと、当日着るだけ着て写真を撮ったりして楽しもうかという人も多いです。
ちなみにSNSなんかでは今写真家たちによる新成人たちへ無償で撮影を行う粋な計らいな投稿がされ、注目を集めています。
同じく注目を集めた振袖販売店の「京都きもの友禅」では、成人式中止になった新成人らを対象に、振袖購入金額と同額な商品券の配布やレンタルした振袖一式を無償でプレゼントするなどまさに神対応なエピソードもありました。
成人式中止の発表されるタイミングが各地でばらばらで、中には2~3日前に中止の発表がされたり、通常どおり開催すると言っときながら直前で中止に変えたりと、そのせいでキャンセル料無料期間が過ぎてしまったなどはた迷惑な話も挙がっています。
遅い発表、延期ではなく中止など、SNSでは市区町村の公式アカウントに対応に不満を持った新成人たちによる非難が集まっています。
振袖のキャンセル料は国や地方自治体が補償しろ!
なんて声もある中で、一方で
「振袖を着る義務はない」
「この状況下では仕方ない、社会勉強だと思って」
など少々酷とも思えるコメントが寄せられプチ炎上する事態にも。
成人式中止で落胆する声が多い反面、意外にも多かったのは中止になったことで安堵する新成人たちです。
小学校、中学、高校の学生時代に窮屈な思いをした人にとっては成人式は苦痛な行事でしかないもの、今回中止になったことで悩む必要もなく、また開催するとしても「感染リスクが怖いから」などと行かない理由ができてよかったという声もありました。
昨今の社会状況では成人式中止はやむを得ないのかもしれません。
ですが、去年あたりから始まった流行り病の猛威によって新成人の中には、大学にも行けず学校行事も中止されるなど、人にも合えず行動が制限される日々が続いた中でさらに追い打ちをかけるように一生に一度の思い出となる成人式も中止にまでになって、新成人たちが本当に気の毒でなりませんね。
成人式中止に関するキャンセル料と新成人の悩みのまとめ
各地で成人式中止が相次ぎ、新成人たちを悩ませています。
晴れ舞台に備え準備していた振袖や紋付袴はキャンセルする羽目に、キャンセルするにしてもキャンセル料に頭を抱える新成人らの声が多く集まっていました。
ですが各振袖レンタル店では、今回の成人式中止によって期間や条件付きでキャンセル料が無料になったり、レンタル料金を一部返金するなどの対応を行うお店が多く見受けれます。
紋付袴も同じくキャンセル料の負担や返金対応をしてくれるお店もありましたが、振袖に比べて対応する店舗が少ないように思えますので注意しましょう。
一生に一度の晴れ舞台、久しぶりの同級生に再開など楽しみだっただけに今回の中止の発表は多くの新成人らを悲しませました。
一方で、新成人たちの中には開催されなくてよかった、行かない理由ができたと安堵する声が意外にも多かったです。
しかしながら、去年あたりから色々と行動の制限を余儀なくされている中でさらに成人式も中止となると、新成人らのフラストレーションが溜まる一方で心配でなりません。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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