10月から始まった「gotoイートキャンペーン」が、近日中に予算が上限に達すると話題です。
ポイント付与やお得な食事券にこんなにも反響があったとは予想だにしませんでしたね。
飲食業界の窮地を救うために行われたキャンペーンのはずが、こんなにも早く終わりを迎えようとしていることに利用者から戸惑いや不満の声もあります。
またgotoイートには賛否両論さまざま、政府・農林省としてはキャンペーンを続けたい方針のようですが果たして第二弾、追加予算の可能性はあるのでしょうか?
今回は、 gotoイートの終了はいつ頃?
第二弾や追加予算の可能性について調査しました。
gotoイートの終了はいつ頃?
gotoイートには飲食予約サイトを使ってお店を利用すると、1人につき昼食に500円分、夕食に1,000円分のポイント付与される「オンライン飲食予約」があります。
今回騒がれているのは、このオンライン飲食予約が早くも終了を迎えようとしているのです。
616億円もあった予算がわずか1ヶ月半ですでに400億円にまで達し、美味しいご飯とポイント目当てに予約は殺到、短期間でなんと5000万人以上を超える予約が確認されています。
このままのペースですと、早ければ今週末の我慢の3連休中には予算616億円に達する勢いです。
ぐるなびやホットペッパーグルメなどではキャンペーン終了間際の知らせを受けた利用者らの駆け込み需要でアクセス集中によりHPが開きにくい状態になりました。
本来であれば、来年1月末日までのキャンペーンのはずが、2ヶ月にも及ばず飲食店も肩透かしを食らう結果に、初期費用や設備投資をgotoイートのために準備していた飲食店から落胆する声もあります。
そして、gotoイートにはまだプレミアム食事券がありますが、オンライン予約好評の勢いも相まって即売り切れそうですね。
gotoイートの第二弾は?
gotoイートを堪能することも出来ず、呆気なく終わりそうな空気がすでに漂い始めています。
もちろんキャンペーンを使って美味しいものにありつけた!
お店の発掘に繋がった!
と満足した人もいますが、オンライン予約によるポイント付与が早くも終わりを迎えようとしていることに不平不満の声が多いです。
人気のあまり結局1回しか利用出来なかった。
予約したかったのにサイトの回線が重くて断念した。
という人からはgotoイートの第二弾を望んでいます。
飲食店からは、ようやく客足が戻ってきそうという時に短期間だけのキャンペーンになってしまうのは痛手でしょう。
gotoイートに対して準備に費用をかけた個人店などは尚更です。
ここでgotoイートの第二弾を!と望みたいところですが、一方でgotoイートには厳しい意見もあります。
「一部の人しか得をしていない」
「感染リスクを高める行事は控えるべきだ!」
今回のオンライン予約、食事券のような早い者勝ちのルールに不公平を訴える人や、そもそも食事に興味がある人しか恩恵を受けれないキャンペーンに国の予算を使われることを疑問視する声が多く上がりました。
gotoイートにあたり準備予算の観点から泣く泣く参加を断念した飲食店が多く存在したのも事実です。
また外出や人との接触の自粛を呼び掛けている中でgotoイートという矛盾した行事に、旅行や外食を我慢している人からすれば癪に障る思いでしょうね。
不況が深刻化する飲食業界への救いの一手となるはずが新たな火種を生む結果に。
これからgotoイート第二弾を検討するにしても、もう少し飲食店や利用者の目線に立つ必要がありそうですね。
gotoイートの追加予算の可能性は?
gotoイートには賛否両論が飛び交っていますが、政府は至って攻めの姿勢です。
616億円もあった予算がわずか1ヶ月半で上限に達したとなれば、gotoイートへの追加予算は充分あり得るでしょうね。
ただ今回のgotoイートキャンペーンで新たな問題も浮き彫りになりました。
まず飲食店側がgotoイートに参加するのに費用がかかることです。
オンライン予約のポイント付与は、まず飲食予約サイトにお店を掲載してもらわなければならず、月額1万円~3万円の掲載料と、1名の予約につき100円~200円の送客手数料が発生します。
元々予約サイトに掲載している飲食店は問題ありませんが、新たに掲載してもらうとなると準備費用が馬鹿になりません。
ポイントや食事券についても、集客効果は望めますが換金に時間がかかります。
今回のgotoイートキャンペーンはチェーン店や有名店舗寄りで、細々とお店をやっている個人経営の飲食店向けでは無いんですね。
そしてgotoイートの問題点が露呈したのが、ニュースでも話題になりました
「トリキの錬金術」
「無限くら寿司」
でしょう。
有名居酒屋チェーン鳥貴族にて、予約による1000円分のポイント付与を利用して、1品だけしか頼まないで差額のお釣りを得る「トリキの錬金術」
回転寿司チェーンのくら寿司では、予約来店時に付くポイントを利用して何度もお店に通う「無限くら寿司」
鳥貴族の問題は対処されましたが、いずれも一部の人間と店舗しか得をしない不公平さに、gotoイート本来の趣旨と離れているのでは?と疑問が残ります。
これらの問題点をないがしろにし、追加予算を組んだところで景気回復には至らない上に反発の声がさらに肥大するかもしれません。
問題が多発しているものの、前述したとおり政府はgotoイートを推す姿勢を崩しません。
それよりか政府は新たに4人以下の利用のみといった人数制限を検討するなど対策を練っており、もしかすると追加予算もありそうですが果たしてどうなるでしょうか。
gotoイートの終了はいつ頃?第二弾や追加予算の可能性についてのまとめ
10月に始まったgotoイートですが、11月半ばにしてすでに予算が上限に達しようとしています。
このまま行くと2ヶ月も経たない内にキャンペーン終了なんてことも。
もっとお店を利用したいという消費者や客足回復の兆しが見えた飲食店から第二弾を望む声もありますが、一部からは反対する声もあります。
ですが、
一部の人間と店舗しか得をしていない
これが大きな課題です。
それを象徴したのが「トリキの錬金術」「無限くら寿司」、gotoイートの穴が露呈したことで話題にもなりました。
また飲食店側においても、gotoイートに参加するだけで手間と費用がかかることに難色を示しています。
政府はgotoイートには前向きで、これから追加予算という可能性も充分あり得るでしょうが、飲食業界の景気回復に繋がっているのかは疑わしいところです。
他にもおすすめの記事がありますので、よろしくお願いします
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