五つの小(いつつのこ)という新しいキャッチフレーズを発表した小池都知事。
はやり病の蔓延による東京ですが、今日(2020年11月19日)の時点で、ついに534人もの陽性反応が出たことで、東京都の小池都知事による臨時会見に多くの注目があつまりました。
東京都としては今後どのようなことに気を付けるべきか、そして東京都はどのような支援をしてくれるのかについて多くの都民が固唾をのんで見守っていた先に出た最もインパクトのある対策が【五つの小】でした。
正直、説明をしてもらわないと意味がよくわからないけれど、すごい意味が含まれているのではないかと期待した人もいたかと思いますが、実際に五つの小を調べたところ本当に期待できる対策なのかと疑問の声も多く上がっています。
今回の記事では五つの小について一つずつ詳しくまとめました。
五つの小とは何?
ニューワード
「五つの小」小人数
小一時間
小声
小皿に分けて
小まめにマスク換気消毒+心遣い pic.twitter.com/h3vmRSOYD0
— サトシ🌈副業リーマン🎗 (@satoshi3493) November 19, 2020
五つの小とは、
少人数・小一時間・小声・小皿・小まめの五つからなる造語です。
さらに医療従事者の方への心遣い(こころづかい)という6つ目の意味も含まれています。
小池都知事の意図することは、感染対策としては多くの人が気づいてたり、当たり前のことをさも新しいキャッチフレーズのごとく紹介されているため、都民の中には小馬鹿にされているのでは?と勘繰る方も多いです。
今年の流行語大賞にもナンバー17に「三密」ということばがエントリーされるほどに話題にはなりましたが、またナンバリング形式で五つの小というキーワードを生み出した形になります。
果たしてこの五つの小というキャッチフレーズを堂々と掲げる小池都知事に対する都民の気持ちはどのようなものなのでしょうか。
とにかく小池都知事の主張する五つの小を一つ一つ、その意味や意図を紐解いていきます。
五つの小の一つ目少人数
五つの小の一つ目の小人数ですが、もっとなじみのある表現としては少人数のほうがしっくりくるため、小人数はごり押しかな?とも思いましたが、ちゃんと小人数と少人数には意味に違いがあるそうです。
厳密には
小人数(こにんずう、こにんず) ←対義語→ 大人数(おおにんずう、おおにんず)
少人数(しょうにんずう、しょうにんず) ←対義語→ 多人数(たにんずう、たにんず)
という違いがあるようですね。
意味合いとしては、
小(大)人数は見た目の人数
少(多)人数は人数が判明できる場合
という意味あいで使い分けられるそうです。
言葉の定義としての追求はこの程度ですが、実際の生活との照らし合わせとなると、小人数の条件としては4名程度かと思われます。
今、話題になっているGoToイートも4名までは使えるけれど、5名以上になるお使えないようにする方針が大阪では吉村府知事が発表していたこともあり、都内でも一つの基準になる可能性は高いです。
五つの小の二つ目小一時間
5つの小の2つ目である小一時間というのは、他人との食事や交流を短時間で済ませてほしいという意味あいでしょう。
ある程度の時間を決めて、小一時間程度で他人との用事を済ませることで、感染対策につながるという考えですが、飲食店にとっては利益率がさがったりとまた一つの問題が生まれるかもしれませんね。
長時間による飲食では注意力が低下したり、お酒が回ってしまい大声で話すことで飛沫が飛びやすくなるという理屈もわかるところはあります。
五つの小の三つ目小声
5つの小の3つ目となる小声ですが、こちらも大きな声で話すよりも小声のほうが間違いなく飛沫する度合いを防ぐことができます。
そもそも体調の悪い方は会食への参加を控えていただきたいと小池都知事もおっしゃっていましたが、お酒が絡むお店では長時間いたくなりますし、声も自然と大きくなってしまうものですから、2つ目の小一時間との関連性がとても強いですね。
今年は飲食店に限らず、スーパー銭湯のサウナなどでも会話禁止のパネルや、大声での会話への注意喚起をするお店も増えてきているので助かっています。
五つの小の四つ目小皿
5つの小の4つ目となる小皿にはどんな意味があるのかと一瞬考えましたが、少量でも飛び散った可能性のある小皿を定期的に変えることでリスクを減らすことが目的かと思います。
小池都知事の臨時記者会見でも、この小皿についてはすっ飛ばしていましたので、5つというゴロ合わせというか数合わせの一つとして当たり前の条件を含めただけかもしれません。
五つの小の五つ目小まめ
5つの小の最後となる5つ目の小まめですが、これは今の飲食店などではとても気を使っている部分になります。
こまめな室内の喚起をはかるために、店内への設備投資もされているお店も増えましたし、来店時には消毒液による手洗いなどが一つのマナーにもなっています。
さらに食事を楽しみづらくなりそうですが、飲食時にはこまめにマスクをすることの徹底を促しています。
食事を食べる際はマスクを取り、よく噛んでごっくんした後には再びマスクをしての小声での談笑を推進されていますが、ここまでがんじがらめな注意喚起があると、正直、一人で家で食事を食べていたほうが気楽で安全に感じる人も多いのではないでしょうか?
五つの小とは何?のまとめ
会食時の感染防止に『5つの小』+『こころづかい』https://t.co/GLVPapHOCG
『5つの小(こ)』(小人数、小一時間、小声、小皿、小まめ)と医療従事者への『こころづかい』を合言葉に、小池都知事は #新型コロナウイルス 感染防止対策を呼びかけました。
東京都で感染者は534人と過去最多を更新。 pic.twitter.com/11PkBaFca6— ニコニコニュース (@nico_nico_news) November 19, 2020
僕も都民の末席に座らせていただいていますが、正直、今日の小池都知事の臨時記者会見は言葉遊びというか、当たり前のことを深刻に伝えているだけでガッカリした気持ちもあります。
ですが、当たり前のことをせずに文句を言うのも筋違いかと思いますので、出来るだけ今回紹介させていただいた五つの小を守っていきたいとは思いますが、飲食店ヘ足を運ぶ機会が更に減るように思います。
他にもおすすめの記事がありますので、よろしくお願いします
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