オリックスに韓国人高校生がプロテストを受けたことが一部のスポーツ誌で話題に上がりました。
スポーツ紙でも取り上げられた韓国の高校生は李俊明(イ・ジュンミョン)投手と言い、身長は194センチで体重は100キロという、かなり恵まれた身体をしています。
韓国のプロ野球選手は日本のプロ野球選手よりも、技術というよりも恵まれた身体を生かしたパワー系なイメージがあり、李俊明(イ・ジュンミョン)投手も日本の高校球児の平均値よりもかなり体格は良いですね。
今回の記事ではオリックスに韓国人高校生が入団テストを受けたことで、もしかすると、入団できる可能性があるかもという部分やプロテストの合格まで一週間はかかるそうですが、受かる可能性についてを記事にまとめました。
オリックスに韓国人高校生の李俊明が入団?
オリックスが194センチの韓国人高校生をテスト 韓国・城南高校の右腕・李俊明
〉福良GM「いい体をしていたね。みんなで相談して1週間ぐらいで結論を出したい」
ええやん。面白いやん
どんどんテストしてええんちゃう?https://t.co/KFLrLqOW5f— yo_190101@ポテトフライで胸焼け😭 (@yo_190101) November 19, 2020
オリックスは二年間連続でパシフィックリーグで最下位に甘んじています。
オリックスもかなり良い選手はいるとは思いますし、球団のホームページでも【最強世代へ】という毎年今年こそは!という意気込みは見えるのですが勝負の世界は厳しいものですね。
オリックスが最強のメンバーを揃えていても、他球団も最強のメンバーを揃えている訳で、さらなるメンバーの補強も考えなくてはなりません。
個人的にはオリックスは生え抜きと呼ばれる選手が少なく、他球団から高額な年俸で実績のある選手にレギュラーを与えたり、金子千尋投手のようなめちゃくちゃ年俸面も含めて優遇した選手には去られてしまうイメージがあります。
なので、今回のような韓国人高校生でも何かしら光るものがあり、オリックスの生え抜きになるよう育てようという試みは素晴らしいと思います。
ただ、結果がでるまでに一週間はかかるので、入団の可能性は何とも言えませんが、オリックスの福良 淳一GMや中島監督などの球団の首脳陣や、高山ヘッドコーチ兼投手コーチというチーム編成を決める力を持つ人達の目の前でテストを受けれたこと自体がすごいことです。
もしかしたら李俊明(イ・ジュンミョン)投手、オリックスに入団できてしまうのではないでしょうか?
一般的にプロ野球選手になるための入団テストの条件も
今でも入団テストを行っている球団は読売ジャイアンツと広島カープぐらいなものですが、
読売ジャイアンツであれば
- 50m走(6.3秒以内)
- 遠投(95m以上)
広島カープであれば
- 50m走(6.5秒以内)
- 遠投(90m以上)
上記のような厳しい一次条件をクリアした末に、二次試験も突破して初めて合格の可能性がありますし、たとえ、その厳しい条件を優秀な成績でクリアしても球団の首脳陣や監督にコーチなどが直接見てくれることなんてありえません。
さらに、上記の入団テストは一次試験も二次試験も突破したとしてもドラフトにかからないこともあり、実質的には優秀な成績を残しても合格者0名も平気であります。
つまりここまで優遇された条件で入団テストを受けている段階で、入団テストでプロ野球選手になるという超狭き門をもしかしたら合格できる可能性が十分にあると考えられます。
李俊明投手のオリックスのプロテストの結果は?
韓国人高校生である李俊明(イ・ジュンミョン)投手がオリックスでプロ野球選手になれる可能性をリサーチするための資料は現時点では無いため、様々な入団テストによる情報からの推測にはなりますが、テストの結果次第では首脳陣の前で投げれても不合格もあります。
現に、オリックスではありませんが、読売巨人による入団テストの過去5年間のテストで合格できた選手の割合は下記の通りです。
・2015年が参加者82人で合格が2人
・2016年は参加者84人で合格が6人
・2017年は参加者75人で合格が8人
・2018年は参加者85人で合格が9人
・2019年は参加者64人で合格者は0人
入団テストの合格者には多い年もあれば少ない年もある…。
その中でも去年は0人の年もあるのですから狭き門どころか門自体が開かれなかった年もあるのが現実です。
事実として李俊明(イ・ジュンミョン)投手は韓国のプロ野球のスカウト候補には上がっていたそうですが、指名は受けることができていません。
それでもプロ野球選手への夢にすがり、合縁奇縁の末に日本でプロテストを受ける機会を手に入れた強運の持ち主です。
なので、テスト時に本来持つ実力をうまく発揮できていれば入団の可能性も決して低くはないと思いますし、不合格であってもオリックスが今後様々な国や地域から才能のある選手をテストする機会が増えたら面白くなると思います。
韓国人高校生がオリックスに入団の結果のまとめ
韓国人高校生の李俊明(イ・ジュンミョン)投手がオリックスの入団テストを球団の首脳陣の見守る中で受験したことが話題になりました。
結果が出るまでには一週間かかるとのことですが、ドラフトという王道の入団方法以外のテスト入団という狭き門からプロ入りした選手には注目が集まりそうです。
国籍は韓国ですが、韓国の野球のレベルは高く、過去に日本でもアジアの大砲と呼ばれた李承燁(イ・スンヨプ)選手や、韓国のイチローと呼ばれた李鍾範(イ・ジョンボム)選手など素晴らしい選手がいました。
最近だと2015年に活躍した李 大浩(イ・デホ)選手なども記憶に新しいですが、日本での生え抜きとなる韓国の選手は極めて少ないので、李俊明(イ・ジュンミョン)投手がわずかなチャンスとなるオリックスの入団テストに受かって今後活躍してくれたら嬉しいです。
現時点では冷静な見方をすると、韓国のプロ野球のドラフトから指名を受けれなかったことや、現時点での最高球速は142キロという、甲子園でなら即戦力レベルであることからプロでは厳しいのが現状かと思います。
ですが、なんとか将来性など光るものでアピールしてプロ入りのチケットを獲得してもらえたら応援していきたいです。
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