話題

2022年高速道路の値上げの理由は?深夜などの時間帯による割引も調査

2022年高速道路の値上げの理由は?深夜などの時間帯による割引も調査
2022年4月-から首都高速道路の料金が値上がりするかもしれません。

 

まだ決定事項ではありませんが、今まで普通車で1320円だったのが1950円に630円も値上がりになります。

 

高速道路を乗るだけで2000円近くかかるのは普段から車を乗る人にとっては手痛い出費、1000円以下だった時代が懐かしいですね。

 

当然のことながら首都高値上がりの予定にはネット上では波紋が広がっていますが、どうやらただ値上がりするだけでなく、深夜などの時間帯割引もあります。

 

今回の記事では2022年4月からの高速道路値上げについて、深夜割引や利用者の反応をまとめました。




2022年発表の高速道路の値上げの理由

2022年高速道路の値上げの理由は?深夜などの時間帯による割引も調査1
国土交通省が突如発表した首都高速道路の値上げ

 

まだ見込み段階ではありますが確定すれば2022年4月にも料金が上がります

 

現状でも日本の高速料金は、外国と比べてもずば抜けて高いのに、さらに引き上げるのは利用者にとっては痛手です。

 

なぜ高速道路の料金改定が行われるのか?

 

その理由に「激変緩和措置」の解除が関係しています。

 

現在首都高の料金は300円~1320円です。

 

これは2016年に圏央道の開通に合わせて始まったもので、

 

”起終点間が同じであれば経路によらず同一料金とする゛

 

と首都近郊の高速道路の料金を統一させることで迂回がしやすく、渋滞の緩和が狙いでした。

 

ですが当時400円~900円の首都高からすれば、ほかの高速道路の料金と統一すると大幅な値上げで、下手をすると1000円以上の値上げが見込まれていましたが、さすがに問題視されそこで「激変緩和措置」を施し、上限1320円に抑えたのです。

 

この1320円とは大体35.7km相当分の料金で、首都高最長の埼玉県「さいたま見沼」から神奈川県「幸浦」の87.3kmを走っても1320円しかかかりません。

 

今回の首都高値上げはこの「激変緩和措置」の上限を上げる目的があり、1320円から1950円に、距離でいうと35.7㎞から55㎞相当に引き上がります。

 

なぜ「激変緩和措置」の上限を上げるのかといえば、首都近郊の高速道路との公平さを図るためと、純粋に首都高がほかと比べて安すぎたという点です。

 

ただ恐ろしいのは、料金の値上げがこれで終わりではないという憶測がネット上で噂されています。

 

今回は「激変緩和措置」の上限改定だけにとどまりましたが、国土交通省の中には「激変緩和措置」を解除すべきという声が強くなっており、いずれ首都高はさらに値上がりするか、上限価格を撤廃し、利用者にさらなる負荷をかけてくるかもしれません。

高速道路の深夜などの時間帯による割引は?

2022年高速道路の値上げの理由は?深夜などの時間帯による割引も調査2
首都高の料金値上げは利用者からすればダメージ以外の何ものでもありませんね。

 

特にトラックで頻繁に高速を利用する運送業界には経営を圧迫しかねない事態です。

 

今回の料金値上げに伴い、首都高にも深夜割引が導入されるようです。

・深夜0時~4時の時間帯は20%割引

・またトラックなどの高頻度に利用する大口多頻度割引は35%から45%に拡大されます。

現状発表されているのがこの深夜割引のみ、正直に言ってしまえばトラック運転手のための割引で一般の利用者にはメリットがないのが否めません。

 

深夜によく首都高使う一般の方もいるかもしれませんが、それでも20%引きの1560円と割高なのは変わりないように見えます。

 

せめてマイレージが貯まるとか、以前行った日曜祝日の割引を再度導入してほしいところですね。

2022年高速道路の値上げの発表に対する利用者の反応

2022年高速道路の値上げの理由は?深夜などの時間帯による割引も調査3
来年から改定されるであろう首都高値上がりに不平不満を漏らす人が続出しています。

 

というのも今回の値上げは、公平さを図るための料金見直しというだけで、一体誰のための値上げなのかが理解できない人がほとんどです。

 

数年前には高速道路無料化という話も挙がりましたが、そんな話もどこに行ったのやら、安くはない車の税金や維持費、ガソリン代も値上がりする一方で、今後ますます車離れに拍車がかかることでしょうね。

 

また値上がりすることで、一般道や深夜首都高の渋滞を懸念する声もあります。

 

都内は一般道でも毎日のように渋滞している現状、料金が上がったことで首都高から一般道に切り替えたドライバーが増えれば、今後さらなる混雑が免れません。

 

せっかく渋滞を避けるために走る時間帯を深夜にしていたのに渋滞している、なんてことも今後起こりうる可能性もあります。

 

首都高に関しては以前から

 

「いつも渋滞してばかりで高速道路の役目を果たしていない」

 

といった声もあるほど、今回の料金値上げは渋滞緩和は見込まれておらず、効果もあまり期待できません。

 

一般道も首都高も常に渋滞、そんな現状での値上げは

 

「一体誰のためなのか?」

 

という疑問が生まれるのは当然のことと言えますね。

2022年高速道路の値上げと割引のまとめ

2022年高速道路の値上げの理由は?深夜などの時間帯による割引も調査4
2022年4月から首都高速道路の料金が上限1320円から1950円に値上がりします。

 

元々首都高は首都近郊の他高速道路と比べて安く設定されていましたが、公平さを図る目的で今回値上げに踏み切りました。

 

値上がりするだけでなく、同時期に深夜0時から4時まで20%割引とする深夜割引も導入予定です。

 

ただこの割引はほとんど運送業のための制度ではないかと疑問も残るほか、今回の首都高値上がりは一体誰のためになるのか?などと利用者から不満の声が続出しています。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。