動画投稿サイトYouTubeに新たな機能「スーパーサンクス」が導入されます!
スーパーサンクスは、YouTubeで動画投稿を続けるユーチューバーへの新たな収入源として、視聴者がお目当てのユーチューバーに支援ができる所謂”投げ銭機能゛です。
投げ銭機能は、YouTube以外の各動画投稿サイトでも今では当たり前のようにある機能として有名ですよね。
ユーザーの中にはお礼として少しばかりのという人もいれば、愛が深いのか稀に驚くような金額を支援している人も見掛けます。
投げ銭機能ならYouTubeにはすでにスパチャ(スーパーチャット)という機能がありますが、スーパーサンクスとスパチャ、この双方の違いも気になるところです。
今回の記事では、話題のスーパーサンクス機能について、YouTubeの投げ銭機能スパチャとの違いを調査しました。
スーパーサンクス機能とは?
♥ユーチューブ新機能♥
Super Thanks
(スーパー・サンクス)
ハロチョコのチャンネルにも
導入されました🎉🎉🎉応援していただいてる皆さま
ありがとうございます
.+:ヾ(◎´∀`◎)ノ全ての動画の♥から
出来るようになりました#ユーチューブ#スーパーサンクス#ハローチョコミント pic.twitter.com/TOrq4vVUc3— ハローチョコミント はる (@harochokominto) July 23, 2021
今年7月20日に米動画投稿サイトYouTubeが新機能「スーパーサンクス」を導入することを発表しました。
冒頭でも触れましたがスーパーサンクス機能とは簡単に言うと投げ銭機能のことで、ユーチューバーへ視聴者が感謝や応援の気持ちを込めて金銭を寄付することができる機能です。
例えばニコニコ動画では、生放送動画限定で配信者にギフトを贈れたり、視聴者が広告を掲載して集客と寄付両面からサポートできる機能があります。
また、ツイキャスではスタンプを購入して放送中に使用すれば配信者にお金が入る仕組みになっているようです。
最近ではTwitterが投げ銭機能を導入して話題に挙がりましたね。
スーパーサンクス機能の使い方は、動画ページ内にある評価やシェアなどのアイコンが並ぶ欄に「Thanks」と表記してあるハートマークのアイコンをタップし、あらかじめ設定された4つの価格帯の中からスーパーサンクスを購入することで利用できます。
スーパーサンクス機能の投げ銭価格は4種類
米動画投稿サイト、ユーチューブは20日、ユーチューバーの新たな収入源となる新機能「スーパーサンクス」を導入した。ファンが感謝の気持を表したり、お気に入りのユーチューブチャンネルをサポートする方法として、2─50ドルまでの4つの価格帯でスーパーサンクスを購入することが可能になる
— 葛西秋雄 (@AkioKasai) July 20, 2021
スーパーサンクスを使うと動画画面にアニメーションが流れたり、コメント欄で自分のコメントがカラフルに表示されるようになっているそうです。
そして投げ銭機能となる価格帯は米では
「2ドル(約220円)」
「5ドル(約550円)」
「10ドル(約1100円)」
「50ドル(約5500円)」
と決められていますが、日本では価格がまだ明らかになっていません。
YouTubeにはすでにスパチャ(スーパーチャット)、スーパーステッカーなどといった投げ銭機能が存在しますが、ユーチューバーがより収益を得られ活動しやすいようサポート強化のためスーパーサンクスが導入されました。
YouTubeは2021年内にはYouTubeパートナープログラムに参加している全てのクリエイターにスーパーサンクス機能を利用できるようにする予定です。
(ただしチャンネル登録者数など条件がありますので注意も必要ですね)
スーパーサンクスという投げ銭機能はYouTubeに必要なのか?
サブチャンネルで『スーパーサンクス』という機能がつけられるようになっていた!! 何故かメインチャンネルより先にサブに😂ww pic.twitter.com/6MUOirTLEH
— たこちゃん🐙🍊 (@Yakuyo_takoyak) July 23, 2021
スーパーサンクス機能は、ユーチューバーからすれば新たな収益源が増えるのはプラスですし、視聴者からすればお気に入りのユーチューバーの支援が増えたことで活動の幅が拡がったり動画のクオリティが上がるなどすれば嬉しい限りですね。
また今までは動画再生数=収益でしたが、スーパーサンクスやスパチャなどの投げ銭機能が今後さらに広まれば、
収益は投げ銭機能>再生数
といった投げ銭でどれだけ稼げるかの時代になるかもしれませんね。
逆をいえば、サムネやタイトルで釣っている人や、話題性で再生数を稼いでいるユーチューバーには厳しくもあります(再生数が多ければ問題ないかもしれませんが)。
視聴者の中にはたくさん投げ銭して応援したい!
といった熱烈なファンもいますし、動画に自分のコメントが残ったり、配信者にコメントを読んでもらえるチャンスが増えました。
ネット上ではスーパーサンクス機能導入に多くの人が関心を持っていますが、一方で
「投げ銭機能を入れる前に、規制を強化してほしい」
という声が挙がっていました。
昨今、YouTubeでは再生数稼ぎのために犯罪紛いな行いを動画投稿する迷惑系ユーチューバーの存在や、胡散臭い商品や情報商材のCMが増えたことが視聴者の中で問題視されています。
迷惑系ユーチューバーはニュースで度々問題にもなり、年々規制は強化されているようですが、残念ながら未だ動画を目にすることはあります。
https://chano-ma.jp/kyajira/
スーパーサンクスとスパチャの違いは?
スーパーサンクス機能導入で一番気になるのがスパチャとの違いですね。
スパチャもまたスーパーサンクスと用途は同じで、お気に入りのユーチューバーにお礼や感謝を込めて金銭的支援ができる投げ銭機能です。
スパチャを設定するとコメント欄に金額と色付きでコメントが表示されます。
機能はほとんど同じです。
では何が違うのかというと生配信か投稿動画かの違いです。
スパチャが利用できるのはYouTubeの生配信(YouTubeライブ)のみ、リアルタイムで観ている時でしか投げ銭が行えません。
逆にスーパーサンクスではすでにアップロードされた動画に対して行える投げ銭機能です。
投げ銭したいけど生配信がなかなか観れる機会がない人や、生配信をしない情報教育系などのユーチューバーにも支援できるなど、投げ銭の幅が広がりました。
投げ銭できる金額も、スパチャは100円~50,000円まで自由に設定できますが、スーパーサンクスは上記で紹介したように4つの価格帯から選ぶようになっています。
ユーチューバー側がスパチャとスーパーサンクスの違いで気になるのは利用条件ですが、スーパーサンクスを受け取るには収益化の条件を満たしていること。
収益化の条件は
①直近12ヵ月の総再生時間が4,000時間以上
②チャンネル登録者数が1,000人以上
③配信者が18歳以上
④広告掲載に適したコンテンツであること
ですが、これはスパチャの受け取り条件と同じですね。
特にデメリットらしいものが見当たらない、ユーチューバーにとっても視聴者にとってもプラスになる機能に見えますが、
「過去の動画に投げ銭する意味とは?」
「ユーチューバー側もコメントできるとはあるが過去動画にコメント付けるか?」
など疑問視する声も挙がっていました。
スーパーサンクス機能とスパチャの違いのまとめ
YouTubeの新機能「スーパーサンクス」について、スパチャとの違いをご紹介しました。
スーパーサンクスもスパチャもどちらも同じ投げ銭機能です。
では、何が違うのかと言うと、これまで生配信(YouTubeライブ)のみに投げ銭が行えましたが、スーパーサンクスでは、過去に投稿された動画に対しても投げ銭が可能になります。
ユーチューバーにとっては新たな収益源に、視聴者にとってはお気に入りのユーチューバーを支援する手段が増えたまさにWinWinですね。
スーパーサンクスを受け取るにはスパチャと同じ、直近12ヵ月の総再生時間4,000時間であることやチャンネル登録者数が1,000人以上など収益化の条件を満たしていることではありますが、視聴者の中には昨今の迷惑系ユーチューバーの増加傾向から投げ銭機能導入の前にコンプライアンスや規制の強化を願う声も少なくありません。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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