スガノミクスという言葉がこれから流行る!そのような直感でこの記事を見つけてくださってありがとうございます!
2020年8月末に突如として安倍元総理による長期政権が終わってしまったことに不安を感じた人が多かったように思えます。
この先もしばらくは政権は安定していくと思われていた中での安倍晋三元総理による辞任表明によって次期総理は誰になるのか?という関心が日に日に高まっています。
週刊文春や日本経済新聞などによる緊急世論調査では石破茂元幹事長がダントツでしたが、ヤフーによるネットアンケートでは河野太郎防衛相がトップであったり、色々な憶測が飛ぶ中、菅義偉官房長官の出馬表明によってガラッと予測が代わりました。
個人的には河野太郎防衛相が菅義偉氏を支援するとの報道を聞いて、これは菅義偉官房長官が自民党の総裁になり、次期総理になればスガノミクスという言葉が生まれるんじゃないかと考えて記事にまとめました。
スガノミクスとは?
まだ今の時点(2020年9月2日)では菅義偉氏は次期総理候補の一人でしかありませんが、この記事を書くにあたっては、彼が時期99代総理が菅義偉氏であることを前提に紹介させていただきます。
今回テーマに上げさせていただだいたスガノミクスとは安倍元総理を長期政権として支え続けると同時に安倍晋三氏の掲げた積極的な財政政策を共に行ってきたからこそ期待される日本再興戦略です。
今の経済状況の低迷は流行病による大きな打撃もありますし、有効求人倍率の低下や雇用の劇的な悪化などによる失業率などを踏まえると、今までよりもハッキリした形で不安を感じられます。
このような不安を解消していただくためにも安倍政権の良かった部分を引き継ぎつつも一刻の猶予もない現状を改善策をスガノミクスに期待する声も多いです。
スガノミクスを理解するためのアベノミクス
安倍元総理が今から7年も前に総理大臣になった頃に発表された「日本再興戦略」の略称がアベノミクスと言われ、新聞各紙で大きく取り上げられましたよね。
発表当時は元安倍総理も精力的かつ、一度総理という重責を果たせなかったことによるモチベーションや前民主党政権時に下落した日経平均株価の改善に尽力したこともありました。
しかし、ここ数年は発表当時に比べて失速感から耳にする機会は減りましたが、それでも安倍元総理と言えばアベノミクスを連想できるほどの印象の強さを残しました。
正直、7年前よりも今現在の2020年の方が内閣総理大臣として求められる政策の難易度も国民の余裕の少なさからくるプレッシャーも間違いなく多くなります。
ですが、こんな状況だからこそ菅義偉氏が総理になった時に行われるであろうスガノミクスに対する期待は今後も募ると思われます。
スガノミクスとアベノミクスの違いは?
スガノミクスとアベノミクスとの違いは、かなり大きな違いが出ると思われます。
方向性は同じだと思いますが、安倍政権誕生時と今後生まれる可能性のある菅政権が誕生する時とでは世の中の動向が全く違っているからです。
まだスガノミクスという言葉自体が生まれてまもなく、菅義偉氏がまだ時期内閣総理大臣に就任されていない以上比較すること自体は難しいのですが、おそらく抜群の守りのセンスを生かした政策を打ち出してくれると期待しています。
今の日本経済においては財政規律の見直しが求められていましたが、今年2020年に関しては財政規律を見直して厳しくしている猶予は無いと考えられます。
多くの企業が苦境に陥り、中小企業に関しては倒産数は例年の比較になりませんし、個人商店に関する苦境には終りが見えません。
なので、アベノミクスとは方向性は同じですが、打ち出される政策は現状に合わせたものになると思われます。
スガノミクスの実現で株価への影響を調査
【速報】スガノミクスで携帯3社の株価下落 pic.twitter.com/yE0gGgs9Ty
— お賽銭マン (@OSAISENMAN) August 31, 2020
スガノミクスが実現されたと仮定しても、おそらく第二次安倍内閣が生まれ、アベノミクスという日本再興戦略が大々的に発表された時のような劇的な改善は望めないと思われます。
7年前は劇的な株価の改善に世の中の一部の人達だけとは言え、なんとなく景気は回復しているんだなぁという空気感があったり、一部のお金持ちの人だけ恩恵にあずかれて良いなぁという感覚を持った人も多かったのではないでしょうか?
しかし、そのアベノミクスを打ち出した安倍元総理ですら、ここ2~3年はアベノミクスによる功績をアピールしなくなりましたし、海外の投資家の視点では国内の目よりも相当厳しく見られていたようです。
日本にいるとあまり意識しませんでしたが、外国の友人にアベノミクスのことを聞くとかなり厳しい意見ばかり言うので途中で耳が痛くなった思い出もあります。
そんな厳しい状況で舵取りを任され、スガノミクスを打ち出したとしても株価に対する良い影響は少ないと思われますし、一時的には下落するこ可能性も考えられます。
むしろ、現状維持など悪い方に向かわなければ今の時期であれば良いのかもしれません。
スガノミクスとアベノミクス違いのまとめ
スガノミクスとアベノミクスとの大きな違いは今後作られていかなければならないものだと考えられます。
民主党政権によって色々な変化の立て直しによって安倍元総理は実績を叩き出し、当時のキャッチコピーであった「日本を取り戻す」という言葉を実践したことで当初は多くの支持を集めました。
ですが、菅義偉氏が総理大臣に任命されるタイミングは、その安倍元総理が尽力してきた後で、立て直す箇所を自ら探し出して政策を打ち出さなくてはいけないため、政権運営の厳しさは7年前よりも上であと思います。
スガノミクスもアベノミクスも方向性は同じか、近いものだと思います。
しかし、これからスガノミクスが打ち出されることがあれば、アベノミクスを超える日本再興戦略を打ち出していただくことを切に期待しています。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました!
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