「創価の子」というキーワードが第97回東京箱根間往復大学駅伝競走のクライマックスである第10区の終盤に起きたドラマによって生まれたニューワードとして今日(2021年1月3日)のトレンドに一瞬だけ上位に食い込みました。
当初は、創価の子というキーワードには戦犯などの悪意も含まれていましたが、創価大学陸上競技部駅伝部のメンバーの結束力や監督である榎木和貴のコメントなどによって、創価の子という言葉の意味も変わってきたように思えます。
今回の記事では、「創価の子」というキーワードは、どのような状況で生まれ、創価大学のアンカーを努めた小野寺君への戦犯という心無い言葉が広まるよりも、小野寺君を含めた創価大学競走部のメンバーへの励ましの声に変わった経緯をまとめました。
創価の子とは?
ぶっちゃけアンカーの創価の子なんだけど・・・
君は頑張った!
よくやった!それで良い
常連駒大の底力がはっきりと見えてしまった勝負だったアンカーの創価の子を叩くやつは、人種性別宗教などを越えて・・・人間のクズな!
箱根を走りきった全選手に拍手を! pic.twitter.com/Vi853HXx2h— 生たまご (@namatamago240) January 3, 2021
この創価の子というキーワードは、創価大学が箱根駅伝出場4回目にも関わらず、信じられない結果を叩き出して往路優勝を果たし、復路でもトップで第10区にたすきが渡り、もしかしたら創価大学が箱根駅伝で総合初優勝を果たすのか!?という興奮の中で生まれました。
まさに創価大学は2021年の箱根駅伝ではダークホース的な存在として、圧倒的な実力を発揮したことで、創価大学の各ランナーの知名度の低さも相まって「創価の子」という言葉が生まれた可能性もあります。
創価大学というのは、良くも悪くも多くの関係者もいるため、他の大学よりも優勝の可能性に対して凄まじい期待感と注目が集まったのです。
そのため、第10区をアンカーへの期待が集まるも、惜しくも駒沢大学のアンカー石川君に抜かれたことで、創価の子が戦犯という心無いつぶやきが少し広まったことが話題の原因であると考えられます。
しかし、実際のところ、箱根駅伝を走る血のにじむような練習を毎日こなしてきた選手への心無い言葉というものは、真の箱根駅伝ファンたちの励ましやフォローによって、その悪意は次第にぬりつぶされました。
トレンドに創価の子
ツイートを見るとみんな励ましているのに感動‼️‼️
2位に誇りを持ってほしい
お疲れ様😭最後まで頑張った事には違いない
駒澤のアンカー石川くんは
とてつもなく速くて安定した走りだった事も間違いない pic.twitter.com/94QUCmDbu2— 美容研究@素敵な発信を応援 (@juyuka10310723) January 3, 2021
2021年の箱根駅伝が終わる頃には、ほとんどのご家庭で各大学を応援していたファンの声としては、トレンドになってしまった創価の子に対する励ましの声がほとんどでした。
むしろ駒沢大学のアンカーの石川くんのとてつもない走りに注目を集める人も増えて、創価のアンカーの小野寺君の激走も含めて、 第97回東京箱根間往復大学駅伝競走にも様々なドラマが眠っていたことに気づかせてくれたと、前向きなコメントで埋め尽くされたほどです。
箱根駅伝のアンカー小野寺君は戦犯では無い理由
謝る必要なんてないのに。。。
抜かれた後の小野寺選手の姿に一層心を打たれた人は多かったはずです。
最後まで全力だったのは、みんなに伝わったし、到底真似できることでもないです。
自信もってほしいです。#箱根駅伝 #創価大学 #創価の子 https://t.co/bEeexmBsZt— BourboNBlack (@bourbonblack_) January 3, 2021
小野寺くんを責めても良いのは、あの極限のプレッシャーの中を最後まで完走した小野寺勇樹君本人だけだと思います。
むしろ、あの状況で創価大学のたすきをゴールまで運んだことで、各大学の強豪たちがひしめく最高の舞台で堂々の準優勝を果たせたのですから、途中棄権になってもおかしくないほどのボロボロの状態でゴールした責任感は凄まじいです。
特に、多くの箱根駅伝ファンの心を震わせてくれたのは、小野寺くんの激走以上に、創価大学のメンバーの温かさにあったのではないでしょうか。
創価の子たち
ゴールの瞬間
いい笑顔してたよ
たくさんの感動を有り難う小野寺くん最後までよく頑張った!
常勝青山学院大学に勝利し
希望溢れる堂々の2位に拍手!! pic.twitter.com/9tMVjMW4hJ— 二重跳び省エネ跳びyoutuber (@double_unders) January 3, 2021
なんだか本当に良いチームなんだなって思いましたし、こんな心を揺さぶるチームだからここそ優勝して欲しかったという気持ちも決して無いわけではありませんが、来年の箱根駅伝でも創価大学といチームが出場することが本当に楽しみになりました。
個人的には例年以上にドラマチックな大会だったと思います。
優勝した駒沢大学は選手のバランスが素晴らしく、各チームで区間賞を取っている選手が少ないにも関わらず総合優勝したというドラマ性や、ディフェンディングチャンピオンの青山大学も復路では圧倒的な強さを見せつけ、往路次第では連覇もあったなと思える貫禄を見せつけました。
こんな強豪が一同に集まる舞台で、最後まで走りきり途中棄権という選択肢も小野寺君の表情やコンディションから見たらあり得たかもしれません。
ですが、プレッシャーと極限を超えた状況下で創価大学をキッチリ2位に導いた小野寺君が戦犯で有るはずがないと思っている駅伝ファンの方の声は本当に多かったです。
創価の子と呼ばれた小野寺くんの激走は箱根駅伝ファンに伝わる
【箱根駅伝 結果】
第97回箱根駅伝、2位でゴールしました🔥
出走選手10人をはじめ、チーム全員で戦い抜いた結果です!!この2日間、また、これまで創価大学駅伝部を応援してくださり、誠にありがとうございました!
今後とも応援よろしくお願いします✨#箱根駅伝 #獅子奮迅 #もう一花咲か創価 pic.twitter.com/r6J9vWC7vl— 創価大学陸上競技部 駅伝部 (@sokauniv_ekiden) January 3, 2021
2021年の創価大学は本当に強かったです!
創価の子と呼ばれた小野寺くんはラスト3キロで体調に異変があったように見えた中でもゴールを最後まで諦めませんでしたし、なにかしらのアクシデントと箱根駅伝はどうしても起こり得るものです。
そのような急なアクシデントにも出来るベストを小野寺君はしっかりと果たしましたし、まさか駒沢大学の第10区に石川君という大会屈指の、区間賞をとってしまうような凄いランナーがいたことも予想外だったと思います。
今大会は様々なドラマが織り込まれているからこそ、悔しい思いをする選手もいたり、劇的な逆転を繰り広げて歓喜の声に包まれるチームもあるのです。
むしろ、あれだけ限界を超えた走りをした小野寺くんに対して心無い言葉を投げかける人物こそ炎上するに相応しい人格ですし、Twitter上ではそのような人の方が少ないのは本当に今大会はテレビ越しで応援していたファンの人格も整っていたと思います。
今年は箱根駅伝の第7区の二宮の風物詩であるフリーザ様たちも沿道での応援を自粛して、モラルの高さを発揮していましたし、年々駅伝の視聴者のモラルが向上しているように思えます。
創価の子と呼ばれた小野寺くんは決して戦犯ではない理由のまとめ
「創価の子」というキーワードが生まれた時は、箱根駅伝を走る選手への心無い反応が膨らむのではないかと不安になりましたが、実際のところ 創価大学のメンバーを含め、優勝した駒沢大学や、他の出場した大学のメンバーへのねぎらいの声に包まれていたように思います。
今回は箱根駅伝では初めての沿道での応援に対する自粛の要請もあり、例年に無い寂しい高いかと思いきや、今まで強豪とは思われなかった創価大学の期待を遥かに超える活躍によってすごくドラマチックになりました。
今回のドラマを生み、激走を果たしたランナーの方には本当に感謝したいほどに2021年の箱根駅伝から感動をもらえたように感じます。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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