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焼肉店の業績が好調な理由は?飲食業界で独り勝ちのバブル状態の理由も!

焼肉店の業績が好調な理由は?飲食業界で独り勝ちのバブル状態の理由も!
焼肉店の業績が好調な理由が時折お茶の間でもニュースで見かけたり、雑誌でも特集がくまれていますよね。

 

感染症問題によって外食自粛、忘年会自粛、営業時間短縮・・・、外食産業は今年厳しい経営を強いられています。

 

お店を開けないと苦しい、でもお店を開けてもお客が来ない、居酒屋だけでなく大手飲食チェーン店でさえ頭を悩ますほどです。

 

そんな重い空気が漂う外食産業ですが、この状況下でも業績を伸ばしている飲食店があります。

 

それが「焼肉店」です。

 

感染症問題により客足も売上もガタ落ちな中、焼肉店だけが好調な売上推移を見せていることが注目されています。

 

今回の記事では、飲食業界の中でも業績好調をキープしている焼肉店の、なぜ焼肉店がこれほど人気なのか?

 

そんな焼肉店が絶好調な理由を調査しました。




焼肉店の業績が好調な理由

焼肉店の業績が好調な理由は?飲食業界で独り勝ちのバブル状態の理由も!1
人々の外食自粛やお店の営業時間短縮によって、どこの飲食店も窮地に立たされている中、なぜ焼肉店だけが業績好調なのでしょうか。

 

その理由が、焼肉店ならではの換気設備が整っている点にあります。

 

焼肉店といえば、各テーブルの中央にコンロと網、上部には排気ダクトが、もしくは無煙ロースターがついていて、焼く時に生じる煙が蔓延しないように常に換気がしっかりしていますよね。

 

感染症問題が騒がれる昨今で、飲食店のような人が集まる場所は感染リスクが高いと恐れられていますが、その点焼肉店は換気が充分に行われているので、お客は安心感が持てるようです。

 

ほかにもこんな声が挙がっていました。

 

「注文がタッチパネルだから店員との接触を避けられる」

「個室のお店が多い」

「最近の焼肉店は1人でも利用しやすい」

 

実際に感染リスクを抑えられるからというより、お客側の気持ちの問題かもしれませんが、非対面で注文できるシステムや、飛沫防止シートではなく個室という仕切られた空間が設けられているのはどこか利用しやすさを漂わせますね。

 

また近年は1人焼肉も当たり前な文化として確立してきたのも好影響をもたらしたのかもしれません。


一人焼肉の強みは、女性でも入りやすいという部分も実は大きなストロングポイントだと思われます)

一方で焼肉は焼肉でも、ビュッフェやバイキングのようなお客が席を離れて回らなけれならない、人と接触する機会が多いお店は抵抗がある声が多いです。

焼肉店が飲食業界で独り勝ちの理由

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今は各所から部屋の空気を定期的に喚起しましょうと呼び掛けられているほど流行り病に敏感です。

 

居酒屋などでも30分に1回、1時間に1回、お店の窓やドアを開けて換気を行っている店舗もあります。

 

その努力も虚しく、客足が遠のくばかりで閉店する店舗が続出しました。

 

売上前年比4割~6割減の飲食店がほとんどの中、焼肉店だけが好調な推移で独り勝ち状態なのは、繰り返しになりますが、飲食業界の中でも特に換気設備が充分なことです。

 

店員が定期的に窓を開け閉めして換気を行わないといけない居酒屋に対し、焼肉店は各テーブルの換気設備によって3分に1回のペースで、換気量は他飲食店の10倍にも及びます。

 

焼肉店=換気が常に行われているから安心できる。

 

だからなのか、休日には満席になるほど客足は伸びており、家族や友人と外食するときは決まって焼肉店という人が増えているようです。


ニュースなどでも焼肉店の業績好調は度々見聞きしますが、1番実感するのは、地元の焼肉店に足を運んだ時ですよね。

 

今日も流行り病の感染者数が一気に800人を超えたことなどから、今後もより換気設備の整った焼肉店にとっては追い風になるかもしれません。

焼肉店がバブル状態の理由

焼肉店の業績が好調な理由は?飲食業界で独り勝ちのバブル状態の理由も!3
結論からお伝えしますと、焼肉店の強みは出店のしやすさです。

 

通常、飲食店を出店する際は初期費用と運営経費の両方を検討しなければなりません。

 

焼肉店をご自身でオープンするとなると、

 

焼肉店は各テーブルにコンロや空調などの設備が必要だから費用がかかってほかの飲食店より出店が難しいのでは?

 

というイメージがありませんか?

 

確かに初期費用はかさみますが、もう1つの運営経費でコストを抑えられるので初期費用分の早期回収が見込めるのです。

 

その理由はこれもまた焼肉店ならではですが、焼肉といえば基本お客がお肉を焼くので店員側はほとんど調理の手間もなく料理を提供できます

 

なので厨房に立つ店員も最小限で回せるため、人件費も抑えられるのです。

 

そのほか食材費も、昨今の感染症問題によって飲食店の休業要請などが相次ぎ、その影響からか食肉の卸値が値崩れしているらしく、比較的安く仕入れられて利益も得られやすくなっています。

焼き肉店の業績好調は大手外食チェーン店にまで影響が!

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最近では、外食チェーンで有名な「ワタミ」が居酒屋から焼肉店へ業態転換したことが話題になりましたね。

 

また焼肉チェーンの「焼肉きんぐ」が10月、11月と出店し、この業界不景気の中でも新店舗を増やしています。

 

まさに焼肉店の独り勝ち、バブル期到来とも言えますが、長い目で見た場合に、この先焼肉業界も厳しくなってくるのではないでしょうか。

 

今はある意味災い転じて福と為すのような状態、感染症問題が解消すればほかの飲食店も活気を取り戻すため競争は激しいものになるかもしれません。

 

お客側もほかの飲食店へ足を運ぶ機会も増えますから、その時が本当の勝負時になると思われます。


(どんなに世の中の景気が落ち込んでいても焼き肉の人気は衰えませんね)

 

今年から仕事も通勤することなく在宅ワークが推進され、新たな生活スタイルが確立し、家にいながらでもお店の料理が食べられるウーバーイーツや、出前館のような宅配サービスも注目されるようになりました。

 

もしかしたらいずれバブル崩壊が訪れるのかもしれませんが、来年にはワタミや焼肉きんぐで配膳ロボットが導入されるなど、今後も焼肉店の成長は続きそうですね。

焼き肉店の業績が好調で独り勝ちの理由のまとめ

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外食業界が不景気な中、焼肉店だけが好調な売上を推移し注目されています。

 

正確には焼肉店以外のお店でも業績を向上させているお店もありますが、やはり焼き肉というジャンルの伸び率は全体的に他の飲食業界を尻目に好調なのは間違いありません。

 

居酒屋などでは閉店する店舗も相次いでいる中で、なぜ焼肉店だけが高い業績を残しているのか、その理由は焼肉店ならではの換気設備です

 

そして、調理をお客さん自身でやってくれるという、従業員にかかる調理コストの負担が抑えられ、調理というよりは盛り付けだけで済むメニューの多さもストロングポイントだと考えられています。

 

その上、焼肉店は各テーブルにダクトなどの換気設備が設けられており、3分に1回のペースで店内の空気は換気されていますから強いわけです。

 

感染症問題が騒がれる昨今、人が集まる場所は避けられていますが、焼肉店のように換気が充分に行われているお店は、お客側に感染リスクは少ないのではという安心感を与えられたからかもしれません。

 

外食大手でも焼肉店に業態転換、出店するほど好調ですが、感染症問題の解消後には一変するのではないかという懸念もあります。

 

焼肉店はバブル期とも言われていますが、バブル崩壊が来ないよう今後の成長に注目です。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。