オルタネートという作品が直木賞候補にノミネートされたことが今日(2020年12月18日)のサンスポで一面になり話題になっています。
話題になった理由としては、オルタネートという作品の執筆者がジャニーズ事務所に所属しているNEWSのメンバーである加藤シゲアキさんだからという側面が非常に大きいようです。
日本で最も有名な文学賞は芥川賞かと思いますが、同じくらいの知名度がありつつも、ベストセラーの切符ともいえるのが直木賞かと思います。
今回はそんな、国内でもトップクラスの知名度を誇り、ベストセラー作家の仲間入りとなることもできる最高峰にして受賞難易度も極めて難しい直木賞にジャニーズという本業だけでも大変な世界に身を置きつつも執筆していた加藤シゲアキさんが受賞したらすごいことです。
小説家としてプロデビューしている人でも生涯を賭けても受賞することの出来ないほどの最高受賞難易度の直木賞候補にノミネートされた「オルタネート」という作品の内容や、候補どころか受賞する可能性もリサーチして記事にまとめました。
オルタネートが直木賞にノミネートの理由は?
えらいこっちゃーーー💚
シゲおめでとう‼️‼️‼️
オルタネート直木賞ノミネート‼️#加藤シゲアキ#オルタネート#直木賞 pic.twitter.com/P1Adw96hWv
— ぴ@(ぴあ) (@pi_05rinrin_10) December 17, 2020
オルタネートが直木賞にノミネートされたことによる反響はすごく大きいみたいですね!
ジャニーズというイケメンの軍隊のような厳しい環境での執筆活動を続けられた加藤シゲアキさんにも祝福の声が多く上がっていますが、なぜオルタネートという作品は直木賞にノミネートされたのでしょうか?
直木賞という賞は、新人や中堅作家の方たちの登竜門といわれ、この門をくぐった作家たちはベストセラー作家の最有力候補とも呼べる実力が証明されます。
そして直木賞は、芥川賞のような純文学と違い、大衆小説として「娯楽性」や「商業性」が重要視される傾向にあり、よりエンターテイメント色が強く押し出された作品が候補に選ばれるそうです。
となると、ジャニーズという、エンターテイメントのプロ集団の中で活躍した実績との相性は抜群といえるでしょう。
特に加藤シゲアキさんは、ジャニーズジュニア時代に、多くのジャニーズ候補の中でも選りすぐりのメンバーで結成されたNEWSのメンバーにも抜擢され、競争の激しい世界でも上位に食い込む才覚を持っています。
であれば、アイドルという感性が、読者に与えるエンターテイメント性は、プロ小説家の方達と並んでも、積み重ねたエンターテイメントの中で過ごした人生経験によって抜きんでることができたはずです。
そんな加藤シゲアキさんが執筆した「オルタネート」という作品は、直木賞候補にノミネートされる資格は十分にあると考えられます。
オルタネートという作品の内容は?
ふたば書房山科駅前店では、#加藤シゲアキ 先生の直筆サイン入りポスターを展示中✨
うーん…イケメンですね…☺️💕最新作「#オルタネート 」も目立つ場所にて展開中でした〜!!
久々の新刊ですからね、どんな内容か気になる方はぜひお手に取ってみてください✨ pic.twitter.com/aprWkALjxO— ふたば書房 おすすめ情報 (@futaba_PR) November 21, 2020
オルタネートという作品の内容を作品の価値を落としてしまうようなネタバレを防ぐために概要的に説明をさせていただくと、舞台設定は高校で恋愛や友情や部活という多くの人が共感できるような世界観です。
そして、連載している期間も十分にあったため登場人物にも厚みを持たせた青春群像劇という、執筆者の力量を問われるスタイルで作品は進むようです。
最も、内容の核心に触れずに「オルタネート」の世界観を短時間にお伝えできるのは、新潮社のユーチューブチャンネルがアップしているプロモーション映像ですね。
上記のプロモーション映像には、加藤シゲアキさんご本人も登場しています。
ジャニーズの厳しい選抜をくぐり抜けたエリートのルックスは、執筆活動だけではなく、自分の作品のプロモーション映像にまで登場できてしまうのですから強すぎます。
オルタネートが直木賞を受賞する可能性は?
第164回 #直木賞 候補作が発表https://t.co/IpOtI9sjse
芦沢央(初)『汚れた手をそこで拭かない』文藝春秋
伊与原新(初)『八月の銀の雪』新潮社
加藤シゲアキ(初)『オルタネート』新潮社
西條奈加(初)『心淋し川』集英社
坂上泉(初)『インビジブル』文藝春秋
長浦京(初)『アンダードッグス』KADOKAWA— ニコニコニュース (@nico_nico_news) December 17, 2020
オルタネートという作品は、栄えある直木賞候補にノミネートされたことが話題にはなりましたが、まだ受賞したわけではありません。
ただ、直木賞候補にノミネートされること自体が作品の実力と名誉なのですが、実際問題として、加藤シゲアキさんの他にも「オルタネート」という作品と実力が拮抗する作品や、もしかしたら、それ以上の作品を執筆して候補にノミネートされた人は他にも5名います。
芦沢央(初)『汚れた手をそこで拭かない』文藝春秋
伊与原新(初)『八月の銀の雪』新潮社
加藤シゲアキ(初)『オルタネート』新潮社
西條奈加(初)『心淋し川』集英社
坂上泉(初)『インビジブル』文藝春秋
長浦京(初)『アンダードッグス』KADOKAWA
上記の加藤シゲアキさんの他にもノミネートされた作家陣の実力はどれも超一級品であることは間違いなく、どの作家さんも超有名出版社から送り出された小説に人生を賭けた人たちです。
直木賞は紅白歌合戦のように参加することで、その名誉を果たせるタイプの賞であったり、昨日の深夜のラジオ番組の「岡1グランプリ」のような、参加した芸人の芸がどれも素晴らしいから全員優勝!という形式ではありません。
厳しい国内選考を勝ち抜き出場権を獲得するオリンピック選手に近く、出場した後にトップになることが求められます。
なので、直木賞候補にノミネートされた作家は6名なので単純計算したら、直木賞という賞を受賞できるのは16.7%の確率です。
しかし、審査員の琴線にどれだけ触れることができるかによって、その単純計算によってはじき出した直木賞受賞確率16.7%はもっと膨らむかもしれませんし、他の候補者の中に突出した作品によって最終選考に残った作家がいれば一気に0%に近づくかもしれません。
直木賞の候補にノミネートも十分に名誉ですが、ここまで来たなら勝ち取ってもらいたいのがファンの心境でしょう。
果たして、オルタネートは直木賞を獲得できるのかを考えました。
直木賞を獲得する難しさはスポーツで例えると
一説によれば、直木賞は芥川賞よりも受賞が難しいとすら言われています。
それは純文学の短編がメインの短距離走のチャンピオン的な芥川賞と、より長編で面白さを最後まで保つ必要のあるマラソンのような厳しい舞台の直木賞との違いだと思います。
であるなら、加藤シゲアキさんは2003年にジャニーズジュニアの中でも特に高く評価されて選抜されたグループであるNEWSでのキャリアは17年にも及び、そんな厳しいエンターテイメントの世界で戦ってきた経験がオルタネートに活かされていれば報われる可能性は十分にあると考えれます。
実力的にも、他の小説家としてのキャリアを重ねた候補者たちに加藤シゲアキさんは引けを取っていませんし、話題性だけで終わることはないでしょう。
オルタネートを商業的な視点でみると直木賞獲得も?
オルタネートという作品の内容や、執筆者である加藤シゲアキさんの人生経験によるエンターテイメント性が掛け合わされれば、直木賞受賞という結果は十分に狙えると考えらます。
そして、直木賞のもう一つの特徴としては、エンターテイメント性だけでなく商業的な視点で見ると、売り上げや話題性などを優先したら、今回の候補者の中では断トツでジャニーズの加藤シゲアキさんが際立っています。
そのため、話題性や売り上げなどの商業的な視点でだれを直木賞を受賞してもらうのがベストかと考えたら、他の小説家の方が超一流であろうとも加藤シゲアキさんに受賞してもらうのが一番でしょう。
オルタネートという作品が直木賞受賞で炎上は?
以前、ポプラ賞という大きな賞を齋藤智裕さんという無名の新人作家が獲得して話題になったことがありました。
その作品は『KAGEROU』(カゲロウ)と言い、無名の新人作家の正体が水嶋ヒロさんであったことでさらに話題になり大きな売り上げを出しました。
しかし、作品の内容が他の候補者よりも明らかに劣っているのではないかという疑惑から八百長の疑いで炎上したことがあります。
これは小説と俳優であった水嶋ヒロさんの化学反応が売り上げを叩き出した半面、小説家としての力量のなさを世間はバッシングして炎上に発展したのです。
しかし、加藤シゲアキさんは、すでに小説家としてのキャリアがあるため、水嶋ヒロさんのような無名の新人が賞を獲得するというドラマ性がないですが、実力は認められているので、もしもオルタネートが直木賞を受賞したとしても炎上騒動は起きない可能性も高いかもしれません。
なので、商業的に見たら、オルタネートはかなり有利ですし、もしも他の直木賞候補者の作品の方が面白かったとしても、話題性の無い作品は表には出ないですし、読めたとしても、候補に挙げた出版社の雑誌に掲載される程度なので、確認をする人も少ないでしょう。
であれば、おのずと、オルタネートという作品は直木賞にノミネートされて話題になっていること自体が、大きく他の作家や作品勢から抜け出しているとも考えられます。
やはりエンターテイメントの王者であるジャニーズに所属している加藤シゲアキさんがが直木賞を受賞するというのは、他の候補者のような小説家という世界での知名度よりも強いので、僕はオルタネートが直木賞を受賞できる確率は16.7%どころか70%近い確率で勝ち取れると思っています。
オルタネートが直木賞にノミネートの理由のまとめ
オルタネートが直木賞に受賞されたことが話題になりましたが、作品がノミネートされた理由としては、その作品が面白いからというのが大前提ではありますが、加藤シゲアキさんがジャニーズというエンターテイメントの世界の経験値を込めて新潮社で連載していたという下積みにあると考えられます。
作品の内容は、高校を舞台にした青春群像劇として、多くの読者に共感してもらいやすい舞台設定で、すでに多くのファンも獲得している作品なので直木賞作家を受賞する可能性も十分にあると思われます。
直木賞はエンターテイメント性の他にも商業的な一面も強く、受賞させた作品がベストセラーになる可能性を考えると、執筆者である加藤英明さんがジャニーズに所属しているという部分も大きな選考評価対象になっても不思議ではありません。
もちろん、加藤シゲアキさんが今まで小説に打ち込んできた時間や、小説いかける熱意が直木賞候補にノミネートされるという大きな舞台にまでたどり着いた理由ですが、この先は運任せではなく、もしかしたら長年勤めてきたジャニーズ事務所というバックボーンが小説家としてのさらなる門出を迎える後押しになるとも考えられます。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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