ついにハンカチ王子という愛称で一斉を風靡した斎藤佑樹投手が現役引退の報道が週刊文春によって発表されましたね。
まだ斎藤佑樹選手の在籍する日本ハムファイターズからの確定情報ではありませんが、最大手の週刊誌から引退説が記事になり多くの人の関心を集めています。
ここ最近の週刊文春さんのネタの発掘に関するアンテナの高さにも関心させられますね。
ただ、個人的には斎藤佑樹選手は鳴り物入りでプロ野球界に入ったものの、どんなに結果を残せなくても絶対に後ろ向きにはならない前向きさと常に球団に恩返しするという強い意志は入団当時の成功が約束された自信に溢れていた時代とは別の魅力を感じて応援したいです。
今回の記事ではその引退説の根拠とされる10年契約の内容や、戦力外の実績でも現役でいられた理由について記事にまとめました。
斎藤佑樹投手の引退の理由は?
今回の斎藤佑樹投手の引退理由の根拠となりうる10年契約についてですが、これは斎藤佑樹さんが日本ハムファイターズに入団した時にされた契約と言われています。
今から約10年前の2011年には日本ハムファイターズだけじゃなく、ヤクルトやソフトバンクにロッテなどのそうそうたる球団からの1位指名を受けた斎藤佑樹投手。
かなり投手層の厚い球団も斎藤佑樹というスター選手の獲得に賑わっていた時代からだいぶ経つんですね。
そして、日本ハムは斎藤佑樹選手との交渉権を獲得し、その時に結ばれたのが10年契約と呼ばれるものだったようです。
斎藤佑樹には10年契約を結ぶ価値が十分にあった
10年と言うのは当時22歳だった斎藤佑樹選手の現役でいられる期限を考えたら長すぎず短すぎずの設定だと思われます。
もしも選手側が要望したとしても、当時の斎藤佑樹という、今で言うメジャーリーガーとしても華々しい結果を出している田中将大以上の逸材からの希望であれば球団としても応えざるを得ない提案だったのではないでしょうか。
終身雇用契約とは程遠い世界におけるプロ野球選手が10年契約とは凄いなぁとは思いますが、当時の斎藤佑樹を知る人であれば、そのくらいの要望は間違いなくうなずける選手でしたね。
斎藤佑樹投手の引退を防いだ10年契約
いままで斎藤佑樹投手はプロ野球選手の中でもド派手な実績と話題性に包まれプロ入りしましたが、あまりも伝説的なプロ入り前の実績と比較すると、プロになってからの活躍は超一流とまでは行きませんでした。
一年目がまさかのキャリアハイとなり、それ以降は結果はパットせず、ここ数年は毎年ラストチャンスと言われつつも球団やファンの望む結果に近づけずに引退を囁かれていました。
それでも、一向に戦力外通告もされずに、常に競争の厳しいプロ野球選手の数少ない椅子に座り続けられたのには理由があります。
斎藤佑樹投手に関する10年契約の信憑性
それは斎藤佑樹投手の引退には上記でお伝えした10年契約という条件があったようです。
この10年契約というのを様々な記事を調べて見たところ、日本ハムファイターズがこのような契約を正式に出したという確証はなく、ほとんどの情報が推論であったり、大手の週刊誌による裏付けや確証などの無いものでした。
可能性としては十分にありえるけれど、仮にあったとしても信憑性や確実性のある情報は表にはでないと思われます。
斎藤佑樹投手が戦力外にならなかった理由
単純に人気や話題性が今でもあることに加えて、契約をした時に10年契約と思われる内容に近い手厚い保障があったなどの2つの要因と考えられます。
今でも斎藤佑樹投手の進退に関して現役続行か引退かという注目の集まる決断の憶測でもヤフーなどのニュースサイトではトップ記事になったり、週刊誌が飛ばし記事という記者の憶測で書かれた記事だとしても売上部数にも貢献します。
正直、ここ数年の斎藤佑樹投手の成績であれば並の知名度を持つ選手であれば間違いなく戦力外通告を受けていてもなんら不思議ではありません。
ですが、プロ野球はエンターテイメントとして、選手の背景にあるドラマ性や過去の栄光も含めてその選手の価値を測るところがあります。
最高のプレーを見たいという思いも当然あるのですが、今でも記憶に残るほどの熱い名勝負を繰り広げた選手が今でも現役でプレーしている事自体に励まされるファンも多いのです。
斎藤佑樹投手の現役引退に関するまとめ
懐かしの斎藤佑樹 pic.twitter.com/pj0FvADqMv
— ボビー (@zliuK4z9ZFxGeMe) August 25, 2020
今朝の報道では斎藤佑樹投手の引退はまだ不明確のようです。
個人的にはまだまだ斎藤佑樹投手のピッチングを見てみたいですし、数年ぶりの勝ち星を勝ち取る姿も見てみたいですし、甲子園から大学野球での華々しいキャリアとは違いプロでは思っていた活躍ができていなくても、毎回何かやってくれるという期待感はあります。
実際に日本ハムファイターズでもグッズの売上はとても良いですし、ルックスや今までストーリー性では現役選手の中でもトップクラスなのは間違いありません。
プロを引退するとしても、もちろん今回のような話題性が出てしまいますが、まだ現役引退が確定したというわけでもないので、10年契約の先にある勝ち星を上げるところを見せていただきたいと思います。
他にもおすすめの記事がありますので、よろしくお願いします
⇒内川聖一の退団理由と移籍球団は?引退か現役続行かの今後を調査
⇒斎藤佑樹の引退後の予想!タレントか野球コーチ?スポーツキャスターも
⇒ミスフル作者が鬼滅の刃に便乗!鈴木信也の面白さが再注目の訳!