漫画バンクという違法サイトが閉鎖されてしまったのか、消えたとの噂が今日(2021年1月31日)の早朝からトレンドにガッツリ上がっています。
今はスマホというどこでも持ち歩けるパソコンのような便利なアイテムを小学生から使うようなデジタルネイティブ世代が増えているため、違法サイトによる良い面にしか気づかずに利用している方も多いのではないでしょうか。
個人的にもウェブで公開されている漫画は頻繁に読みますし、いい歳してスマホのアプリにはマンガワンとかサイコミと言った漫画雑誌アプリをインストールしています。
ですが、今回話題になっている漫画バンクという存在は危険だと思います。
何が危険かと言えば、違法サイトゆえに悪質なウィルスなどによる万が一の実害や、違法サイトに頻繁いアクセスしたり著作権という早い内に知っておかないと困るであろう常識に疎くなることなど上げればかなりありそうです。
今回の記事では漫画バンクというサイトが閉鎖して消えてしまった理由や、違法サイトの危険性と、今後についてまとめました。
漫画バンクが閉鎖で消えた理由とは!
漫画バンクが閉鎖なのか、神の意思による消滅なのか、その理由は定かではありませんが実際に現状「漫画バンク」と検索して現れるトップのサイトには入ることが出来ません。
その理由として考えられるのは、一時的にトレンド化して莫大なアクセスにサーバーが耐えられなくなったからという一時的な理由も考えられますが、サイトの運営者に法的措置が取られた可能性が高いと思われます。
その根拠としては、以前も有名であった「漫画村」という違法サイトも運営者であった星野ロミさんの逮捕によって2018年4月に閉鎖されたことが記憶に新しいからです。
そのため、今回の「漫画バンク」が突如アクセスできなくなったとしたら、サイトの運営者に法律による罰則が下ったと考えられます。
漫画バンクを利用される人の心理と今後
【朗報】漫画バンク死す漫画BANK死す pic.twitter.com/7PVxoXGHpM
— 良コメをする奴 (@ryoukomeeeeeee) January 30, 2021
漫画バンクが閉鎖されて消えたという声が上がると同時に、突如として多くのヒット作が無料で読めなくなってしまい、ガツガツ読んでいた人にとっては読んでいた漫画を急に取り上げられたような悲しみに襲われたであろうことは想像がつきます。
ですが、これを良い機会と捉えて、その読んでいた漫画を書店で購入したりキンドルなどで買って読むことをオススメさせてください。
意外と身銭を切って購入した漫画って本当に思い出に残りますし、無料で読んでいた時と比べると作品に対する愛着が驚くぐらい跳ね上がります!
違法サイトで無料で読むことが習慣づけられてしまうと、作家による作品への労力への共感は極限まで乏しくなって、支払っているのはお金ではなく違法サイトを読んでいる人の時間だけなので、必然的に自分の時間を払っているのだから少しでも多く読まなくてはと雑な読み方になります。
これも好奇心はお腹いっぱいになりますが、案外記憶にも残りません。
なによりも、作者が心血を注いで執筆した作品をすごい雑な評価でしか判断出来ない上に、お金も払っていないくせに凄い批評家と化して救いようが無くなり可能性があるのです。
ですが、作品への思いやりの有る人は自分のお金で漫画を買うことで、その作品に対して支払った代金以上の価値を得ることが出来ます。
時として支払った代金に見合わない作品との出会いもあるでしょう。
いわゆるクソ漫画と言われるものですが、そのような作品もあなたはちゃんと代金を払っているので批評する意見にも切れ味が生まれ、その研ぎ澄まされた刀は名刀としてクソマンガレビュー家という多くの漫画ファンに一目置かれる存在になるきっかけになるかもしれません。
それに、人の感性は熟成されるもので、当時は「この漫画クソだな!」と思いつつも身銭を切った漫画はやけに捨てづらく、ブックオフに売っても二束三文なので家に置いておき、数年後に読むと「この漫画凄い…!自分がクソだったわ…!」(実体験)という自分の感性の変化を楽しめるものです。
漫画バンク使うのは法律違反やから買った pic.twitter.com/lrKQGCgP0W
— けいいいいいいいいいいいい (@n_nx_xo_ox_xu_u) January 29, 2021
漫画バンクの違法性に気づき、書店で好きな漫画を購入する王道を突き進む人にもっとスポットライトを当てて差し上げるのも、1つの違法サイトをなくすための行動かもしれませんね。
僕は結構絶版になった作品をキンドルで購入するタイプなので、先日購入した漫画は「覇王伝説 驍(はおうでんせつ たける)」を全巻購入しました。
マガジンの傑作中の傑作ですが、書店はおろか古本屋でも購入出来ない作品を購入出来る喜びに打ち震えております。
ちなみに違法サイトは売れ筋ばかりしかラインナップにないから僕は利用していないだけで道徳心は欠如していますが、無料でも読みたい漫画は週刊誌で読んでいるので利用していません。
漫画バンクという違法サイトの危険性
女の子と話になって
「オススメの漫画、今日から漫画バンクで読み始めます!!」
と言われて
「なんて素直な子なんや…素晴らしい」
と思ってどんなサイトか検索した結果を見て途方に暮れてます…。 pic.twitter.com/b6iYj7sFVJ— はと🐦 ようすけ (@jounetu2sen) January 28, 2021
漫画バンクをさすがに善意の塊で作られているサイトである!と本気で信じて人気作を読みまくるピュアなハートの持ち主は国内でも稀有な存在だと思います。
ほとんどの漫画バンクを利用するユーザーの心理としては、罪悪感を抱きしめつつも身銭を来られずに流行の作品を読めるというメリットの大きさに屈しているのではないでしょうか。
それも人の心の弱さゆえに、個人的には共感できます。
僕が違法サイトを利用しない理由は心血を注いで執筆してくださった作家さんへのリスペクトや道徳心などではなく、以前違法の大人のサイトを覗き込んだ際に「パシャ!」という音共に高額請求画面がパソコンに表示された恐怖心で違法サイトが怖くて仕方がないだけです。
このような経験をしていなければ、無料でヒット作を読み漁れるサイトに飛びつかないわけがありません。
ですが、結局は違法サイトって客観的にみても、見る方も処罰の対象なんです。
この記事を読むために時間を費やしてくださっているあなたには出来ることなら違法サイトには近づかずに、申し上げにくいのですが一生懸命働いたお金や、我慢の心によって蓄えたお小遣いなど、魂を削って生み出したお金で漫画を購入して読んでください。
そちらのほうが結果的にですが、リスクを含めたトータル的なコストで考えると支払う対価は少なくて済ますし、あなたの読んだ漫画を他人にオススメする際にも、情熱が乗ります。
チクチク罪悪感に苛まれた挙げ句に、運悪くあなただけが違法サイトを見ていた人物としてやり玉的に逮捕される可能性もあり、なんで自分だけが!って怒りの炎に焼かれるよりは違法サイトに近づかないほうが良いと思うので、少しでもお気に留めていただけたら幸いです。
漫画バンクの閉鎖による今後
漫画バンクはこの世から消滅した…。
そしてこの世のマンガ業界にも平和は訪れるのであった…! La Fin
とは行かないのが違法サイトの宿命というか強みで、上記でもお伝えしましたが、漫画バンクなどの違法サイトは決して善意の塊で運営されているわけじゃありません!
サイトを訪問する方に定期的に僕のブログでもやっているように広告を挟んで収益を挙げているので、決してリスクを負ってあなたのために!無料で漫画を読んで欲しいのです!というスタイルではないのです。
僕もこの記事を書くのは広告収入が欲しくてほしくてたまらないというモチベーションによって運営しています。
「漫画バンク」は存じませんでしたし、利用するつもりはありませんが、調べた限りのPV数での広告収入は凄まじい金額なので、運営者側の椅子に座らせてやると言われたら、座ってみたいです!
「漫画村」という2018年に閉鎖されたサイトは広告収入だけで、600万~800万円と、とんでもない金額を叩き出していますが、「漫画バンク」もトレンドに載るほどなので、相当な広告収入があったと思われます。
なので、これからも違法とは分かっていても、著作権違反という、違法アップロードされた作品を生み出す作者の生命線を奪ってでも、逮捕されるリスクを犯してでもお金を稼ぎたいという思いで新しく違法サイトが生まれる可能性はあるはずです。
結局は違法サイトを利用する人が減るまでは、無料で漫画を読みたいという欲望がある限り第2、第3の「漫画バンク」は生まれると思います。
ですが、大きな金額を稼げるとは言え、多くの人に迷惑をかけ、逮捕されるリスクなどを真剣に考えたら、先程は「漫画バンク」の運営者側の椅子に座りたいと言いましたが、やっぱり絶対に座りたくないのです。
漫画バンクが閉鎖で消えた理由のまとめ
今回は「漫画バンク」という違法サイトの閉鎖に関する理由や、利用者の心理と今後についてを記事にまとめさせていただきました。
正直に綺麗事を抜きに語らせていただくなら、「漫画バンク」は広告収入でウハウハですし、サイトに訪問する人も無料で人気作が読めて嬉しいというWin-Winの関係なのかもしれません。
しかしこの世にはバランスが存在して、必ずどこかしらで歪が生まれます。
その歪とは漫画を執筆している人たちや、出版業界が青ざめるほどのダメージを受けているため、違法サイトが隆盛を極めるほどに、才能のある漫画家の芽は摘み取られ、長い時間をかければ1つの漫画というカルチャーに与える損害は想像を絶するはずです。
僕は臆病さ故に違法サイトを利用しませんが、「漫画バンク」というサイトを見つけることが出来ていたら利用してみたかった気持ちも実はあります。
お金を払わないで書店に並ぶ漫画が読めるなんて夢みたいですし、結局ネットリテラシーというか、違法サイトに関する知識が乏しかったから利用しないのでは無くて、利用出来なかっただけなのかもしれません。
ですが、今後も違法サイトがまた生まれる可能性は高いと思いますし、新しい違法サイトが生まれてもずっとその存在を知らないで過ごしたいと思います。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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