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大竹の悪送球時の大誤審!原監督のリクエスト権放棄にファンの声は?

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2020日本シリーズの二戦目で大竹寛投手の悪送球が話題になりましたね!

9回表にすでに2対11という10点近い得点差による劣勢ではありました。

そして、この時に起こった二つの大きな出来事が、巨人ファンの間では話題になっています。

まず一つ目は、大竹寛投手のホームへの悪送球

二つ目は、巨人ファンが大きく失望した出来事です。

大竹投手の悪送球によって、その際に追加得点が入った際のきわどいプレーにも関わらず、原監督がリクエスト権を全く使うそぶりものなく試合が終えたことです。

今回は、2020年の日本シリーズ二戦目にして、大敗を喫した巨人の今後の試合にも影響を及ぼしかねない問題点を記事にまとめました。




大竹投手の悪送球について!

2020年の日本シリーズでの巨人の不調を象徴するようなプレーに、ファンはまさに阿鼻叫喚でした。

特に大阪にある京セラドームまで足を運んだ、東京がホームだけど、ジャイアンツを応援するためならば行かねばなるまい!と言った熱狂的な巨人ファンの方たちには同情せざるを得ないプレーには注目があつまりました。

この派手さこそはなく、すでに2対11と勝負は決まったかのような得点差でのプレーはスポーツ番組の日本シリーズのダイジェストではあまり報道されていませんが、大ごとです。


通常のセオリーであれば、ホームゲッツーによって、窮地をしのげるはずが…。

本当に色々とかみ合っていないというか、複雑な気持ちになるプレーでした。

本来であれば、ホームゲッツーというのは下記の動画のよう守備陣に春をもたらす絶好の機会でもあります。

上記の動画では地獄から生還したかのように大喜びで帰ってくるほどに、地味ながら感動的なプレーが生まれるものです。

しかし、大竹投手の場合は満塁というピッチャーにとっての地獄の状況を、ピッチャーゴロという最高な形で、ごんぶとなクモの糸を手繰り寄せたはずが、ちぎり寄せる結果に!

巨人ファンの精神性の高さというか、最後まで試合をあきらめない心も、満塁の窮地を何とか脱して最終回の攻撃に夢を見ようとピッチャーゴロの瞬間に思ったはずです。

ところが、予想だにしない大竹投手の悪送球によって、ホームゲッツーと言うぶっとい糸がちぎれてしまい、大竹投手だけでなく、京セラドームにまで遠征した巨人ファンも心情的には愕然としたでしょう。

大竹投手の悪送球は、高校野球であったなら監督から張り倒されて、チーム構想から外されるほどのレベルの大失態であったことは間違いありません。

しかし、過ぎてしまったミスもこれだけ叩かせていただければ少しは気が晴れますが、問題は、この大竹投手の悪送球に付随した部分にもあります。

大竹の悪送球時に原監督はリクエスト権放棄?

素人目から見たら際どいプレーでした。

しかし、リプレイを見ると間違いなくアウトになるプレーだっただけに、最後まで勝負を捨てない姿勢があれば原監督は絶対にリクエスト権を使うべきでした。

名将と名高い名監督であっても、ソフトバンクホークスの圧倒的な戦力の前には、かつて築き上げた監督としてのプライドもズタズタになり、指揮もままならなかったのかもしれません。


この記事を読んでくださっているあなたに対しては釈迦に説法かもしれませんが、リクエスト権とは一試合につき二回ほど監督が使用できる権利です。

際どいプレーの際には、リクエスト権によって審判の一瞬の判断で下されたジャッジがリプレイ画像によって覆ることもあります。

球界の中でも特にリクエスト時のジェスチャーの大きさに定評がある人こそ原監督ではないでしょうか?

しかし、大竹投手の悪送球時にはリクエスト権を使わなかったのは、原監督の闘志に少し陰りが見えていたのか、際どいプレーではあったものの原監督も大竹投手のためにリクエスト権を使うことにためらいがあったのかもしれません。

大竹の悪送球と原監督にファンの声は?


日本シリーズというセントラルリーグの覇者とパシフィックリーグの覇者による頂上決戦としては、あまりにも二試合を通してソフトバンクホークスの強さが際立ってしまい、原監督への評価が著しく落ちています。

本来であれば、原監督は非常に優秀なの人だと思いますし、ジャイアンツも決して弱くはないのですが、完膚なきまでに嫌味もなく正々堂々とした強さのホークスが常軌を逸した強さだと考えたいものです。


巨人が弱いのではなくて、ホークスが強すぎて他球団が弱いという考察も納得できるほどの実力が今年のホークスにはあります。


去年の日本シリーズと全く同じ組み合わせということもあり、ジャイアンツとしては何が何でも勝ちたい気持ちはあるにも関わらず、去年以上に力量の差を見せつけられる形にジャイアンツファンの中には胸を痛める人も出ています。

ジャイアンツという名門にしてエリートの努力家が集うチームに対して、育成選手から這い上がってた漫画の主人公みたいなキャラクターの多いホークスとの試合がこれほど大きな展開になる理由はどこにあったのでしょうか?

個人的には、ソフトバンクホークスは12球団で最も裏方で働いているコーチ陣が、すさまじく優秀だとしか考えられません。

ジャイアンツのような即戦力を集めた強大なチームに対して、長期的な展望で育成選手にまで細心の注意を図って主戦力にまで育てるという長期的展望を実践したチームが圧倒しているという結果はホークスの見えない数年間の努力のたまものだと思います。

大竹の悪送球と原監督のリクエスト権放棄のまとめ

大竹の悪送球時の大誤審!原監督のリクエスト権放棄にファンの声は?
日本シリーズも二試合が終わり、圧倒的な強さと王道を行く戦い方を見せてくれるホークスに声援が集まる一方で、伝統ある常勝軍団であるジャイアンツの評価は千賀投手のお化けフォークよりも鋭利な角度で落ちつつあります。

しかし、まだ二試合しか終わっていませんから、ジャイアンツにも意地を見せるチャンスはありますし、二試合勝った程度で油断をするようなホークスではないため、素晴らしいプレーをさらに見せてくれるホークスとの試合は楽しみです!

原監督も9回表の大竹投手の悪送球によるクロスプレー時にはリクエストを使いませんでしたが、9回裏の最後の攻撃時にはウィラー選手の諦めない姿勢の前に、リクエスト権を行使しました。

結果はひるがえることはありませんでしたが、個人的にはこのような勝負を諦めない姿勢で試合が終えたことには何かしらの意義があったのではないかと思います。

まだジャイアンツは持ち味をホークス相手には発揮できていません!

残りの試合で、ジャイアンツファンだけでなく、対戦相手のホークスファンや、プロ野球ファン全体が盛り上がるような試合を見せてくれることを期待しています。