西内花月堂さんと言う、香川県屈指の最強スイーツを生み出す名店の口コミが、かつてないほどに大きなうねりを上げて炎上したことが話題になっています。
その西内花月堂さんの口コミが炎上した理由を探ってみると、クリスマス用の生ケーキである「果物が集うヤドリギ」という作品が火種のようです。
今回の記事では、先日トレンドランキング1位を獲得していたキーワード「生ケーキ」のルーツとなる西内花月堂さんが生み出したスイーツの芸術「果物が集うヤドリギ」が口コミで炎上を起こした経緯をまとめました。
西内花月堂の口コミが炎上した理由は?
明日、1日遅れでこんなケーキが届くみたいです😭ヤマトはこんな雑な扱いしないはずだから、ホント何があったのかお店に聞きたい。#西内花月堂 https://t.co/pP8Qt5pChq
— あやぴこ@NiziU、猫、ご飯好き (@ayapiko1026) December 26, 2020
西内花月堂さんが、丹精込めて作ったクリスマスケーキは楽天市場でも評判だったため相当数の売上を記録したそうですが、今や口コミはシングルスター(1つ星)という最低評価が流星の如く降り注いでいます。
その理由はケーキの味ではなくて、届けられたケーキの状態にあるようです。
けっこう男性的な考え方の人の中には
「お腹の中に入っちゃえば一緒だよ!」
というおおらかな人も大勢世の中にはいますが、クリスマスケーキやバースデーケーキのようなイベントや記念日のケーキだけはそうはいかないんですよね。
なので、西内花月堂さんが炎上してしまった理由は、配送手配の不備にあった。
この一点に尽きると思われます。
西内花月堂に対する口コミや炎上が拡散希望された理由
西内花月堂さんは、公式サイトでは、パティシエが素材からデザインまでの一つ一つを丁寧に手作りによるお手製のケーキは他のケーキとは一味違うクリスマスを演出してくれることを予感させる見事な紹介でした。
個人的な感覚としては、Twitter上に拡散されているデザインが崩壊してしまったケーキの写真を見たところ、形が崩れていても結構美味しそうだなと思えるケーキです。
ですが、クリスマスケーキの価値は味を上回るほどにデザインや飾り付けが大切だということを、ケーキ作りに全ての意識が注がれてしまったのか疎か(おろそか)になってしまったのかもしれません。
西内花月堂仕事が杜撰すぎんか。まず梱包がアウトやろ。特殊な形状ならそれなりの梱包せんといけんくない?発送した日も頭おかしいし、万一こんなことになってもそれに対して電話で謝罪して返金するとかもできたはずなのに、それどころか商品ページ削除して逃げようとしとる時点で終わっとる。
— 🛁🐩👟🕯🧁🧴🌫 (@nanako3126) December 26, 2020
せめてもう少し梱包まで気が回れば、これほど口コミが炎上しなかったかもしれませんし、二次被害としてはクレーム対応を西内花月堂さん自身が全く受け付けていなかったことにもありそうです。
西内花月堂さんの立場として考えたら、クリスマスケーキを全力で作り、ヘトヘトになっているところにクレーム対応をする羽目になったら身体が壊れてしまうでしょう。
しかし、お客様の怒りが発生することを防げなかった梱包の問題が話題になってしまった以上、店舗の信頼がか壊されるのを防ぐためにもクレームへの誠実な対応は必要不可欠だったとも考えられます。
西内花月堂の生ケーキ果物が集うヤドリギとは?
西内花月堂さんへの口コミが炎上してしまった理由等はお伝えしましたが、その炎上の火種となったクリスマスケーキ「果物が集うヤドリギ」の存在も大きいでしょう。
「果物が集うヤドリギ」はクリスマスツリーのような独特なデザインで、西内花月堂さんの創作しているケーキの中でも特に独創性が豊かで、キャッチコピーやセールスレターの力の入れようから、相当数のお客さんの脳内イメージを刺激した力作です。
個人的な私見ですが、「果物が集うヤドリギ」というクリスマスケーキには自分で食べてみたいという欲よりも、だれかと一緒に食べてみたいとか、おしゃれなデザインを家族や友人などと共有してみたいと思わせる魅力を感じました。
おそらく、「果物が集うヤドリギ」を注文されたお客さんの中には、同じような気持ちでオーダーした人も多かったと思います。
そして、クリスマスケーキの特徴とも言えるのが、届くまでのワクワク感と、少しづつケーキが届くまでに挙がってしまう期待感という心の中のハードルでしょう。
その膨らんだ期待感のままに、クリスマス当日に「果物が集うヤドリギ」のイメージとはかけ離れた、遠心分離機にかけられたのかと思えるようなぐちゃぐちゃの状態に果物達はなぎ倒されれ、理想の装飾とはかけ離れた状態で届いたのが今回の騒動の一連の流れです。
「酷すぎます!書き込みを見て不安を覚え、到着時直ぐに中身を確認しましたが、その通りグチャグチャで…」 【画像】楽天市場のクリスマスケーキ、ガチでぐちゃぐちゃ。ケーキ屋は雲隠れ? https://t.co/uhLKprpNlP #西内花月堂 #楽天市場 #クリスマスケーキ
— M【ブロガー★ゆうらりHappySmile】 (@yulari_happy) December 26, 2020
クリスマスケーキって改めて味以上に見た目の重要性を痛感させられる出来事でした。
僕は生ケーキは大好物なのですが、ケーキのデザイン性を高めたバターケーキの需要の高さも毎年実感しています。
バターケーキって口に残るクリームの後味があまり美味しくはないのですが、見た目の美しさと形状が生クリームよりも崩れにくいというストロングポイントもあり、味と見た目のトレードオフな逸品です。
なので、今回西内花月堂の口コミで悲しみをつづった方達には、来年はバターケーキという選択もご検討いただければと思います。
西内花月堂の口コミの炎上理由と生ケーキ果物が集うヤドリギのまとめ
西内花月堂さんという名店ゆえの驕りなのか、それてとも梱包という丁寧に作ったケーキのデザインを守るための配慮を失念された油断なのかはわかりません。
しかし、今回の西内花月堂さんへの口コミが炎上したことによる気づきは他のオンラインショップやお客さんの立場からしても様々な気づきや勉強になる点が多い話題だったのではないでしょうか?
西内花月堂のケーキ完売してるのに
レビューの評価がやば… pic.twitter.com/W7bRntx4nW— クーポン配布 ( ホッピー ) おじさん (@kuponkoji) December 26, 2020
今年は流行り病などの影響もあり、ステイホームの声も強く、今までなら手を出さなかったオンラインショップへの利用者も増えている分、お客さんの中には怒りっぽい人や、ネットリテラシーが高いけれど、店舗への寛容さの低い方も増えています。
僕のようなサイレントクレーマーという性質の悪いタイプもいますが、有る種クレームをくれる人の中には、対応次第でファンになってくれる方もいたり、逆に誠心誠意謝ることでつけあがるクレーマーもいるので店舗としては非常に悩ましいことには同情出来る余地も多いです。
しかし、丹精込めて作った商品は届け方1つで評価が大きく変わってしまうという事実はどのような業界においても改めて再認識する価値のある大きなトレンドだと思います。
今回の記事も最後まで目を通してくださってありがとうございました。
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