「Go To キャンペーン」が、いよいよ始まりましたね!
感覚的には国民の反対意見を押し切っての政府の強行感が強いのですが、本当に上手くいくのかどうか強い不安が残るキャンペーンではります。
「Go To キャンペーン」は、現状の感染拡大の影響を受けて、困窮している観光業を支援するためのキャンペーンですが、東京都を中心に感染者が増え続ける現状の中、利用したいと思っている一般客も観光業の方たちも「結局どうなるの?」という状況です。
急遽、政府は、東京都在住の方は「Go To キャンペーン」の対象から外すと発表しましたが、この判断は妥当なのでしょうか。
今回は、そんな「Go To キャンペーン」の是非について調査したいと思います。
「Go To キャンペーン」をなぜ強行するの?
GOTOトラベルのありそうな末路。
全国への感染拡大で遠からず「凍結」されるかも→みんな慌てて予約殺到→感染拡大で安倍内閣あたふた→感染拡大加速し社会不安増大→批判殺到で突然の凍結表明→税金によるキャンセル料の補償が膨れ上がる→キャンペーン予算の大部分がキャンセル料で消えてなくなる— 鮫島浩 (@SamejimaH) July 22, 2020
「Go To キャンペーン」は、ウイルスの感染拡大により経済的な打撃を受けた宿泊施設や飲食店を救済しようという企画です。
要は、今までにもあった地震や台風などで災害した地域を支援するための「ふっこう割」と似たような性質のものかと思われますが、今回に関しては、まだウイルスの問題が解決していない状態でのキャンペーンです。
みんなが旅行に行けば、経済が潤って万歳万歳!というものでもないんですよね。
ですから、なぜこのようなキャンペーンを今、政府がおこなったのかということに対しては、疑問を感じている人は多いと思います。
最悪のケースとしてキャンセル料だけでキャンペーンの予算が消滅する可能性もありそうですね…。
東京を外すことでgotoキャンペーンは上手くいく?
緊急事態宣言後、感染者の人数は日に日に多くなっていっています。
その大多数が東京都であることは言うまでもありません。
この現状を受けて、政府は東京都在住の方を「Go To キャンペーン」の対象外とすることを発表しました。
夏の旅行を楽しみにしていた人にとっては、ショックですよね。
また、期間目前に発表された東京都のキャンペーン除外を受けて、旅行をキャンセルする人も続出。
宿泊施設によっては、キャンセル料を負担したホテルや旅館も少なくはないので、観光業界を支援するどころか追い打ちをかけていますよね。
なんとかそのキャンセル料が、国から保証されればいいのですが、そのあたりもまだ曖昧で、何もかもが混乱の中にあります。
東京外しは不公平?
GoToイートは今日公募延期にした💥
GoToトラベルは昨日東京外しの不公平さ見せたばかり💥
今日は高齢者❌ 若者❌
旅先大人数宴会❌なんだと💢
線引き出せないまま混乱積み重ね💥
誰が対象⁉️勤め人減収下💢「「Go To トラベル」で国交相 高齢者や若者の団体は割引対象外」 https://t.co/9FleeoAp3B
— 🌟ぐっちょ2channel🌟 (@KHQ6VAK7UABNZ80) July 17, 2020
東京都在住の人の中にも、日常生活で極力感染予防に努めてる人もいるでしょうし、逆に地方の人の中にもマスクも付けずに外出したり夜の街で遊びまくっている人もいるでしょう。
また東京都と言っても閑散としている地域はあるでしょうし、横浜や大阪などの中心地在住の人の方がよっぽど感染リスクは高いと思います。
東京都かそれ以外かということだけで分けてしまうことが正しいのかと聞かれると、何か違うような気はします。
しかし、何か違うような気はするものの、何が正解かと問われれば、やはり「東京外し」という方法しかなかったのではないかと思います。
ざっくりと短期間で決断するなら、東京かそれ以外かという分け方しかなかったのではないでしょうか。
東京都に住む方はいろいろと不満はあるでしょうが、日本全体を感染から守るためには当然の判断だったんじゃないかなと思います。
「Go To キャンペーン」で感染は広がる?
都会のショッピング街を見ていると、デートをしているカップルも若い女性の友人同士も、マスクを着用している人が圧倒的に多く、「さすが日本人はすごいなぁ」と感心しています。
「遊ぶ=コロナのことは気にしない」という人が多くなるのかなと緊急事態宣言発動中は心配していましたが、そんなことはなかったようです。
連休中に旅行に行く立場として
私自身も、ある程度は遊びたいけれど、感染には充分に注意したいと考えている派です。
私は、この三連休は有馬温泉に出かける予定を入れています。
ホテルの部屋はめちゃくちゃアルコール除菌してやろうと思ってるし、レストランにはマイ箸を持っていく予定です。
ちょっと感じ悪いかもしれませんけど、自分の身は自分で守らないと!と思ってます。
しかし、まだまだ「旅行はちょっと…」と思っている人は少なくはないようで、本当に危機管理意識の高い人は旅行は控えているように思います。
そう考えると、やっぱり感染予防対策が甘い人が全国に旅行に行くのかなと思うと、怖いなと思います。
都会の人が、感染者が少ない地方の観光地へ行き、ウイルスを撒き散らすことになるような可能性もありますし、旅行自体が今の時期色々な不安要素を他人に与えてしまうのかもしれません。
観光業を支援することにはなるかもしれませんが、地方に住む人たちにとっては、迷惑としか言えないキャンペーンだったのではないでしょうか。
GoToキャンペーンの東京外しのまとめ
今回は、「Go To キャンペーン」の意義と東京外しの妥当性について考察してみました。
未曾有の事態、どう判断することが正解なのかは誰にもわかりません。
それぞれの立場がありますので、国民みんなが納得する政策を打ち出すことは、不可能に近いでしょう。
いろいろ疑問を感じる部分はありますが、なんとか自分にとってベストな選択をしたいものですね。
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