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クレイジーサイコレズ沙都子が黒幕に!悟史より梨花に執着する理由とは?

クレイジーサイコレズ沙都子が黒幕に!悟史より梨花に執着する理由とは?
クレイジーサイコレズ】という、1つの単語自体にも相当なインパクトのある単語を3つも連ねたような複合キーワードが今日(2021年3月19日)の深夜のヤフーリアルタイムの末席あたりに、その名を連ねました。

 

この【クレイジーサイコレズ】というキーワードがトレンド入りを果たした理由は、毎週必ず大きな話題を振りまく【ひぐらしのなく頃に業】という作品の影響であることは間違いありません。

 

その【ひぐらしのなく頃に業】という作品における登場人物の1人である北条沙都子というキャラクターがスーパークレイジーサイコレズ!は言いすぎですが【クレイジーサイコレズ】と視聴者からは評されています。(個人的にはスーパーを付けても良いレベル)

 

今回の記事では、元々同人ソフトとして発売され、続編が出るごとにファンを獲得し、今やコンシューマー化も果たしメディアミックスにぱちんこ・パチスロなど単価の高い分野にまで翼を広げた【ひぐらしのなく頃に】の最新作である「」における沙都子のトレンド入りを果たす変貌についてまとめました。




クレイジーサイコレズ沙都子とは?


クレイジーサイコレズの名をいつの間にほしいままにしている北条沙都子ですが、もともとはいたずら好きで運動神経が良くて頭の回転の早い女の子という…あれ?何気にめちゃくちゃハイスペックなキャラクターです。

 

ですが、学力も瞬発的にはありつつも勉強が死ぬほど嫌いな上、自分から親友の元には駆け寄らずに、自分のところに親友が留まることを願い、それを強制してくるクレイジーサイコレズ化した令和のリトル・モンスターです。

 

本来なら一度の人生を火の玉のような情熱で生き抜くのが物語に登場するキャラクターの宿命ですが、北条沙都子は死ねばまたやり直せる力を持つ反則レベルの能力を超絶無生産な目的のために絶対の意思を貫き通す姿勢が毎回ひぐらしファンを熱くさせます。

 

平たく言うと、一言も二言もツッコミを入れたくなってしまうキャラクター設定なんです。

クレイジーサイコレズ沙都子が黒幕に!


(ルックスも相当良さそうですが、セントルーチア学園の描写から見ると同性から見ると梨花の方が魅力的なのかも)

 

ひぐらしのなく頃にという作品のネタバレになってしまうので、もしもこの記事をみつけてくれたにも関わらずネタバレがちょっと…という繊細な感性をお持ちの方はブラウザバックをして、ひぐらしのなく頃にと、ついでにうみねこのなく頃にも読破した頃に覚えていたらまた読みに来ていただけると嬉しいです。

 

ただ、今回のひぐらしのなく頃に業を全話視聴している方であれば、スーパーをクレイジーサイコレズの沙都子が一度は完結した「ひぐらしのなく頃に解」の黒幕であった鷹野三四から惨劇の引き金となるH173も盗み出したことで沙都子が黒幕となる描写も確定しましたね。


ですが、「ひぐらしのなく頃に業」を視聴し終えると、

黒幕が沙都子であるという犯人

2セントルーチア学園生活での梨花が親友の自分を裏切ったと思い込んでいるという動機

3エウアによる記憶も引き継げるループ能力という手段

の3つが解明されているためミステリーとしての見どころは欠けるものの、明確な答えは答えとして楽しみですし、犯人も動機も手段も明かされているからこそ理解が早く、その答えに至る道筋を観ることが出来るのはネタバレしていても見たくなる心模様と似ています

 

竜騎士07先生の「ひぐらしのなく頃に」という作品と双璧を為す作品である「うみねこのなく頃に」はほぼ答えを原作では用意しつつも、作者自らが答えを明確にせずに終わらせたことで評価を落とした経緯があるため、「ひぐらしのなく頃に卒」ではしっかりと回答の詳細は用意されるはずです。

(※うみねこのなく頃には原作では明かされなかった謎もコミック版では謎も完全解明されています。)

クレイジーサイコレズ沙都子が悟史より梨花に執着する理由

クレイジーサイコレズ沙都子が黒幕に!悟史より梨花に執着する理由とは?1
クレイジーサイコレズとして、その地位を確立している沙都子ですが、なぜこれほどまでに梨花に執着するのかが個人的には理解が追いつかないところでもあります。

 

肉親であり、過去の辛い時期にも守ってくれていた兄の悟史に対する執着と、親友の梨花を天秤にかけて、あっさりでは無いけども、梨花への執着を選んだ沙都子にクレイジーサイコな部分を感じた視聴者の方は多いのではないでしょうか。

 

視聴者であれば、セントルーチア学園でやり直し能力で学年1位を余裕で取れたり、梨花が裏切ったと確信した部分を別のルートでその真意を解きほぐせば学園での地位も友情も全部手に入るのでは?と考える思考回路とは別に、過去の梨花に対して死ぬほどわからせてやるという復讐心はやべぇの一言です。

 

高校生の梨花を標的にしないところに狂気を感じます。

 

だって梨花の立場では防ぎようがない上に、防げない時点では梨花は沙都子に対して心から信頼を寄せている存在なだけに性質の悪さを感じざるを得ません。


個人的にも「ひぐらしのなく頃」は原作もプレイして、一期のアニメはDVDも全部集めてねこ殺し編もゲットし、アンソロジーも何冊も購入するほどに当時はハマっていましたが、その頃から北条沙都子というキャラクターは、あまり好きなキャラではありませんでした。

 

その理由としては、他のキャラに比べると描写はだいぶ浅かったですし、克服すべき過去も乗り越えていないままフィナーレを迎えているので、「ひぐらしのなく頃業」では最も作者の竜騎士07先生にとっても加筆しやすいキャラクターだったのかもしれません。

 

一度は完結した「ひぐらしのなく頃」と言う作品の魅力は個人的に好きなキャラクターダントツであった鷹野三四という哀れな道化の絶対の奇跡にたどり着くまでの常軌を逸した努力と血のつながらない祖父への恩義が作品の完成度を磨いたように感じますが、沙都子の危険性は底が全く見えないところに引き込まれそうです。

クレイジーサイコレズ沙都子のまとめ


今回の記事ではクレイジーサイコレズという不動の肩書きを得た北条沙都子が黒幕である理由や、兄の悟史よりも親友の梨花に対する歪みきった執着の考察をまとめました。

 

正直、この沙都子と梨花の根比べには、どちらが勝っても得るものはなく、猫騙し編では梨花が沙都子が実は記憶を持ってループしているという事実を見抜いている時点で、犯人も動機も手段だけでなく、梨花が勝つという結果も出ているところが大胆です。

 

ただ、結末はわかっていても、かなり伏せられている状況や沙都子の心情などもあるので、「ひぐらしのなく頃卒」ではどのように明かされていくのかが本当に楽しみで仕方ありません。

 

中途半端な犯人や犯行動機では、これほどまでにワクワクしません。

 

しかし、身勝手極まる犯人である沙都子の執着心と、同情しづらい動機(学園生活での約束の反故)や、手段(自決によるやり直し)など他の作品では類を見ないほどに偏執的で盲目的な犯人による一世一代の頑張り物語の結末には今からチェックしていきたいと思います。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。