共通テストと鼻出しマスクの二つのキーワードが世間から多くの関心を集めています。
今まではセンター試験と呼ばれていた受験生にとっての日本で最も受験者数が多いと思われる共通テストが昨日行われましたが、万全の準備を整えて開催したものの、やはり世間から賛否両論の分かれる問題が発生しましたね。
起きた問題は、共通テストを受けた受験生の一人がマスク着用義務を果たしたものの、マスクから鼻だけを出す形で試験を受けていたため、試験監督からの注意を再三にわたって受けるも、それを無視したという理由で不正扱いが決まり受験失敗という結果が話題です。
今回の記事では共通テストでなぜ鼻出しマスクが問題になったのか?そして受験生はなぜマスクを鼻から出すことを改めずに不正になってしまったのかをまとめました。
共通テストでなぜ鼻出しマスクが問題に?
共通テスト
鼻出しマスクで失格って有り得ん
なんなら試験監督も鼻出しマスクしてたし。 pic.twitter.com/nwLzqrdmn0— Geology↓カモメ↑シヨ (@1024kamome) January 17, 2021
共通テストという大げさに言えば、人生の岐路にも影響を与えかねない大きな試験において今までの前例の無い理由で不正による失格を申し付けられた受験生に対する同情の声や、試験監督への共感の声など意見が大きく分かれているのが今回のテーマの特徴とも言えます。
受験生の立場に立てば少々今回の不正による失格という対応は厳しすぎますし、試験監督の立場で考えると再三に渡る注意勧告も無視されては受験生に対する一般常識があまりにも欠けるため何かしらの措置を講じたい気持ちも共感できるかもしれません。
ただ結果としては受験生は不正による失格という事実は決まったことなので、その理由に絞って考えると、マスクから鼻を出すことも事情を事前に説明すれば別室で受験できるのに、その申し出がなかったことや、マスクから鼻を出していたこと以上に指示に従わない行為を6回も繰り返したことが問題だと考えられます。
そんなことで、といいますが
この問題の本質は鼻マスクしていたことでなく試験監督の再三の指示があったにも関わらずそれに従わなかったことですよ。
👇の画像は共通テストの要項なのですが、しっかりと不正行為の一覧に監督者等の指示に従わないこと、が明記されてあります。
当然の結果です。 pic.twitter.com/TDpAo6e9nF— 漢 (@T8LnKtjCx2wcprM) January 17, 2021
試験場において監督者等の支持に従わないものは不正行為と認定されることは事前に書かれているため、マスクから鼻を出すことで受験資格を失ったわけではないという理屈は確かに筋が通っているようです。
共通テスト受験生の鼻出しマスク不正の理由は?
だそうだ。まぁ事前にルール周知があり、数度の警告もあり、その上で従わないってのもすごいな。来年も可能とはいえある程度人生でも大きめのヤマ場だろうに。
まぁメガネは曇りやすいな体験談。
共通テスト マスクから鼻出し受験 注意従わず不正認定 | 教育 | NHKニュースhttps://t.co/lV1jh2Y7DL https://t.co/Tc0Fqj63Ua pic.twitter.com/eVBNEMEJ9Y
— ▩お酢(偽) 🐾 ® (@kouya115) January 17, 2021
共通テストの受験生の立場で考えると、おそらく眼鏡をしていたのではないか?という憶測の声がとても多いです。
個人的に僕も眼鏡をしているため、正直、今までは風邪をひいていても冬場は眼鏡が曇って前がすごく見づらいのでマスクの着用は一切しませんでした。
ただ、今の流行り病が蔓延している時期では、そんな個人の都合なんかよりも同調圧力も半端じゃないですし、他人への迷惑になることや、悪目立ちだけは避けたいのでマスクは徹底着用せざるを得なくなり、マスクの針金の部分を鼻に密着させる形に変形させて極力自分の息が眼鏡に触れないようにしています。
そして、受験生であれあより眼鏡の曇りなどに関しては神経質になったでしょう。
受験会場が暖かければ問題ありませんが、寒かったりする眼鏡が曇って問題用紙も答案用紙も読みづらく、今までは対策が取りやすいセンター試験から応用力に重点を置かれるようになった共通テストではわずかな眼鏡の曇りすら集中力に影響が出ると当人が思い込んでいたとしても不思議ではなりません
せっかく共通テストのために勉強をしてきたのですから、少しでもベストの状態で受けたいという焦りが、マスクから鼻を出すという行動に出て、注意を受けても無視していたのかもしれませんし、まさか本当に不正扱いまではされないだろうという楽観的な部分もあったと考えられます。
共通テスト受験生の反抗心の理由は?
きちんと着用してください🤣#鼻マスク#頭はフライパン pic.twitter.com/7x1sdwHhbl
— maimai (@mai_jp_ch) January 16, 2021
共通テストのためにしっかりと準備をしていたはずなのに、6度もの指示を受けたにも関わらずそのすべてを無視して不正となった受験生は一躍時の人となっています。
しかしながら、この報道にはまだ不正によって失格になった受験生の言い分が一切公開されていません。
今ある情報だけでは、どの角度から見ても、6度も注意を受けたにも関わらず改めなかった受験生の方が悪いように思えてなりません。
なので、若干というか、とても受験生の方に問題があったようにしか思えませんが、今回の報道が大きく取り扱われれば、不正という結果に終わった受験生の言い分も聞ける可能性もありそうです。
もしかしたら、注意をした試験監督の注意の仕方が居丈高であったり、とても受け入れたくない注意の仕方をされていたという可能性もありますし、不正による失格はあくまでも脅しであって本気では無いなどと期待させてしまう優しい注意の仕方の可能性だってあります。
おそらくこれだけ話題性をまとってしまったので、受験生が表だって自分の主張を伝えるためにメディアに出演したりでもしたら、さらに今回の騒動に対する注目は集まりそうですね。
共通テストで鼻出しマスク問題のまとめ
共通テストでマスクから鼻を出したまま試験を受けたことで不正となり、失格となった受験生が話題になりました。
どちらの主張が正しかったのかと言えば、事前に受験要綱にもあった試験監督の指示を無視した受験生にあるという結果には賛否両論の声が上がりましたが、一度や二度の指示で試験を不正扱いされたとあったなら厳しすぎると感じますが、6度もの指示があったとなると、受験生にも何かしらの事情があったのかな?という疑問が残ります。
今の報道では受験生が不正ということで共通テストは失格になったことのみが報道されていますが、今後はもしかしたら、受験生本人による主張も公表されるかもしれません。
受験生の言い分も公表されると、今後の共通テストに関する大きな改善にも繋がりますし、今現在の状況では失格になった受験生を強く批判するのも控えた方が良さそうです。
共通テストへの思いや考え方だけでなく、試験監督から指示を受けた際の状況など、どちらに問題があったのかも今後解明されていくと思われます。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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