GENDA(ジェンダ)という会社が今話題になっています。
GENDA(ジェンダ)とは一体どういう会社なのか?
多くの人が今まで見慣れない会社の社名がYahooリアルタイムなどで上位に急に現れたので検索需要は高まっているようです。
このGENDA(ジェンダ)という会社が話題になった理由は、大手ゲーム会社であるセガがゲームセンター運営からの撤退をすることにも関わってきます。
今回の記事ではGENDA(ジェンダ)とセガがゲームセンター運営からの撤退に関する関連性も含めてまとめました。
GENDA(ジェンダ)とは?
正直、初めてGENDAという社名を見たとき、ゲンダと読んでしまった人もいるのではないでしょうか?
GENDAで(ジェンダ)とは少々読みづらいですよね。
「GENDA」とは以下の言葉による頭文字を並べた社名のようです。
「Global Entertainment Network for Dreams and Aspiration」
日本語で言うと、
グローバルにエンターテイメント事業を展開し、
『世界中の人々の人生をより楽しくする』
という意味が社名に込められているそうです。
GENDA(ジェンダ)の代表取締役の申 真衣 (しんまい)が凄い
出資先GENDAの代表取締役社長です。 pic.twitter.com/14w6vnAMG0
— ソルユサCEO/1兆円企業を創る (@yusaluna2) November 2, 2020
GENDA(ジェンダ)の代表取締役の申真衣(しんまい)さんの経歴がすごすぎることにも注目が集まっています。
東京大学経済学部経済学科卒業
↓
2007年ゴールドマン・サックス証券株式会社入社
↓
外資系証券会社に約10年勤務した後退社
↓
2社のベンチャー企業の役員
↓
GENDA(ジェンダ)の代表取締役
という華々しい経歴をお持ちのようです。
GENDA(ジェンダ)の代表取締役の片岡 尚も凄い
・ミダスキャピタル傘下のGENDAがセガサミーのゲームセンター部門の株式85.1%取得
・対象会社は売上406億/営利1.8億
・買取総額不明だがセガサミーに構造改革費用200億円発生
・GENDAの資本構成はミダス63.7%、片岡尚氏17.0%、合同会社シンマイ4.2%。経営陣の資本もセイムボートで入ってるんですね pic.twitter.com/9rFTKbvvmn— グロースボウズ🇺🇸🇯🇵企業分析 (@growthbozu) November 4, 2020
さらに共同経営者である片岡 尚代表取締役は申 真衣(しんまい)氏に比べるとメディアに出ることは少ないのですが、
5年間で株式会社イオンファンタジーを世界一のアミューズメント施設運営企業に成長させ、時価総額を231億円から1,310億円に引き上げる
という凄まじき実績を残しています。
片岡 尚氏はイオンファンタジーという企業の時価総額を桁違いの成長を遂げさせた手腕を持ち、雑誌の紙面などの表にこそ姿をあらわしませんが、実績と今後のGENDA(ジェンダ)をよりよくするための展望を実際に形にする力を持った人だと考えられます。
GENDAとセガがゲームセンター運営撤退との関連も!
セガエンタテイメント(セガのアーケード事業部)がセガサミーホールディングス社からGENDA社へ移譲
・クラブセガ等の施設自体は残る
・経営母体が変わるのでゲーセン業界に新しい風が吹くかも(GENDA社次第)
→当面は屋号も変わらないだろうしユーザーとしては気にしないでいい。セガファンは死。 pic.twitter.com/aY58a82tKq— EXVSDB (@exvsdb) November 4, 2020
GENDA(ジェンダ)という会社の共同経営者である二人が優秀な舵取りがいることは分かりましたが、それ以上に気になるのが今まで全国に店舗を構えていたクラブセガなどの大きなアミューズメント施設の今後です。
SEGA(セガ)と言えば、メガドライブやバーチャーファイターやサクラ大戦など家庭用ゲーム機でもおなじみですが、大規模なゲームセンター経営もされていたので、たびたびお世話になりました。
特にUFOキャッチャーなどには夢中になりましたし、コインゲームも時間がたつのを悪れるほど夢中になれたものです。
そして、多くの人の思い出にもかなり登場するセガエンタテイメント(セガのアーケード事業部)がこの世から失くなってしまうのかも?という不安も少し頭をよぎりましたが、その心配は今のところ無いようです。
マジレスすると
今回買収されたのはセガ「エンタテイメント」であって
SEGAではない(親会社がSEGAからGENDAに移行)なのでセガ系のゲーセンの名前は変わるかもしれないけど
SEGAが出してるゲームに多分影響はないよ?— 弓塚 (@yumiduka_FGOAC) November 4, 2020
今回の話題を流し読みした感じだとSEGAがGENDAに変わってしまい、SEGAがこの世から失くなってしまうと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
SEGAという企業の中にあるセガ「エンタテイメント」がGENDAに移行するだけです。
そのため、SEGAという老舗ゲーム会社は存続しますのでご安心ください。
今後地方にあるセガ「エンタテイメント」のゲームセンターの名称が変わる可能性はありますが、看板を変える手間やコストを考えると、しばらくはセガのゲームセンターもそのままの可能性もありそうです。
セガ「エンターテイメント」の凄すぎた実績
今回のこの世から失くなってしまうセガ「エンタテイメント」ですが、残した歴史的ヒットの数々はファンの記憶からは消えません。
その代表格としては、
- UFOキャッチャー(1985年)
- バーチャーファイター(1993年)
- プリント倶楽部(1995年)
- 甲虫王者ムシキング(2003年)
- おしゃれ魔女ラブアンドベリー(2004年)
などがあり、UFOキャッチャーの元祖もセガなので、UFOキャッチャーのようなゲームをUFOキャッチャーと呼んで良いのは厳密には登録商標をしているSEGAだけです。
プリクラが一世風靡したことを覚えている方もまだまだご存命かと思いますが、「プリクラ」って呼んで良いのはSEGAのマシーンだけだったりもします。(登録商標済み)
セガ「アミューズメント」の凋落の兆し

ゲームセンターに革命を起こそうとして大失敗した勇者的な企業としても有名です。
世界に通じる高い技術力と他の追随を許さないゲーム愛が掛け合わされたことで失敗をしています。
家庭用ゲーム機でもゲームセンタでも覇権を取る!
お茶の間とゲームセンターの両方で頂点を極めようとする姿勢は惚れ惚れします。
セガが目指したのはゲームセンターではなく、アミューズメントパークでした。
具体的には中高生や不良のたまり場から子供や女性、ファミリーでも楽しめる空間を目指し、「業界初」というキーワードを掲げて奮闘した歴史があります。
ちなみにゲームセンターで客単価が最も高いのはファミリー層だと言われています。
カップルはお金を落としそうでいて、彼氏だけがゲームをして彼女は見ているだけとか、中高生もそこまでお金が潤沢では無いのでゲームをやらずに友人のゲームを見ているだけとかありましたよね。
なので、セガの中でも売上が高かった店舗は、お店の中に小さなメリーゴーラーンドなどファミリー層が喜ぶ採算度外視なアミューズメント施設を設置しているお店の方が全国的に見て売上が高かったそうです。
そして業界初のハイテクゲームに着手しようと挑むその姿勢はハイリスクハイリターンであり、結果としてセガ「アミューズメント」はハイリスクの方に着地してしまったという結果に落ち着いています。
GENDA(ジェンダ)とセガの関連のまとめ
勘違いしてる人が多すぎるけど
今回吸収されるのはセガエンタテイメント(ゲーセンとかを管理してるセガの子会社)
ワンダー等のセガゲーを運営してるのは株式会社セガ(セガ・インタラクティブとか言われる)
だからセガ自体が潰れた訳では無いです— ハル。оО(ノシ´•ㅅ•。)ノシ。 バンバン (@watashiha33) November 4, 2020
今回の報道でSEGAが終了する!?
と心配された方も多いと思いますが、SEGAは存続しますし、今回の話題は セガ「エンタテイメント」がGENDAに移行するだけです。
昨今のゲームセンター業界は流行病の影響だけではなく、去年の消費税が上がった際には、中小規模の1プレイ50円だったゲームセンターはどんどん廃業しました。
さらに追い打ちをかけるように大手のゲームセンターを運営していたSEGAにまで影響があった事自体はにはアーケードゲームを支持する人達にとっても大きな問題だと思います。
ですが、セガ「エンターテインメント」はGENDA(ジェンダ)としてまだまだアーケード業界を支えてくれるかもしれないと考えればすこしだけ明るい気持ちになれるのではないでしょうか?
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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