中田敦彦さんのYouTube大学は広告がめちゃくちゃ多いながらも視聴すると、なんだか今まで知らなかったことを知るきっかけになって、ちょっぴり自分が賢くなれたのではないか?と感じるすごいクオリティが有名です。
しかし、中田敦彦さんの動画は新しい知識をわかりやすく学べるという知的好奇心を刺激する一方で、時として根拠の薄い状態でも高い影響力と伝わりやすい動画のクオリティを維持したまま発信してしまうところが問題視されることもあります。
歯に衣着せぬ表現をしてしまうと、デマの拡散です。
すべてがデマではなく、事実を誤認させてしまようなデマ情報も真実に折り重なって伝わっているため、事実とは違う内容によって、動画で紹介されている業界の関係者や知識人からは猛烈な反発を受けてしまうことが問題なのです。
今回の記事では中田敦彦さんのYouTube大学では本当にデマを拡散しているのか?そしてビジネス系の動画の影響力や、今日(2021年1月14日)の時点で過去に投稿されていたヴィーガンについての動画が畜産業会への風評以外になりつつある部分をまとめました。
中田敦彦がYouTube大学でデマを拡散?
中田敦彦氏が拡散する「飢餓を生むのは畜産業(家畜が食べる穀物のせいで)8億2千万人が飢えて死んでいるのが現実」は完全なデマ。その人数は飢死でなく、国連FAOによる栄養不足人口(PoU)の推定値。その計算式の中で家畜はむしろ重要な栄養源。ヴィーガン本の畜産ヘイトネタを検証なく垂流し。要訂正→ pic.twitter.com/KZQz1hzxjM
— 農業と食料の専門家/浅川芳裕 (@yoshiasakawa) January 13, 2021
なぜ今になって中田敦彦さんが去年の9月24日に投稿した動画が話題になっているのかと言うと、その時に発信した動画の内容に、
「飢餓を生むのは畜産業(家畜が食べる穀物のせいで)8億2千万人が飢えて死んでいるのが現実」
という部分があり、中田敦彦さんが力説している世界中にある飢饉を生み出す原因が畜産業であると発言した部分に異を唱える知識人がいたことが注目を集めた理由だと考えられます。
ちなみに動画は下記に貼りましたが、問題のシーンは17分30秒の箇所の周辺です。
相変わらず理解しやすい構成で個人的には非常に勉強になりましたし、中田敦彦さんがおっしゃる「飢餓を生んでいるのは畜産業」という部分も実際に動画を視聴した感じだと決して悪意があるようには見受けられませんし、ヴィーガンの存在意義を際立たせるための演出的で具体的な表現だったと思われます。
畜産業によって動物から搾取したり、家畜である牛のゲップによるメタンガスや牛のフンから発生される亜酸化窒素ガスなどに加え、肥料や飼料などを運ぶ運送時のガスが地球温暖化に与える影響など多角的な説明が結構畜産業に対する遠慮のない箇所だったことも事実です。
たしかに、2回ほど中田敦彦さんのヴィーガンに関する動画を視聴すると、畜産業会に対するネガティブな感情は知的好奇心とともに膨らんでいたことを実感しました。
この内容もさほど影響力の無い人が発信していたら、そこまで問題視はされていなかったようにも思えますが、中田敦彦さんはチャンネル登録者数が341万人もこの記事を書いている時点でいますからネガティブに解説された業界は厳しい影響を受けてしまいそうです。
中田敦彦のビジネス系の動画の影響力は?
中田敦彦さんの動画の中には必ずオンラインサロンへの勧誘が入っていますし、そこが収入源であるため問題は無いと思いますが、中田敦彦さんの動画投稿が善意によるものだと勘違いしていると若干アンチの心が膨らんでしまうでしょう。
YouTubeの投稿も初めは利益を追求する人はほとんどいませんし、とにかく自分の知名度をいかに上げるかが大切ですから、人によっては迷惑系でもなんでもして自分の存在をアピールしないことにはビジネスにはつながりません。
なので、無償で毎日リスナーの役に少しでも立てる内容を寝る時間を惜しんででも作っていきますが、軌道に乗ったら自分だけのプラットフォームに移動してもらいたいのが切実な願いだと思います。
そのビジネス色の濃くなりつつある段階で一定のファンは消えていくのですが、時として動画の内容に大きな賛否両論が巻き起こる可能性が濃厚なテーマも投稿されることが問題です。
私も中田敦彦の動画は何本か見ました。ひどいものです。日韓併合を植民地支配と言っていました。条約を交わして併合したのだから植民地支配とは違います。芸能活動よりも金になるのでしょうか?かなり偏向した歴史認識でした。 https://t.co/ryXAARsCUE
— kakikoSHOP🇯🇵🇺🇸 (@shop_kakiko) January 12, 2020
中田敦彦さんと言えば、エクストリーム歴史の授業という形で、学校の社会や歴史の時間以上に伝わりやすく興味深い動画の構成で多くの歴史が苦手なリスナーの心をキャッチしていますが、その中には歴史的事実までもエクストリーム(極端)に伝えてしまうという問題点もあります。
ある知識人から見たら、どう考えても偏向した歴史認識によるデマだろ!と声を上げねば気が済まないような内容も多く、歴史を専門とする職業の人からの厳しい意見も多いです。
そのため歴史という学問には学ぶ人によって立ち位置や、信じる内容が大きく異なるテーマであるにも関わらずに、中田敦彦さんはご自身の発する動画の内容には常に自信と確信による解説ゆえに人を引き込むと同時にデマの拡散と思われる伝え方になるのかと思います。
中田敦彦がデマを拡散している可能性のまとめ
こりゃひどい。
中田敦彦ってこの辺の歴史に関してめちゃくちゃ洗脳されてる。
世界中にこの嘘を広めた張本人、朝日新聞が記事を取り消したり、社長が会見で謝罪までしてるのに。 https://t.co/c6neJzWXwp
— ナオト@ebay輸出 (@ebaynaototenbai) July 31, 2020
中田敦彦さんの動画は基本的にほとんどのリスナーにとっては高評価が占めていますし、熱狂的なファンに支えられている人です。
しかし、歴史や環境など各分野で研究するプロの知識人からすると、どうしても許すことのできない過激な内容や、中田敦彦さんご自身の影響力の強さを客観的に見て危惧する意見もあります。
時として、上記のつぶやきにあるように、中田敦彦さん自身が間違った歴史の認識による洗脳を受けていると、彼を責めるのではなくて、その背後にある中田敦彦さんを洗脳している存在を責める人もいますが、歴史の真相の正しさは証明されていない部分も多く、もしかしたら中田敦彦さんが正しい可能性もあるのかもしれません。
中田敦彦さんが動画を作る際の資料にしている書籍だって歴史や環境のプロによって発刊されているものですから、プロの知識を憑依して動画を作っている中田敦彦さんが責められる一番の理由は彼の持ちうる大きな影響力が原因なのだと思います。
実際中田敦彦さんが発信していたヴィーガンに関する動画内でも畜産業が飢餓を生み出すという事実は全部が全部嘘というわけでもないように思えますし、悪意は感じないのですが伝え方が極端であることや、その影響力の大きさに大きな社会問題の種を感じるトレンドでした。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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