プペルこと『えんとつ町のプペル』の映画が炎上騒動に発展しかねない状況になっていることが一つのトレンドとして浮彫になっています。
『えんとつ町のプペル』という作品自体の評判は決して悪くはなく、豪華声優陣や主題歌などの作品の魅力を底上げするスタッフにも力が入っているため、かなりのヒット性が見込めた作品でした。
しかし、実際のところ『えんとつ町のプペル』という作品自体とは別のところで、炎上の火種となる悪評が問題視されています。
その理由が注目を集めたのは本岡宏一さんと言う、西野亮廣さんのサロンによって自分を変えるきっかけを掴んだと一念発起して『えんとつ町のプペル』のチケットを失業保険を使って80枚も購入したことが話題になったからです。
今回の記事では、『えんとつ町のプペル』の映画が炎上してしまう経緯や、チケットを80枚も購入してしまった本岡宏一さんに影響を与えた西野亮廣さんのサロンについてまとめました。
『えんとつ町のプペル』の映画が炎上?
『えんとつ町のプペル』が炎上の引き金として注目を集めたのは、作品の内容よりも、その作品を広めようと努力する人が頑張りすぎていることに問題があるそうです。
今は流行り病によるステイホームの要請が国や各都道府県から出ているため、なかなか見たい映画も劇場にまで足を運んでまで見ようと思う人は少ないと思います。
そんな中でも『えんとつ町のプペル』を支持する人はチケットを配ったり、作品が終えた後のスタンディングーベーションなど、ちょっと他の映画と観客となる人の映画に対する情熱が異常という口コミも見かけました。
えんとつ町のプペル見ました。
とてもいい話でした。
気づいたら感動で号泣してました。
歌もとてもいいです。
見ないと損な映画です。#えんとつ町のプペル pic.twitter.com/5h7E162rdk— たべもの@岡山県多め (@tabemono_eat) January 11, 2021
『えんとつ町のプペル』はとにかく評判が良すぎる作品だと感じました。
ただ、『えんとつ町のプペル』と言う作品は、特にSNS上などの拡散ができるメディアでは絶賛の嵐ですが、拡散力のない場所での評価は若干落ちるというところに特徴があり、西野亮廣さんのオンラインサロンに参加しているメンバーの声が際立っているところが特徴なのかもしれません。
えんとつ町のプペル観たけど最初の惹き付けが弱くて序盤スゲーつまらないし中盤後半は別に普通だけど60点くらいの映画だった
久しぶりにレビューと感想が合わない映画観た
西野という宗教の信者が過剰に持ち上げてるだけだった
魅力的なのは絵本の表紙くらいだ
ロシャオヘイセンキは90点くらいだ— 吹奏楽部 (@yr58003476) January 7, 2021
その反面、冷静な評価をしている人の口コミは厳しい声も多く、西野亮廣さんと言う今ではネット上のカリスマを信奉している熱きファンが過剰に持ち上げているとの意見を散見しました。
そのため作品のファンというよりも原作者である西野亮廣さんの信者と呼ばれる人の影働きが目立ってしまっている印象を受けます。
口コミをすることが西野亮廣さんのサロン上での立場の向上などに寄与したり、作品の魅力を広めることが何かしらの貢献したくなる何かがあるのかもしれませんね。
『えんとつ町のプペル』の映画チケットを失業保険で80枚購入の本岡宏一とは?
絵本作家でオンラインサロン成金のお笑い芸人 キングコング西野さん、自身の絵本「えんとつ町のプペル」が映画化
↓
サロン会員に前売チケットと台本を3000円で売り、任意価格で再販させるネットワークビジネスを考案
↓
話に全力で乗ったサロン会員(無職)が痛々しいと話題に https://t.co/7t98IMNir9 pic.twitter.com/QnRVeUBmlV— 滝沢ガレソ (@takigare3) January 12, 2021
上記のつぶやきが今回の『えんとつ町のプペル』という作品の悪評を生み出してしまった仕組みをわかりやすく解説してくれているように思えます。
その中心人物となったのが本岡宏一さんです。
おそらく本岡宏一さんも、自分を変えたいとか、現状を変えたいという焦りを抱えながら持ち前の行動力の末に西野亮廣さんのオンラインサロンにたどり着いたのだと思います。
そこで、自分を変えるために、チャンスはここで動くことでしか生まれないという場当たり的な決断力で『えんとつ町のプペル』という映画のチケットを80枚も購入してしまい、その元手が失業保険だったので、客観的に見たら、本岡宏一さんが騙されているように見えてしまったのが今回の炎上騒動につながっているようです。
正直、数ある作品の中でも『えんとつ町のプペル』という作品のファンというよりも原作者の西野亮廣さんの存在がかなりチラついて見えてしまう珍しいタイプの映画に感じるのは、作品をヒット作にするための活動が少々露骨なところになるのかもしれませんね。
本岡宏一に影響を与えた西野亮廣のサロンとは?
毎週キングコングみてる。
西野さんに興味が湧く。
プペルみる。
ハマる。
ゴミ人間読む。
ハマる。
プペルみる。×6回
生で西野さんの話聞く。
沼にハマる。
オンラインサロン入る。
できるまで展行く。
プペルみる。
本を買い漁る。
西野さんに落ちる。いい。#えんとつ町のプペル#西野亮廣 pic.twitter.com/5bBQr3zgr4— mao (@maoooooo222) January 9, 2021
(西野亮廣さんには様々な悪評がありますが、当事者がその状況をポジティブにとらえているのなら良いとは個人的に思っています)
本岡宏一さんに多大な影響を与えた西野亮廣さんのサロンとは一体どのような場なのかを調べていると、一言でお伝えするならファンクラブの進化系のような場です。
そして、西野亮廣さんのサロンは元芸人という経歴を活かしたエンタメよりかと思いきや、ビジネス寄りの情報を発信しているのが特徴ですね。
特に西野亮廣さんはエンタメビジネスの最先端を知る人としての市場価値も高く、その内容に傾倒する人も多いというのも調べているうちに、少し参加してみたくなる魅力もありました。
今現在のサロンの状況はわかりませんが、西野亮廣さんのオンラインサロン立ち上げ当時は、サロンに参加しているメンバーの声も頻繁に取り上げてくれて、自分のコメントを有名人である西野亮廣さんが読んでくれて影響を受けてくれるというのは本当にファンにとっては嬉しい場所だったようです。
むしろオンラインサロンという組織に入るためにお金を払ってでも西野亮廣さんの企画を手伝いたいという人も多く、そのような点が若干宗教色を感じさせるのかもしれません。
そして全体的に熱量のあるメンバーがそろっているため、その中でも自分の存在感を確立するためにも、オンラインサロン内での立場を向上させるためにも本岡宏一さんは自分から進んで『えんとつ町のプペル』の映画のチケットを80枚購入したという流れです。
西野亮廣と
観るえんとつ町のプペルin大阪今日のチケット完売してて
昨日、落ち込んでたけど
サロンメンバー限定アカウントで
メンバーさんが1枚
譲ってくれるという奇跡が起こった✨サロン垢作っておいてよかった^_^
メンバーさんとも映画館で繋がれる!
楽しみ!2プペ目#えんとつ町のプペル pic.twitter.com/tbzUV3Nz8E— 樋口 亮佑/ QUALIA FIELD (@guccyannn) January 8, 2021
(チケットの需要の高い地域も存在しているようです)
これは、西野亮廣さんのコミュニティ作りが卓越し過ぎていて、その才能が悪いのか、状況や環境に流されてしまった本岡宏一さんが悪いのかという判断は外野が出来る問題ではないのかもしれませんね。
個人的には、僕は環境に染まりやすいタイプなので西野亮廣さんのコミュニティーに参加したら生活費のすべてを捧げてしまいそうなので近づかないように気をつけなくちゃと思っています。
『えんとつ町のプペル』の映画の炎上と本岡宏一への影響を与えたサロンのまとめ
『えんとつ町のプペル』という作品自体は改めて良いものであると思います。
個人的には原作には全く興味がないのですが、作品の主題歌をロザリーナさんが歌っているという時点で良い作品なんだろうなって判断です。
ひどい作品に対する評価基準に思われるかもしれませんが、西野亮廣さんと言う影響力によって映画館に足を運ぶ人の気持ちにも少し近いものがあると思います。
調べれば調べるほどに、『えんとつ町のプペル』という作品を生み出した原作者である西野亮廣さんの存在と運営しているオンラインサロンの仕組みのすごさに驚かされることばかりです。
今回一時的に注目を集めてしまった本岡宏一さんも、西野亮廣さんのサロンの中できっと目立つ存在になってコミュニティー内の信用を集めてみたかったのだと思います。
このオンラインサロンという仕組みは西野亮廣さんに限らずネット上の有名人の多くが行っていて、そのコミュニティに参加している人達の中にはかなりの金額を使っている人もいますし、探すと宗教染みている組織もたくさんありますが、所属しているメンバーが所属する前の生活よりも活力をもらえたらそれはそれで良いのかなって感じるきっかけになりました。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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