声優のキートン山田さんが2021年の3月28日にちびまる子ちゃんのナレーションを引退することが発表され、作品のファンやファンだった人にとっては衝撃がはしりました。
個人的にも、ちびまる子ちゃんの面白さは、時には手厳しくも親しみやすいキートン山田さんの鋭いツッコミが入ってこそ、ふふって笑えたのに、いなくなったら作品の魅力に大きな影響が出そうな気がします。
まる子へのナレーションが作品のだいご味と言っても過言ではないくらい強い要素を持っていただけに、キートン山田さんがちびまる子ちゃんという作品から卒業されることが、ファンも卒業しちゃうきっかけになりそうな予感がとまりません。
今回の記事では声優のキートン山田さんの引退でちびまる子ちゃんという作品に与えるであろう影響と、ファン離れのきっかけになる可能性を調べてまとめました。
キートン山田の引退でちびまる子に影響は?
「ありがとう、キートン山田さん。」
『 ちびまる子ちゃん 』 1990年の放送開始以来、ナレーションを務めていただいているキートン山田さんが 2021 年 3 月 28 日(日)の放送をもって卒業することになりました。https://t.co/oL9BLuGsVp#ちびまる子ちゃん #フジテレビ #キートン山田 pic.twitter.com/o8dS8eIsRA
— ちびまる子ちゃん【公式】 (@tweet_maruko) December 4, 2020
キートン山田さんの「ちびまる子ちゃん」という作品の卒業は、すでに作品の公式ツイッターでも発表されているので、噂ではなく事実のようです。
ちびまる子ちゃんの放送開始以来ですから、作品が1990年放送から今日の2020年までもの30年間という、かなり長い期間作品の要としてご活躍されました。
一時は「ツヨシしっかりしなさい」に変わった時期もありましたが、1995年には第二次ちびまる子政権はご長寿アニメとして頭角を現し、それは現在にも続いているわけです。
そんな歴史を支え続けたキートン山田さんがちびまる子ちゃんのナレーションを引退するとなると確実に影響がでることは間違いないでしょう。
キートン山田さんが「ちびまる子ちゃん」の作品に出演したことも
そんなキートン山田さんですが、もう一個「まる子」からみで伝説があり、なんと「キートン山田」役で出演しちゃった。まる子の前に現れ、「ナレーションだってたまには遊びに行きたいのである」と、あの口調で去っていく謎のおじさんとしてw pic.twitter.com/LcEugXVqnn
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) December 4, 2020
常に作品の縁の下の力持ちであるキートン山田さんですが、時として作品に謎のおじさんとして出演してしまったこともあります。
ちびまる子ファンとしては有名なのかもしれませんが、「ナレーションだってたまには遊びにいきたいのである」というパワーワードを残して去っていくというキャラクターはパンチが効きすぎです。
影働きも一流でしたが、ごく稀に上記のような遊び企画にも参加してくれる人間性があるからこそ、常にナレーションという必ず作品に携わるポジションで働き続けて、さらにファンに支持されたのかもしれませんね。
キートン山田さんが過去に演じたキャラクター達も紹介
キートン山田(山田俊司)さんが演じてるキャラは、
宇宙戦艦ヤマトの加藤三郎
一休さんの将軍様
ゲッターロボの神隼人/ナレーション
宇宙海賊キャプテンハーロックのトチロー
サイボーグ009(1979年版)の004/アルベルト・ハインリヒ
が好きだな pic.twitter.com/pqVre3iCJO— 架凛@👿👿😈👿👿👿 (@kumo555) December 4, 2020
平成の中期から後半に生まれたアニメファンにはなじみが薄いかもしれませんが、昭和生まれのアニメ好きにとっては、「あのキャラクターもキートン山田さんだったの!?」という驚きのあるラインナップではないでしょうか?
キートン山田といえばジャマイカン pic.twitter.com/9fHrP5h9ea
— Darth帝督 (@bonbon7893) December 4, 2020
機動戦士ガンダム好きであれば、Zガンダムに登場したジャマイカンなどを連想されたりする人も多いはずです。
ガンダムファンは多いですから、Zガンダムではちびまる子ちゃんのナレーションのような優しいおじさんというよりも、軍の中間管理職としての冷静でいて歯切れのよい口調と声質が小物とは思えぬ格を感じさせる演技でした。
キートン山田の卒業がファン離れのきっかけに!
キートンさん、引退か…。寂しいなー😐️ちびまる子ちゃんというアニメが、放送当初から国民的アニメとして受け入れられた理由のひとつが、キートン山田さんのナレーションだったと僕は思ってます。キートンさんのツッコミ大好き😁👍️✨
後半へ続く😄‼️笑 pic.twitter.com/QlPZiVfYlI
— 今夜、宇宙の片隅で(ひろ🌟) (@hiro08231207) December 4, 2020
キートン山田さんはちびまる子ちゃんという作品が続く限り、引退するという可能性を全く感がていなかった作品のファンも多いと思います。
現状では、キートン山田さんへのお疲れ様のメッセージがSNS上ではあふれていますが、ちびまる子ちゃんというご長寿番組の人気に大きく関わった存在が急にいなくなるわけですから、今回の報道を知らずに来年の春先に作品を見た人は大きな違和感を感じるはずです。
なので、もしかすると、長年視聴してきたファンの中にいる保守的なファンの方たちは、ナレーションという主役のマルコに匹敵するポジションの声優が変わることで、その違和感に耐えられず、視聴を辞める可能性も考えられます。
声優さんの演技がいくら一流とは言え、前任者のキートン山田さんの30年の実績は大きいため、もしかしたら少しは新しいナレーションの方がちびまる子ちゃんという作品に慣れるまでは視聴率が一時的に上下するかもしれません。
キートン山田さんの最後の出演作品がちびまる子ちゃんの可能性
〔ちょい見せトーチュウ 12/5〕15面
キートン山田「ちびまる子ちゃん」卒業。来年3/28の放送が最後。1990年の放送開始からナレーションを担当。75歳、声優業も引退の意向。 pic.twitter.com/LMMP13e9a6— 東京中日スポーツ (@tochu_sports) December 4, 2020
キートン山田さんがちびまる子ちゃんの作中のナレーションを卒業という記事とは別に、現在75歳を迎えるキートン山田さんは、声優業も引退されるとの意向も新聞には載っていました。
声優という仕事は、毎年数万人もの声優候補の新人さんが飛び込んでくる中で、声優業一本でご飯を食べれる人はその家のほんのひとつまみの世界です。
プロ野球やプロサッカーなどのように全盛期が過ぎたら引退とゆう概念が無いため、野沢雅子さんのように84歳になっても声帯や体調を維持して現役を続ける人もいる反面、年齢的に限界を感じて、作品のクオリティーを守るために引退をする人もいます。
75歳となればとっくに定年を通り越している年代ですが、それでも、今まで作品に貢献してくれた功績を労う方が残念に思う気持ちよりも強いファンが本当に多いと感じました。
アニメのディーノは声がキートン山田 pic.twitter.com/OHCph0U9DP
— イ尹 (@noMvlrya8VXJGBE) November 26, 2020
僕は少年ジャンプが大好きなので、男塾も大好きでしたが、男爵ディーノも山田キートンさんが演じていたことはすっかり忘れていました。
本当に演技の幅が広い名優だったと思います。
本当に様々な魅力的なキャラクターを演じてくださってお疲れさまでした。
キートン山田の引退でちびまる子の影響のまとめ
キートン山田さん、ありがとうございました。 pic.twitter.com/Qtpo8PZXwz
— ばうにゃん🐱💃.。o○フェスティバル2021 (@baucyann2) December 4, 2020
ちびまる子ちゃんのナレーションで知られるキートン山田さんの引退が与える作品への影響力や、過去に出演された作品なども一緒にご紹介させていただきました。
正直、キートン山田さんがちびまる子ちゃんのナレーションを卒業されることでの影響力は、昔から作品を見ていた人ほど大きいです。
そして、もしかしたら、そのことがちびまる子ちゃんというご長寿番組のファン離れにつながる可能性もあると考えられます。
しかし、現状ではキートン山田さんへの労いの言葉ばかりが目立ち、ちびまる子ちゃんという作品へのネガティブな声は全く見当たらないので、杞憂かもしれません。
いままでちびまる子ちゃんという作品への関わった年月は、素晴らしい功績だと思います。
長年の間本当にお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
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