朝倉未来選手が斎藤裕選手とのRIZINフェザー級初代王者を決めるタイトルマッチで敗北したことが格闘技好きのファンの間で大きな話題です。
個人的にも朝倉未来選手はTHE OUTSIDERと言う、全国の本物の猛者と呼ばれるレベルが集まる不良の天下一武闘会で活躍していた時から圧倒的な強さを誇り、プロになってからも負ける姿が全く予想できないファイターとしても注目をしていました。
プロの格闘家としての一面よりも、今はYouTuberとしての知名度の方がチャンネル登録者が現在(2020年11月21日)では162万人という驚異的な人気を見ると高いかもしれませんね。
そんな朝倉未来選手に勝利した斎藤裕選手も称えられるべきですが、世間の関心としては、圧倒的に朝倉未来選手が有利という下馬評が覆ったことの方が大きいようです。
今回はそんな朝倉未来選手の敗因や、斎藤裕選手に敗北後のコメントも話題になり、ファンから様々な声があがりましたので記事にまとめました。
朝倉未来の斎藤裕との試合の敗因は?
俺は負けても朝倉未来を応援する。
判定はわからんけどほんまのファンなら朝倉未来を応援し続けよう。#朝倉未来 pic.twitter.com/isJrbz2w50— 趣味 (@mikuru__exile) November 21, 2020
一度の敗北程度では朝倉未来選手の今まで築き上げてきた名勝負や実績は色あせることは無さそうですが、今回の敗北から得られる経験値は朝倉未来選手の今後の格闘家としての人生にどのような影響が出るのかが気になるところですね。
朝倉未来選手のファイトスタイルはリング名の「路上の伝説」という二つ名からは想像できないほどカウンターを狙う技術が尋常ではないほど洗練されたファイターです。
朝倉未来選手以外の格闘家達も、彼と同等かそれ以上のトレーニングをしているにも関わらず、朝倉選手の相手の攻撃を見切るセンスやカウンターのセンスなどを軸とした総合的に隙の無いファイトスタイルの前に敗れ去りました。
しかし、この天才的なカウンター狙いの戦法を危険視していた専門家もいます。
朝倉未来選手の敗因の一つはカウンターに頼り過ぎ?
今日の未来くんの負けの原因は前田さんが予知してたね
これからもっと成長するんじゃないかな#朝倉未来 #RIZIN25 pic.twitter.com/cJ568KqMLM— U‐COSMOS (@takahirouwf) November 21, 2020
朝倉未来選手の今回の敗北に関しては、以前に元プロレスラーにして日本のプロモーターでもある前田日明さんは、良くも悪くも自信を持ちすぎていることを指摘したうえで、
「今もうカウンターに頼りっきりじゃん」
という手厳しくも具体的な朝倉未来選手の将来的な敗因につながる部分を危惧していたました。
朝倉未来選手の卓越したカンターセンスの起源は?
格闘家の中でもカウンターに秀でた天才的なファイターも稀にいますが、朝倉未来選手の場合は幼少から極真空手や相撲などの伝統的な武術を学んでいたこともあり、練習量が常人離れしています。
この幼少期からの鍛錬量が、朝倉未来選手と同じ努力をした格闘家よりもさらに抜きんでている部分ではないでしょうか。
さらに、人一倍の努力が、暴走族の総長としての喧嘩に明け暮れる毎日という実践により、他の格闘家とは異色の経験値を積んでいたことが卓越したセンスにつながっていると思われます。
そのような他のファイターには持つことのできないセンスが敗因につながった可能性もあるとすれば、素人には理解が及ばないのですが、分かりやすい敗因を探すとすれば、敗北から遠ざかり過ぎたことによる自信が過剰にになってしまったことなのかもしれません。
朝倉未来の斎藤裕に敗北後のコメントとファンの反応
#朝倉未来 選手は #RIZIN25 で #斎藤裕 選手に判定負け
試合後会見で「久々に負けて勝った時より嬉しい、早く練習して斎藤選手にやり返したい🔥」と熱いコメントを✊ pic.twitter.com/WSG92Ed5Cz— フジテレビュー!! (@fujitvview) November 21, 2020
朝倉未来選手は常に勝って当たり前とファンは思っていましたし、本人はなおさらその気持ちが強かったと思われます。
そのため、試合後の会見ではどのようなコメントが朝倉未来選手から語られるのかも注目を集めましたが、
久々に負けて勝った時より嬉しい
と言う、多くのファンが予想だにしないコメントに様々な反応が起こりました。
結果が全ての世界やから負けは負け、でもそれをしっかり認めてるわけやからスポーツ選手として気持ちのいいコメントやと思う。
相手も見て嫌な気持ちにはならんやろう。
試合には負けたけど強さでは全然負けてへんと思うので、今回の負けを糧に以前よりもさらにモチベーション上げて頑張ってください。— ヒム6Ø9 (@ura69_xyz) November 21, 2020
最も多い反応は朝倉未来選手のコメントはスポーツ選手として気持ちの良さが伝わったと言う声ですね。
個人的にも、試合に勝った斎藤裕選手が見ても嫌な気持ちにならないかの部分も大事だと思いますし、対戦相手である斎藤裕選手の強さを素直に認めたところに潔さを感じました。
Twitter上ではほぼ朝倉未来選手の敗北後のコメントに関してネガティブなモノは見つかりませんが、ヤフーの記事にあるコメント欄には厳しい声が多く散見されます。
内容としては、今回の敗北の後にまたすぐに斎藤裕選手とのリベンジマッチをやらせてもらおうという考えが甘く、この試合に全てを賭けていたのかを疑うという声もあり、多くのグッドボタンが押されていました。
このリベンジマッチへの意気込みと、久々に負けて買った時よりも嬉しいという発言には、受け取り方によっては、様々な誤解が生まれそうだなと思われた人も多かったようです。
朝倉未来の敗因と斎藤裕に敗北後のコメントのまとめ
朝倉未来vs斎藤裕
大激戦を斎藤選手が制しRIZINフェザー級初代王座に!!自分を持って、自分を貫き、斗い(たたかい)を修め勝利する。それが修斗!!それが斎藤裕!!両者とも強かった!!#RIZIN25 pic.twitter.com/l3YnFsQhCx— 雪崎 (@yukisaki0315) November 21, 2020
正直な感想としては、朝倉未来選手が敗北するということは無いだろうと思って試合を見ていたので、判定とは言え、3対0という文句のつけようのない形で勝利をおさめた斎藤裕選手の凄さには驚かされました。
そして、朝倉未来選手という天才的なファイターでも敗れたことと、ジャイアントキリングを起こすために想像をはるかに超える練習や朝倉未来選手への対策を練り上げた斎藤裕選手を称えることにも大きな意義があると思います。
朝倉未来選手はあまりの強さにライバルと呼べる選手がなかなか思いつかなったですし、今回の敗北が朝倉未来選手にもたらしたモノは、敗北の喜びという感情だけではなく、ライバルと呼べる選手の二つを手に入れたと考えられるかもしれません。
そして朝倉未来選手のファンは、今回の敗北が確実に彼の強さやモチベーションにとっても大きな経験値になると確信している声が多く確認できました。
来年のメイウェザーとのエキシビジョンマッチの相手は朝倉未来で決まりとの報道も多くありましたが、朝倉未来選手の心の中は新しいライバルでいっぱいかもしれませんね。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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