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シャンデリア百合心中とは?沙都子と梨花のダブルループの結末を調査

シャンデリア百合心中とは?沙都子と梨花のダブルループの結末を調査
シャンデリア百合心中」という道なるパワーワードが突如として今日(2021年2月26日)の深夜にYahooリアルタイムで最上位を獲得し、なおかつ日の出までその高い順位をキープしていることが話題になっています。

 

一体「シャンデリア百合心中」とは何なのか?

 

結論からお伝えすると、毎週必ずと言って良いほどに翌日のトレンド欄をジャックする「ひぐらしのなく頃に業」における視聴者にとって最も記憶に残った最重要キーワードです。

 

今回の記事では、ひぐらしのなく頃に業における郷壊し編の佳境の象徴とも言える「シャンデイア百合心中」と、その心中の発案者であり実行者の沙都子と、その親友の梨花の背景や、これは想定外のダブルループモノとしての側面などをまとめました。




シャンデリア百合心中とは?

シャンデリア百合心中とは?沙都子と梨花のダブルループの結末を調査1
シャンデリア百合心中」をお伝えする前に、この記事はひぐらしのなく頃に業におけるネタバレも一部含まれますので、まだ今週の21話は未視聴でしたらなにとぞブラウザバックをお願いします。

 

ネタバレも大丈夫だし、むしろ「郷壊し編」については自信あり!という心境でしたら最後までお目通しいただけると嬉しいです。

 

では、「シャンデリア百合心中」とな何かをお伝えすると、郷壊し編其の四の終盤における今作の最もインパクトを残した沙都子のトラップで初めて人の命を奪った大掛かりな仕掛けになります。


(毎週のように視聴者の冷や汗が止まらないドラスティックな物語構成!)

僕もひぐらしのなく頃には、10数年前にはとらのあなという同人ショップでDVDも全巻購入したり、ついで買いでアンソロジーも購入しまくりましたが、沙都子のトラップは遊びか本気でも、相手の足止めや大怪我までのレベルでした。

 

しかし、ひぐらしのなく頃に業21話における沙都子シャンデリアのトラップは相手を驚かすためのものでも、足止めをするためでも、まして相手を絶命に追い込むものでもなく、親友と心中するために発動されたものだったので、其の衝撃は多くの視聴者の話題に上がったと思われます。


ちなみに、2007年の沙都子圭一を橋から落としたのは、トラップでもないですし、レベル5の雛見沢症候群という状況もありますし、落とされた後の圭一も無事とは言えないまでも、生き残っているのでのノーカウントで。

シャンデリア百合心中における沙都子と梨花


何気に創作物として高い人気を誇る百合というジャンルですが、今回のトレンド入りを果たしたキーワードは「シャンデリア百合心中」というよりも正確には「百合心中」という、4文字の熟語のようなニューキーワードに注目が集まっています。

 

アニメというのは美少女が更に個性を強調するために髪色のコントラストがハッキリしているため、抱擁シーンが何とも現実のそれよりも色鮮やかなんですよね。

 

さらに、物語における沙都子は上記のつぶやきにあるように、落ちこぼれで粗暴な不良という印象を持たれた少女であり、心中相手で親友の梨花ミステリアスで品性方向な神社の少女という構成にも、コントラスト効果が色濃く感じます。

 

僕が物語の中におけるモブの女子高生の立場だったとしたら一生記憶に残ってしまいそうなシチュエーションです。

 

あと、沙都子に関する全くの的はずれな考察もありますので、鼻で笑っていただけると書いて良かったなって思います。

シャンデリア百合心中で沙都子と梨花がダブルループ?


ひぐらしのなく頃にと言えば、梨花が何度も雛見沢にとらわれて惨劇から抜け出すというのが物語の構成であることはご存知かと思いますが、惨劇時に落命することがループの引き金になっていて、ループモノと言われる物語構成は今だに名作が多いです。

 

代表作を挙げると、意気揚々とネタバレになるので控えさせていただきますが、ループモノと呼ばれる作品構成は主人公かそれに準ずるキャラクターだけがやり直した記憶を持っていて、その心境を理解出来るのは当事者と読み手(視聴者)だけというケースが大半ですが、今回は沙都子も命を落とすことで記憶を持ってやり直せる立場に初めて立つことになりました。


一度はハッピーエンドとして完結された「ひぐらしのなく頃に」ですが、まさかその結末の後の5年後には、親友だった二人のすれ違いを神の視点を持つキャラの介入でこれほどまでにひっくり返されるとは思いませんでしたね。

シャンデリア百合心中は実際に出来るものなのか?


実際のところ、シャンデリア心中とは空想科学読本的には実行が可能なのか?という点も気になるところですが、なかなか厳しいというのが正直なところです。

 

まず、作中に登場したルチーア学園ほどの規模のシャンデリアは希少ですし、トラップを仕掛けるためには、まずはそのトラップを立案実行するために小型のシャンデリアを購入してシャンデリアの構造などを知る必要があります。

 

実際にネット上にあるシャンデリアの相場は1万5千円~5万円ほどでしたが、構造上重さで圧死は厳しく、シャンデリアの破片による裂傷などによるダメージが想定されます。

上記のタイプがひぐらし業の作中のシャンデリアと一番近いように思えますが、それでも心中を図ることは厳しいですね。

 

調べていると中にはヴェネツィア・シャンデリアなどが(税込52,894,380円)という5千万円超えの一品もありましたが、殺傷能力よりもガラスや装飾品の高級感が値段に反映されているだけで、重さに関する比較対象が難しかったです。

 

個人的には入江先生が沙都子と梨花のルチーア学園というお嬢様高校への入学金を工面しているだけでも凄い恩を受けているのに、シャンデリアという数億円はくだらないトラップと共に、沙都子と梨花の絶命には、入江京介先生のスピンオフに期待せざるを得なくなってしまいます。


何気に、作中でも利他的な考え方の持ち主で、協力したくない計画にも参加したり、実は裏で相当頑張っていた入江京介先生の明日がきになって仕方ありません。

シャンデリア百合心中のまとめ


今回の記事では、「シャンデリア百合心中」と言う、沙都子の身勝手な奥の手によって、彼女達をルチーア学園に入学させるために苦労された入江京介先生の壮絶なる今後の展開が気になってしまう話でした。

 

100年ループした梨花の心境を考えれば、視聴者としては梨花の気持ちにも共感出来る点もありますし、親友を信じて死ぬほど嫌いな勉強を頑張って入学した先で思わぬ裏切りにあってしまった沙都子の気持ちも理解されやすいと思います。

 

しかし、ひぐらしのなく頃にという作品を好きな人出あれば、入江京介というキャラクターの生い立ちも熟知しているだけに、一番絶望しているのは間違いなく彼であり、沙都子梨花のようなループ能力がないキャラクターの悲惨さが浮き彫りにされました。

 

多分、今回の「シャンデリア百合心中」によって二度と「メイド・イン・ヘブン」とか言う元気は失われたのではないでしょうか。

 

個人的にはループしている記憶保持しているなら、沙都子ルチーア学園におけるカリキュラムにも遅れを取るはずが無いのでは?

 

という無粋な想像や、梨花を信じ切っていれば将来的に高い学歴や友人のも恵まれて簡単にハッピーエンドになるのでは?という想像も止まらない郷壊し編の次回が楽しみです!

 

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。