アメリカ大統領選、バイデン氏とトランプ氏の両候補者による激戦は、バイデン氏が支持率をいまだにリードしていますがトランプ氏も負けず劣らず迫っており、まだまだわかりません。
バイデン氏が優勢のまま当選という可能性もありますが、彼には認知症疑惑があります。
かねてから噂は立っており、今回の大統領選最中にも数々の放言や失言が目立ちました。
そのためバイデン氏の認知症疑惑に不安視する人の声も目立ちます。
来たるアメリカ大統領選まで残り僅か、仮にバイデン氏が大統領に選任されたとして職務を全う出来るのでしょうか?
バイデン氏が大統領で大丈夫なのか?
不安を煽るような発言と失言、今回はバイデン氏についてまとめました。
バイデンの認知症疑惑の発言と失言
バイデン氏は認知症ではないか。
そう疑う人も少なくないでしょう。
それだけ今回の大統領選においての彼の発言、失言の数々は波紋を呼ぶものでした。
疑念がさらに深まるきっかけになったのは、9月27日に現大統領トランプ氏がSNSに投稿した動画です。
投稿内容はバイデン氏のスピーチを皮肉する内容ですが、動画に映る彼は
「私は180年前から上院議員になった」
と語っています。
180年前といえばアメリカは南北戦争より前、テキサス州が誕生した頃に、日本なら江戸時代の頃、もしも彼の発言が真実であるのなら、バイデン氏は人の寿命を超越してることになりますね。
用意していたとされる原稿に誤りがあった可能性もありますが、そうだとしても誤字にも気づかないほど思考・判断力が鈍っていると思われかねません。
バイデン氏による過去の有名な失言例
これまでもバイデン氏の発言や失言には耳を疑う場面もありました。
今年になってからの社会問題の感染症について、アメリカでは12万人の死者数のはずが
1億2千万人が亡くなった
と発言したり
バージニア州に訪問した時に
ここノースカロライナ州では
と述べたり
中国を北朝鮮、イランとイラクの混同など国名を間違えることもありました。
ラジオ番組では
もしあなたが私とトランプ(大統領)のどちらを支持するか
をまだ迷っているなら、あなたは黒人ではない
と差別的な発言に批判が相次いでいます。
バイデン氏による失言などの誤認識に集まる注目度
特に印象的だったのが、候補者が絞られるスーパーチューズデーの演説時にバイデン氏は妻と娘の名前を間違えたのです。
妻に向かって娘の名を言い、娘に向かって「夫は私です」と多くの人から失笑を買う場面に。
バイデン氏は大統領選前からも失言が多いことで有名でした。
演説で過去に起きた事件を語る際に日時と場所の誤認識が非常に多く、また差別的な発言も目立ち批判を受けることもしばしば。
ここまで来ると一種の名物にもなり、次の演説ではどんな面白発言が飛ぶのかといった期待をするバラエティー感を持つ人もちらほらと増えてきました。
バイデンの認知症疑惑の大統領選への影響は?
バイデン氏の認知症が懸念される中で、今後のアメリカという大国を担う者としては、いささか不安を感じる人も多いでしょう。
特にアメリカの大統領が変わることで日本への影響力も大きく、決して遠い国の出来事ではないのです。
バイデン氏の認知症疑惑について、メディア取材で認知症の検査を受けたか質問に対し、当のバイデン氏は「コカインを服用しているかどうか聞かれるようなものだ」と認知症疑惑を避けているのが窺えます。
一方国民はというと、アメリカの世論調査で「バイデン氏が認知症を患っていると思うか」で有権者の約4割の人が疑念を抱いていることがわかりました。
その内の2割が民主党支持者で、やはり頻繁な失言が影響しているのでしょうね。
バイデンがトランプよりも支持率が高い驚きの理由
現在大統領選の支持率は、バイデン氏が50%、トランプ氏が46%と4%上回っています。
バイデン氏の人柄、掲げる政策が評価されているのかなと思いきや、驚いたのはその支持する理由です。
なんと支持する人の約5割の人が、
「彼がトランプ氏でないから」
という回答でした。
次に多いのがリーダーシップで2割。
人柄が1割。
と、理由が消極的とも取れますね。
認知症疑惑はあるものの、それでもトランプよりはまし!という人が多いということでしょうか。
消極的な理由ばかりではいずれ抜かれるのも時間の問題かもしれません。
バイデンが大統領に当選後の職務は大丈夫?
バイデン氏についてもう一つ気になるのは当選後の職務です。
記憶も曖昧、発言も危なっかしいのに大統領なんて務まるのかな?
と思いますよね。
ただでさえアメリカ大統領という世界で最も影響力を発揮する椅子に座るのであれば高い統率力や決断力に判断力と言った、他の職業のトップ以上に要求される能力の高さが必要です。
さらにアメリカ大統領に当選すれば、経済不況、感染症問題、人種問題、外交などそれぞれについて自ら掲げた政策に打ち込むでしょう。
ですが、バイデン氏の本当の狙いは別にあるのでは?という疑惑もあります。
バイデン氏が当選後にバトンを渡す人物カマラ・ハリス
それは彼が副大統領に指名した人物カマラ・ハリス氏です。
ハリス氏は、女性ながらカリフォルニア州の司法長官に属した経歴を持つ敏腕議員です。
黒人女性で人種問題にも立ち向かい、政界で活躍する姿は国民からの支持も高く、バイデン氏に投票するであろう有権者の中にも彼女に期待する声は多く上がっています。
バイデン氏はアメリカ大統領に当選した後は、ハリス副大統領を次期大統領に仕立て上げるのではないでしょうか。
バイデン氏とハリス氏は民主党の大統領候補で争った仲でもあり、当初はお互い敵対していましたが、現状では良き理解者として親睦もあります。
ハリス氏は若手ながらその積極性は秀でたもので、バイデン氏と討論を繰り広げたりトランプ氏に対して痛烈な批判する場面もありました。
バイデン氏は彼女を高く評価しており、副大統領に任命したのもそんな性格からです。
余談ですが、黒人女性であるハリス氏を副大統領に任命したことで、バイデン氏の票が上がったという話もあります。
バイデン氏はもしかしたら、自らの任期は短いと悟っているのかもしれません。
今のうちにハリス氏に経験を積ませ、次期大統領に挙げる可能性もあります。
もしかすると、バイデン氏の支持者である議員や国民はそれを見越して支持しているのかもしれませんね。
バイデンの認知症疑惑と大統領選のまとめ
11月に控える大統領選はバイデン氏が僅かながら優勢に立っています。
ですが、彼には認知症疑惑があり、演説や記者からの質問に対して数々の失言を残し、国民から不安の声もあります。
疑惑は大統領選にも影響は出ているものの、反トランプが多いおかげかそこまで大きなものではないです。
当選後のバイデン氏は自らの政策を打ち込む傍ら、副大統領であるハリス氏の育成に努めるのではないでしょうか。
77歳のバイデン氏、当選すれば最高齢の大統領となりますが、認知症疑惑が足を引っ張らなければいいですね。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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