2020年7月より、レジ袋が有料化されましたが、まだまだ違和感や戸惑いを感じる人が多いようですね。
いまだにレジ袋が有料化したことを知らないお客さんも一定数いるようで、さまざまな店舗でトラブルが起こっているようです。
今回は、そんなレジ袋にまつわるトラブルの中から、店員さんが聞いてくれる「レジ袋要るか要らないか」の質問の答えを聞き違えられたときの対処法を考えていきたいと思います。
レジ袋の要る要らないの聞き違いの増加による違和感
7月よりレジ袋の無料配布は、すべての店舗において、完全に終了しました。
(※バイオマスプラスチックを25%以上配合した買物袋を無料で配布している店舗はあります。吉野家やドムドムバーガーなど)
しかし、多くのスーパーでは(西友など)、何年も前からもうレジ袋の無料配布はおこなっていませんでした。
ですから、だいたいの主婦は、レジ袋をもらえないという状況にはそこそこ慣れていると思います。
しかし、私、ひとつ不思議に思うことがあるんですよね。
今までは(2020年7月以前)店員さんが「レジ袋はご入用ですか?」と聞く店舗は、レジ袋の無料配布をおこなっている店舗だったと思うんです。
小さな商品をひとつだけ買ったときとかに、「レジ袋はご入用ですか?」って聞かれてたんですよね。
一方、レジ袋が有料である店舗の店員さんから「レジ袋はご入用ですか?」って聞かれたことはほとんどなかったと思います。
レジ袋が有料である店舗においては、レジ袋を必要な場合は、客側から声をかけるという形になっていました。
ですから、レジ袋が有料であるにも関わらず、店員さんの方から「レジ袋はご入用ですか?」と聞いてくる現在の状況には、いささか違和感を感じます。
中にはレジ袋を押し売りされてると勘違いして、「有料なら聞くなよ!」と怒りを顕にするお客さんもいるでしょうね。
レジ袋の有料化で聞き間違え続出?!
感染症予防のため、ほとんどの人がマスクを着用して口元を隠している現在。
会話をするときに相手の口元が見えないため、情報の伝達がしにくい状況にあります。
耳が遠いご高齢の方だったら、相手が話したことにすら気づかないかもしれませんね。
そんな中、店員さんの「レジ袋はご入用ですか?」に対して「要らない」旨を伝えたにも関わらず、レジ袋を用意されたというトラブルが後を立たないと言われています。
そんな時はどうすればいいか?
出されたものは仕方ない…と思い、5円払ってレジ袋を受け取るのか、はたまた「いや、要らないです。」と突き返すのか、そこは個人の判断になりますね。
レジ袋の必要か不要かの聞き違えは未然に防げる!?
レジ袋が要るのか要らないのか、そのやりとりの伝達が店員さんと上手くいかないことがあまりにも多すぎるのだとすれば、それはお客側にも問題があるのかもしれません。
店員さんに「レジ袋はご入用ですか?」と聞かれたときに、わかりやすく要るのか要らないのかを伝えようとする努力はしていますか?
相手の問いかけに対して、声を出さずに首をしゃくるだけ、もしくは「いい」などと短い単語で答えるだけ、また小さい声でボソボソと話したり語尾が聞こえにくいような話し方をしたりしていませんか?
もし、マスクを付けた状態で、店員さんに対して、そのような対応をしているのならば、伝わらないのは当たり前のことです。
買い物の最後に、レジ袋が要るのか要らないのかを聞かれることは、わかっているわけなんですから、できるだけ手短に確実に店員さんに伝える方法を客側も考えましょう。
私の場合は、「要らないです」か「大丈夫です」と伝えるようにしています。
つい「いいです」と言ってしまいそうになりますが、「いいです」は単語が短いので聞き逃されそうですし、表現としてどっちなのかわかりにくいですよね。
また場合によっては、顔の前で手を横に振るといった「要らない」を意味するジェスチャーも有効だと思います。
店員さんの手を煩わせることなく、スムーズにやりとりをするためにはどうしたら伝わりやすいかということを考えてみましょう。
レジ袋有料化による聞き違い時の対処法のまとめ
レジ袋の有料化に関しては、お店側も客側もまだ混乱しており、スマートな対処法が見つからず、模索中です。
そして、レジ袋の有料化でお店側の売上が少し良くなっているということは決して無くて、お客さんとのトラブルの増加や手間が増えたり、レジ袋が有料化と知り、怒って商品を置いて帰ってしまう人もいるようです。
なので、お客様の数円の支払いの増加以上にお店の損失額の方が圧倒的に多いのが現状のようですね。
しかし半年もすれば、「レジ袋はもらえない」ということは浸透すると思いますので、トラブルは減っていくものと思います。
私は、貧乏性ゆえ自宅には長年に渡って溜め込んだレジ袋が大量にあります。
家庭でのゴミ袋として利用していますので、これらをすべて使い切ってしまえば、家中がスッキリするなぁと思いますし、なくなれば買い物先でレジ袋を購入することもできますので便利になるなぁとも思っており、楽しみにしています。
今はちょっと大変だと思いますが、何事もポジティブに捉えていきたいですね。
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