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心理学をわかりやすく!人の心を科学の目で見るってどいういう意味?

心理学をわかりやすく!人の心を科学の目で見るってどいういう意味?
心理学っていまだに根強い人気の学問ですよね。

 

今回の記事では、心理学の軸となる部分を噛み砕いて紹介させてもらいます。

 

この記事を読むだけでも、心理学のポイントをつかんでいるね!って思われるような内容にまとめていますので、サラッと読んでいただけたら嬉しいです。

心理学はという言葉はいつ生まれたの?

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心理学という言葉は今では日常の会話にも普通に登場しますし、大学などでも心理学を学べる学部の人気は高いですよね。

 

今では常識となっている「心理学」ですが、その言葉は1590年にドイツの哲学者であるルドルフ・ゲッケル氏の論文の題名として登場したのが最初と言われています。

 

そして心理学とは心の学問として論理的に研究が進められ、科学的に心の仕組みを解き明かすことを目的とされています。

 

心とは心の臓(しんのぞう)とかハートと表現されているので胸の奥に収まっているように感じますが、その心を明かすために人を解剖したとしても理解できるものではありません。

 

心理学とは、自分でもコントロール出来ない部分に対する学問なのかもしれませんね。

心理学は心の奥底にある自分では意識出来ない部分

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心理学はいまだに人気が高い学問でありながら、正しい答えはいまだに用意されていないように感じる人は多いのではないでしょうか?

 

実体験としても自分でもよくわからない行動を感情的にとってしまったという経験がある人は多いと思います.

 

それは心の憶測になる自分では意識することの出来ないところ(無意識)の働きによるものが多いからです。

 

心理学とはそのような無意識の部分を観察したり実験をするなど、病理学の観点などからも実証を重ねて少しでも心の謎を解き明かそうとする学問なんです。

 

心という肉眼でもコンピューターでも見ることの出来ない部分を心理学という知恵を借りて、見ることは出来ずとも感じる事ができるというわけです。

 

そして色々な物事に人が関わる以上「心理」はすごく広い範囲の学問とも言えます。

心理学における無意識へのてがかり

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心という目には見えないモノを、どうやっても見えないで終わらせないのが心理学です。

 

その見えない部分は無意識として現れることがあるため、その無意識を観察することで人の心をのぞくことができるということも知っておいて損は無いと思います。

視線による無意識へのてがかり

例えば、目線などはすごくわかりやすく人の心をあらわしますよね。

 

目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、視線から得られる情報量の多さは普段の生活では少し忘れ気味です。

 

人はどうしても興味のある方に目が動いてしまったり、瞳をずっと見続けることができれば、相手の瞳孔の大きさから本当に興味を持ってくれているのかを推し量ることもできます。

 

興味や好意、そして興奮した時など人の瞳孔は自然と拡大されますから、じっと人の顔を見てくる人はあなたの心をのぞこうとしているのかもしれませんね。

口癖も無意識へのてがかり

普段からの口癖って、その人の心理や無意識への手がかりとなることも多いです。

 

前向きな口癖の人は、否定的な口癖の人よりもそばにいて明るい気持ちになりますし、「でも・やっぱり」などの否定や話の切り替えしなどの口癖は無意識に使いがちなので少しだけ意識した方が相手の無意識に「苦手な人」と思われないためにも気を付けた方が良いでしょう。

 

口癖は無意識であるほど直すことが難しいですし、意識しないで使う言葉を意識することも神経を使いますが、この部分を改善するだけでも心理学を学ぶ価値は高いです。

言い間違いや聞き違いも無意識への手がかり

言い間違いや聞き違いは普段の生活でもよくあることですが、これも無意識へのてがかりとして大きいとされています。

 

言い間違いなどは滑舌の問題もあるかもしれませんが、ふとしたことで本心が口走ってしまうこともありますし、心理学用語では錯誤行為と言います。

 

心の中にある無意識の部分が意識に干渉してくることで、自分の都合の良い内容に聞き違えたり、こうであって欲しいなと思うことのように聞き間違えてしまうのも心理学的にはありえることなので、聞き間違いで失敗したことがあっても落ち込まないでくださいね。

心理学をわかりやすくのまとめ

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心理学という人気のある学問について、日常の生活への関連性の高い部分をまとめさせてもらいました。

 

見えないモノも少しでも知ることで普段の生活へのプラスになったら嬉しく思います。

 

心という見えないモノを科学の目を借りて少しづつ理解するという学問が心理学なので、毎日の生活の中でも意識するだけでも、心理学を専攻している人とは違った実戦経験を積むことも十分に可能です。

 

ただ、明らかに人の顔を不自然にのぞきこんだり、相手の言葉尻を意識し過ぎると普通に他人との距離感をつかむことが下手な人というか、一緒にいて変にプレッシャーを感じさせる人になるので気を付けてくださいね。

 

一日の学びや一冊の本を読んだ直後に人の心が理解できるほどかんたんではありませんが、他人を少しでも理解したいという気持ちがゆっくりですが確実な学びになると思いますので、頑張ってください。