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ぴえんとは一体どういう意味?なぜ2020年新語大賞に?理由を調査

ぴえんとは一体どういう意味?なぜ2020年新語大賞に?理由を調査
ぴえん」という言葉が2020年の新語大賞に選ばれたことがニュースで話題になりましたが、正直「ぴえん」とは一体どういう意味なのか理解しがたい言葉だと思います。

 

普段から使っていたり、見慣れている若い人たちにとっては常識かもしれません。

 

しかし、世代によってはとても意味が理解しづらく、なぜ今年の新語大賞を受賞できたのかも納得いかないと感じた人も多かったようです。

 

今回の記事では、ぴえんとは一体どう意味なのかをわかりやすく記事にまとめ、なぜ、ぴえんが2020年の新語大賞に選ばれたのか?その理由を調べてまとめました。




ぴえんとは一体どういう意味?


ぴえんとは一体どういう意味なのか?についてですが、2019年頃から女子中高生の間に広まった流行語で、悲しい時や嬉しい時に泣いていることを表現する言葉です。

 

えーんという泣き声を表す言葉は年配の層でも理解できる人は多いのですが、ぴえんは、えーんという大泣きや号泣ではなくて、涙目というか瞳を潤ませる程度の感情を表現する際に使います。

 

使い方としては、蚊に刺された程度のショックにぴえんと使ったり、ちょっとした友達のやさしさや、ジュースをおごってくれたなどの嬉しい時にぴえんと語尾に使うそうえす。

 

ただ、日常でもほんのささやかな感情の機微に使うので、ぴえんという意味をより強調した「ぴえんこえてぱおん」という言葉も女子中高生の間では使われていることもあります。


ぴえんというか弱い感情の動きを、より強調させたぱおんは感極まった状況下に使用される、必殺技と超必殺技のような関係性なのかもしれませんね。

ぴえんはなぜ2020年新語大賞を受賞できたの?


今回の「ぴえん」という言葉の台頭と同時に、一つの疑問があったとかと思います。

 

それは、今年の流行語大賞は「ぴえん」だとは思わなかった人が多かったことが、その理由の一つです。

 

実際、「ぴえん」今年の新語の大賞には選ばれましたが、はユーキャンが主催する新語・流行語大賞には選ばれていません。

 

今年の新語」と新語・流行語大賞とは別ものだったとは今まで僕はあまり意識していませんでしたが、今年流行った言葉と、今後辞書に掲載されてもおかしくない新語とはまた意味合いが違うんですね。

 

流行語大賞と違い、新語大賞の特徴を抜粋させていただくと、

今年の新語」は一般公募などで寄せられた候補の中から辞書編纂(さん)のエキスパートたちが選定。選ばれるのはあくまで「今年広まったと感じられる新語」で、必ずしも「今年生まれた言葉」とは限らないため、その年話題となった新語・流行語を決める『ユーキャン新語・流行語大賞』とは一線を画する

というものです。

 

僕はてっきり、今年の流行語大賞が「ぴえん」に決まったと勘違いしていましたが、今年の新語ユーキャン新語・流行語大賞が別物だとは知らなかったので「ぴえん」の意味あいよりも勉強になりました。

ぴえんは本当に今年の新語大賞を受賞するに相応しかった?


ぴえんという言葉が新語大賞に選ばれたことは、納得の声もある一方、明らかに日常生活で見かけもしなかったし、新語大賞に相応しくはないのではないか?という意見も多いです。

 

正直、各種利益団体への忖度の塊のような選考基準ではないかと思われています。

 

独特な感性をお持ちの審査員による独善的な選考基準なのか、各種権利団体への配慮なのかの真偽は定かではないのですが、一般人の感性よりも、女子中高生というかなり狭いターゲットの間でしか使われていない言葉が「ぴえん」ではないでしょうか?

 

あまりにも、若者びいきの度が過ぎる言葉ばかりが毎年選ばれるようになると、年度ごとの新語大賞や、流行語大賞のブランドは年々信ぴょう性や共感の得られない言葉ばかりが選考される流れが出来つつあるのかもしれません。

ぴえんの意味や新語大賞になった理由のまとめ

ぴえんとは一体どういう意味?なぜ2020年新語大賞に?理由を調査1
2020年の新語大賞に選ばれた「ぴえん

 

その意味は悲しい時や嬉しい時に泣いていることを表現する言葉です。

 

特に「ぴえん」を使う層は女子中高生で、ほんの少し感極まったときに使うことが多く、さらに感情の起伏を強化した「ぴえんをこえてぱおん」という言葉まであります。

 

正直使い勝手が悪いというか、初めて知ったよ!と思われる人も多く、少々年配の層などには、なぜこんな言葉が選ばれるのだろう?という全く共感できない選考基準にも今後注目が集まりそうです。

 

そして、新語大賞は、ユーキャンが主催する新語・流行語大賞とは別物であるようで、理解しがたい言葉も何かしらの賞をとって話題に上がるというのは各種の利益団体への配慮等も含まれていると考えらるかもしれませんね。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。