〜画像引用文〜画像引用元ロボスタ
モスバーガーが、接客係の店員として、ロボットを採用することになったそうです。
ロボットといえば、「ペッパーくん」を連想されるかと思いますが、モスバーガーのロボットは「オリヒメ」ちゃんというのだそうです。
かなりネーミングは可愛らしくて良いのではないでしょうか?
愛着を持ちやすいネーミングがあると、そのサービスが良ければ浸透しやすいですからね。
今回は、そんな気になるロボット「オリヒメ」について調べたいと思います。
モスバーガーの分身ロボット【オリヒメ】とは?
オリヒメと
オリヒメ店員のいる
モスバーガーへ#オリヒメ#モスバーガー pic.twitter.com/dscg8EwhKu— まろ@分身ロボットOriHime パイロット (@maromaro4170) August 10, 2020
モスバーガーが採用する分身ロボット「オリヒメ」は、注文業務を担います。
つまり、会計をしたり商品を渡したりするくだりは、通常通りスタッフの人たちがおこなうということです。
さすがに注文から商品の提供までの完璧な作業行程は今の最先端のロボットでも難しいと思いますし、可能であっても投入資金がオリヒメの数十倍~数百倍以上はしそうですよね。
ですが、接客の一部分でもロボットが担えるというのはゼロベースから考えたら大きな飛躍的な進歩ではないでしょうか?
冒頭でも話題にしましたが、現状多くの人が連想する接客ロボット…といえば、ペッパーくんですよね。
ペッパーくんは、ソフトバンクを始め、けっこういろんなお店で、店員さんとして店頭に立っていることが多いので、お話したことある人は多いと思います。
個人的に以外なお店で見かけたのは、通りすがりのパチンコ店の入り口にガラス越しにペッパーくんがこちらを見ていたこともあって、驚いたこともあります。
今回話題のオリヒメちゃんの先輩であるペッパーくんはかわいいなと思うし、けっこう会話できるときもありますが、正直噛み合わないことの方が多いですよね。
なのでペッパーくんには、とても注文業務なんて任せられません。
しかし、オリヒメちゃんはペッパーくんとは一味違います。
オリヒメちゃんはAIではなくて分身ロボットだからなんです。
分身ロボットオリヒメの仕組みは?
オリヒメは、ペッパーくんのように人工知能を持ったロボットというわけではありません。
なんと、オリヒメの奥には、オリヒメを操作している人間が控えています。
別の言い方をすると、オリヒメには遠隔操作している人間がいるということです。
なるほど〜。
ならば、目の前にいるのがロボットだとしても、人間の接客を受けていると言えますね。
ちなみにオリヒメは、ペッパーくんのようにお客さんを楽しませることを目的としたロボットではありません。
オリヒメは、ハンディキャップがある人の分身的な役割をしているロボットなのです。
オリヒメを操作している人は、身体的なことだったり、子育てや介護などの事情だったりで、外に出て働くことが困難な人です。
オリヒメは、何らかのハンディキャップを抱えた人が自宅にいながらにして、社会と繋がることができるという画期的なツールなんですね。
分身ロボットオリヒメの導入店舗と今後は?
現在、オリヒメを導入している店舗は、東京のJR大崎駅近くの店舗「モス&カフェ」です。
現時点では、まだ実験的な試みという段階であるようですので、こちらの店舗のみであり、8月下旬までの期間限定となります。
今後の予定についても発表されていません。
じきに、全国のモスバーガーで採用されるものかと思っていたので、ちょっぴり残念ですが、非常に斬新な試みですから、慎重なリサーチが必要であるようですね。
ちなみに、大崎店のオリヒメを操縦しているパイロットは、なんと関西在住の男性と女性の2名です。
いずれも難病を抱えた方で、外出をすることが困難な方です。
遠隔操作…と聞いて、家にいながらであることは理解していましたが、まさか東京の店舗に関西の方がお勤めしていたとはびっくりですね!!
想像していた以上のオリヒメの可能性を感じました。
モスバーガーの分身ロボット【オリヒメ】のまとめ
今回は、モスバーガーが採用した分身ロボット「オリヒメ」について、ご紹介しました。
今は外食などをするにしろ、その現場で働くことに関する危機意識の高さが例年とは比較にならない現状、店員さんとお客さんがやり取りをする上で、どうしても感染リスクは気になります。
しかし、遠く離れた場所にいる店員さんとお客さんとの間にオリヒメを入れることにより、安心して店員さんとお客さんがやりとりを楽しむことができます。
券売機やタッチパネルを操作して、注文をする店舗は増えてきていますか、この方法ですと、お客さんがやらなければならない工程が多いため、ご年配の方にはストレスだと思います。
しかし、こちらのオリヒメちゃんなら、むしろ接客されるのが楽しみになってしまいそうですね。
また、働いてみる側の目線で見ても興味深いです。
オリヒメを操作して働いてみたいという人はたくさんいるのではないでしょうか。
今後のオリヒメの可能性から目が離せません!
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