今、ネタバレの法的措置に関する関心が強まっています。
毎週ヤフーリアルタイムでは日曜日の深夜の日付が変わり月曜日となると同時に週刊プレイボーイで連載週の【キン肉マン】の更新を楽しみにしている人の感想が必ず注目を集めています。
ところが、あるきっかけによって毎週多くの感想が飛び交っていたSNS上で人気作のキン肉マンを始め、他の作品の感想すら激減することに。
突然のジャンプ作品の感想の激減の理由として【ネタバレ法的措置】への危険性にファンがすごく敏感になったことが原因です。
その結果ネタバレと法的措置というフレーズも頻繁に見かけるようになり、ネタバレと法的措置に関する明確化されていない部分が原因で多くのファンは感想をつぶやくことに対する強い不安感に包まれています。
今回の記事では、作者であるゆでたまご嶋田先生の正当な要求と、今までの感想を語ることに不安を感じているファンのすれ違いをリサーチして記事にまとめました。
ネタバレの法的措置の範囲が不明確な怖さ
キン肉マンのweb掲載でオチを転載する人が出てしまう
↓
ゆでたまごが物申す
↓
ここまでわかる
↓
週プレNEWSが「感想は大歓迎、でもネタバレには法的措置」と言ってしまった
↓
え、どうやって感想言ったらいいの?だいたいこんな感じ。間違ってはないんだけど楽しみにしてる人も萎縮してしまった
— CUBE(きゅーぶ) (@CUBE45) September 14, 2020
ネタバレの法的措置は一体どのような範囲なのでしょうか?
今回の騒動の原因を分析すると、「感想は大歓迎、でもネタバレには法的措置」というかなり曖昧でファンにとっては明確ならラインが分かりづらいです。
感想は大丈夫だけど、ネタバレはどのラインを超えたら法的措置の対象になるのかが分からないところにファンは不安を感じています。
そもそも感想をつぶやきたい人は、最新話の物語による意外性を友人や知人と共有したくてつぶやく訳で、最新話の内容に全く触れては行けない状態では特にこれと言った感想も語れないと多くのファンは考えているようです。
もちろんスクリーンショットで最新話のオチを転載する人が罰せられることには多くのファンは納得しています。
ですが、法的措置の部分を拡大解釈出来るため迂闊な発言や、作品が好きだから多く人に共感して欲しいという気持ちまで法的措置の可能性も訴える側のさじ加減なのが難しいところです。
キン肉マンの作者ゆでたまご嶋田先生の考えるネタバレ範囲

ネット上には感想を述べあうという必要性以上に作品内容がわかってしまう文章や画像を含んだものがたくさん見受けられ、とても悲しくなりました。
上記の部分は至極まっとうで正当性のある主張だと思いますし、キン肉マンの根強いファンも理解しているはずです。
文章にも著作権侵害がありますし、ネット上の漫画にだってあります。
その本質として考えられることは、ネタバレやスクリーンショットによるオチの転載のなにがゆでたまご先生を苦しめるのかと言えば、悪質なネタバレによる商品価値の低下です。
物語の展開や結末などが分かってしまうことで折角一週間も精魂込めて執筆した作品の価値がものの5分足らずで消費されるのが悲しいとおっしゃっていました。
一週間かけて一生懸命描いた作品がアップ後、たった5分で消費され SNSにスクショ、ネタバレされたら悲しいよね。#キン肉マン #ゆでたまご
— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) September 10, 2020
せめて3日くらいはネタバレしない配慮をお願いしたいと、一応ゆでたまご嶋田先生の中の1つの基準を示してくれていますが、あくまでもキン肉マンの作者ゆでたまご先生の考えなので、他の作品も3日程度の配慮をしたらネタバレしても良いわけではありません。
今回のネタバレによる法的措置を検討せざるを得なかったゆでたまご嶋田先生の中のラインなので、もしも今後別の作品の先生もネタバレに関する法的措置への対応を厳しくするとしたら、その先生や出版社によるラインを調べる必要があるかもしれません。
ジャンプ作品キン肉マンの読者の感想が激減!
僕も、毎週月曜にになるとキン肉マンをチェックしたり、その数時間後にSNSでのファンの反応や考察を見ることを楽しみにしていました。
ところが、キン肉マンの作者であるゆでたまご嶋田先生によるスクリーンショットによって作品のラストを切り取られてる行為に法的措置の検討を考えるほど作品にダメージがあったことのつぶやきから、多くのファンは【法的措置】の部分に怯えるようになりました。
キン肉マンの作者であるゆでたまご嶋田先生の主張は正当でまっとうなものです。
しかし、その後の編集部の対応によってファンの不安は更に広がり、ついに月曜日の風物詩であったキン肉マンの感想や、その他のジャンプ作品の感想が激減しました。
ジャンプ作品のネタバレに関する法的措置に対するファンの感情は?
悪質な感想というのは、、もう犯人言うとかやろって思うんですけど実際ガイドラインもないのに軽率に「法的措置」とかいうから燃える
こっちの杓子定規でいつでも訴えられるんだぞ。って脅迫してる感じ。そら、ジャンプ作品の0時感想やめよってなる。一番熱があるときに感想呟けなきゃ、そのまま消滅
— 端音(腐)@ワートリアニメ新シリーズ!! (@hanaotoofu) September 14, 2020
やはり【法的措置】という言葉と、それが発動する条件の曖昧さにファンの苛立ちは隠すことが出来ないと感じます。
僕が読む限り、今回のキン肉マンに関する感想は作品の魅力をこぞって表現したがるファンばかりでした。
その表現の動機や、潜在的な行動原理を分析すると、ほとんどの感想が【キン肉マン】という作品の売上に貢献出来るように述べられていると思います。
それにも関わらず、悪質なネタバレやスクリーンショットの転載など作品の価値を下げるファンの風上にも置けない存在と同列に扱われる悔しさもにじみ出ているように感じられました。
毎週面白い作品を執筆してくれるゆでたまご先生への感謝も込めて、作品を読んだワクワク感を伝えたくて感想を書いているのに、法的措置されるなら作品から距離を置こうという気持ちにもなってしまうでしょう。
キン肉マンネタバレの法的措置に関するまとめ
今年はキン肉マンという名作以外にも、鬼滅の刃のような社会現象を起こす名作もジャンプは生み出しています。
そして、その社会現象の口火は口コミなどの感想なんですよね。
今の週刊少年ジャンプには毎週月曜日にトレンド入りの常連となっている【チェンソーマン】をはじめとして、【呪術廻戦】や【アンデットアンラック】という考察のしがいのある作品が目白押しです。
それらの作品には作者の渾身のアイデアや情熱が込められていて、ヒットするだけの魅力が備わっていますが、その魅力を増幅させる役割の口コミや感想に法的措置をちらつかせることには、今後の人気作とファンとの距離感を引き離す結果になると考えられます
もちろん、作者に対する不利益なスクリーンショットの転載や、商品価値の下がるネタバレに対する措置の必要性も大切だと思います。
ですが、せめてあいまいな表現ではなく、もう少し明確化した法的措置への基準も示さないと今後のヒット作の椅子はどんどん減っていくのではないでしょうか?
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
他にもおすすめの記事がありますので、よろしくお願いします
⇒宇佐崎しろの作画なら原作者の変更も?一人で新連載の可能性に期待!
⇒ハイキューが理想的な完結!最終回のジャンプは売り切れの可能性も!
⇒地獄のミサワのアイマス漫画で共感が爆発!新作レポにファンも歓喜!