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富士そばがブラック化の理由とは!ホワイト企業のイメージ崩壊に?

富士そばがブラック化の理由とは!ホワイト企業のイメージ崩壊に?
富士そばと言う、庶民の暮らしを徹底的に応援してくれつつも、社員への労働環境の改善も注目されていて、アルバイトにも有給が出たりボーナスや退職金が出ることが知られる超絶ホワイト企業の代名詞である富士そばブラック化の報道がされています。

 

個人的には富士そばさんには週に1度~5度は利用させていただくほどに、安い・早い・結構美味い!という走・攻・守全てが揃った印象があり、何気にお蕎麦って食べ飽きないんですよね!(カツ丼ばかり食べていますが)

 

さらに、飲食業界では労働環境が厳しくなりがちにも関わらず、富士そばさんは社員さんへの配慮もあることで知られるホワイト企業の代表格とも言える存在だっただけに、ブラック化とか嘘であって欲しいです。

 

今回の記事では、Yahooニュースにも取り上げられ、注目を集めた朝日新聞デジタルさんによる「富士そば、労組幹部2人懲戒解雇 未払い残業代巡り対立」という一次情報から見て取れる今後の富士そばの経営方針やお客さんの立場からのコメントなどから、今後の富士そばの印象をまとめました。




富士そばがブラック化の理由とは!


富士そばと言えば、季節ごとにかなり個性的な創作料理を提供してくれるため、お店に立ち寄らずとも「へぇ、今回はこんな独創的な一杯を提供してくれるのかぁ」という気持ちで朝から多くのビジネスソルジャーのインスピレーションを刺激することでも有名です。

 

そんな富士そばがブラック化とお客さんに印象づけてしまった理由は、社員さんに対する未払い残業代に関する問題や、それらの事情によって立ち上がった労働組合の委員長と書記長の幹部を懲戒解雇にするなどの行為によるものでしょう。

 

社内の事情に詳しくない富士そばファンにとってはかなりイメージが悪くなったことは間違いないです。

富士そばのホワイト企業のイメージ崩壊に?

富士そばがブラック化の理由とは!ホワイト企業のイメージ崩壊に?1
今回の報道では富士そばに対するイメージ悪化は客観的に見ても、少し放置出来ないレベルにまで発展する可能性がありそうです。

 

なぜなら、富士そば今までのイメージがあまりにも良すぎたところに今回の従業員に対する対応がドライ過ぎて、かなりのイメージ落差があったところに問題を感じます。

 

富士そばは労働環境が劣悪な飲食業界では話題になるほどのホワイト企業ぶりをアピールしてしまったせいもあって、今までのアピールは何だったんだ!という反感を買っているようです。

 

悪そうな奴が悪事を働いてもやっぱりね!という程度の認識では無く、品行方正な人が影で誰かをいじめていた!みたいな報道があれば、あまりに今まで持っていたイメージの落差から相当大きな悪に見えてしまうのも無理は無いでしょう。


1つの弱点が大手メディアに暴露されてしまうと、今まで溜まっていた不満や、悪い噂などが立て続けにスポットライトが当たってしまい、根も葉もない噂がもしかしたら今後の富士そばに対する逆風になってしまう可能性もありそうです。

 

個人的にも労働組合の幹部を懲戒解雇は少々強引というか、ひと目ですごく悪い印象を与えてしまいますし、同じ結果をたどるにしても、もう少し労働組合の方たちとの話し合いに尽力したという姿を見せるべきだったと思います。

 

富士そば側も、

グループを統括するダイタンホールディングスは「弁明の機会を与えても両氏は不合理に否認するばかりで、やむなく懲戒解雇した。証拠関係については強い自信を持っている」と説明している

とあるように、懲役解雇をした労働組合幹部に対して、弁明の機会を与えていたようですが、証拠関係については強い自信がある!など徹底抗戦をする姿勢も判官贔屓(ほうがんびいき)が根強い日本でそのスタイルは間違いなく従業員だけでなく、お客さんの感情にまで火に油を注ぐ結果になるでしょう。

 

少々、社員さんに寄り添う姿勢に欠けているため、裁判上等な覚悟のなアメリカンファイティングスタイルを貫くことは紹介解雇された方達に対して勢いづかせる結果になる悪手だったのではないかと思えます。


ですが、このような悪評の渦中にある富士そばであっても、Twitter上には

 

#頑張れ富士そば 

 

のタグが労働組合の幹部を懲戒解雇したり、未払い残業代などのダークな報道が流れていても応援してくれるお客さんも多いことも事実です。

 

個人的には富士そばが今回の悪評によって会社が潰れてしまうような事態はなんとか避けて欲しいと思っています。

 

都内に住んでいると富士そばってありがたいのです。

富士そばのブラック化の理由のまとめ

富士そばがブラック化の理由とは!ホワイト企業のイメージ崩壊に?2
今回は富士そばブラック化している理由や、ホワイト企業のイメージに関する崩壊の始まりについてをまとめさせていただきました。

 

個人的には富士そばのカツ丼セットの満足感は、他のお店では味わうことの出来ない最高のコンビネーションだと思っていますし、天玉そばも忙しい時には心強い美味しさがあり、季節ごとに提供してくれる限定メニューやコラボには胸がトキメキます。


上記のような王道のカツ丼に限定のパクテーそばのコンビネーションなど富士そば通の感性の輝きが止まらないのです。

 

そんな富士そばがブラック化という印象によって業績が下降するのは残念で仕方ありません。

 

結構地域を絞って出店しているという特徴や、いつも富士そばの店舗には演歌がかかっているなど目立たないけど利便性が高く居心地がよくなる工夫なども魅力的です。

 

さらに新卒採用をせずにアルバイトを優遇して、アルバイトから社員に採用などの面白い試みも有名ですし、だからこそ会社の役職や幹部の人たちもみんな現場の経験があり、意思疎通うもはかりやすかったとは思うのですが今回の労働組合との確執は残念でした。

 

ですが、アルバイトにも業績が良ければボーナスを出したり、あれだけの店舗を出店しながら細かいマニュアルが無いなど型破りで、地域ごとに富士そばには味が微妙に違ったりと従業員にとっても働きやすく、お客さんもお店ごとの違いを楽しめたりすることも魅力です。

 

社員やアルバイトに対して成果主義も課さない利益は会社で独占せずに社員に還元するなどの社風も社長である丹 道夫さんにはあったことが彼の書籍には述べてありました。

 

他の飲食業界からみたら富士そばは異色な存在であり、憧れの会社に思われていた時期もあるため、今回の悪評を覆すような明るい報道にも期待したいと思います。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。