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ソフトバンクが巨人に圧勝した理由!なぜ両チームに差が出たのか調査

ソフトバンクが巨人に圧勝した理由!なぜ両チームに差が出たのか調査
ソフトバンクが巨人に日本シリーズで4連勝した上に、一度も巨人には接戦にすら持ち込まれずに圧勝してから2日が経ちました。

 

もしかしたら今日がソフトバンクホークス対読売ジャイアンツの日本シリーズ第6戦目が行われていたかもしれないだけに少々寂しさを感じます。

 

ソフトバンクの驚異の強さによって今や兵どもの夢のあとと言った状況ですが、本当にしびれるようなプレーばかりでした。

 

ソフトバンクの選手を見ている時間はすごく面白かったです。

 

様々なプロ野球解説者によるソフトバンクの強さや、巨人に対する厳しい意見も一通り読ませていただきました。

今回の記事ではソフトバンクが巨人に圧勝した理由や、両チームの差について記事にまとめました。




ソフトバンクが巨人に圧勝した理由!


ソフトバンクホークスはほんっっとうに強かったですね!

 

ですが、ソフトバンクが巨人に圧勝した理由は、単に強かったからという理由だけでは無いように感じました。

 

とにかくソフトバンクホークスの強さの1つの要因としては、相手をほんの少しも軽んじないという姿勢と、対戦相手の巨人に対して敬意があったことだと思います。

 

戦いぶりからしても、1つのプレーに対する情熱がソフトバンクは巨人を圧倒していました。

 

ヒット性の当たりじゃなくても全力疾走は当たり前で、1勝や2勝しても対戦相手の巨人に対する油断は一切ありませんでした。

 

リードしていても、チャンスに凡田でもヘッドスライディングで執念のヒットをもぎ取ろうとする長谷川選手のプレーはその象徴だったと思います。

ソフトバンクホークスは強いのに全力プレー!


ソフトバンクホークスの強さの象徴は、ベテラン選手の凡打だろうが全力疾走を怠らなかったことが最も目についたと、つぶやくプロ野球ファンは多いです。

 

もちろん、プロだからこそ怪我するリスクを考えて明らかにアウトと思う凡打に対して全力疾走をしないという考えは間違っていはいないと思います。

 

ましてや、首位打者の経験もある長谷川選手ほどのベテランが1つのセーフを勝ち取るために、ファーストへのヘッドスライディングなんてリスクを度外視したプレーは決してペナントレースでは褒められたものではありません。

 

しかし、舞台は日本一を決める、各リーグの覇者と覇者の頂上決戦だということをソフトバンクホークスはチーム全体で理解しているのに対して、巨人は頂上決戦という理解が乏しかったと感じました。

巨人は負けたことよりも意識して欲しい部分


高校球児のような全力プレー声出し!

 

この2つがもしも巨人にもあったのなら、たとえ4連敗したとしても、これほどまでに世間から弱いと思われなかったかもしれません。

 

もしかしたら、阪神タイガースの方が仮に4連敗したとしても、野球ファンからは叩かれなかったかもしれません。

 

なぜなら、ベンチの声出しと全力疾走という戦力以前の部分ではソフトバンクホークスに負けていない部分があったからです。

 

終始ベンチの周りがうるさいほどに活気づいて、お互いを鼓舞しあって士気を高めていた、まるで挑戦者のような姿勢のソフトバンクホークス

 

一方、終始ベンチは静かで、凡打であれば全力疾走は控える王者の風格と品をまとった巨人の選手。

 

この両チームが戦い、五分五分の戦いにならなかったということは、改めて、日本シリーズという頂上決戦であり、短期決戦という舞台での全力プレーの大切さを改めて再認識することができました。

ソフトバンクと巨人の両チームの差は?


ソフトバンクと巨人には戦力差や、全力プレーの姿勢や短期決戦にも関わらずペナントレースのような空気感でプレイをしていたなどの違いはありますが、互いにリーグ覇者になった時の調子に着目することもできます。

 

巨人は、セントラル・リーグでは序盤から中盤にかけて独走状態を作り、かなり勢いに乗っていましたが、シーズンの最後の方でマジックが点滅シてからは急に連敗も増え始めていました。

 

ソフトバンクホークスは対象的に序盤こそ苦戦シたりもしていましたが、シーズン後半での調子の戻し方が凄まじかったです。

 

スポーツの世界では勢いのあるチームは勝ちやすいと言われています。

 

そういう点でも、戦力や試合に賭ける気合のノリかたという部分でもソフトバンクホークスは最高の仕上がりで戦えたのかもしれません。

ソフトバンクが巨人に圧勝した理由のまとめ

ソフトバンクが巨人に圧勝した理由!なぜ両チームに差が出たのか調査1
去年の日本シリーズで戦った時よりも更に強さが増したソフトバンクホークス

 

王者にして常に挑戦者の姿勢で挑む姿には多くのプロ野球ファンからも絶賛されています。

 

せめて巨人にも凡打でもベテランが全力疾走するような空気感や、日本シリーズ前に調子を落とさなければ…。

 

などの悔いる部分はあったかと思いますが、逆にソフトバンクホークスはおそらく、今年の日本シリーズで巨人に敗れても多くのファンは納得したと思います。

 

優勝後のソフトバンクナインの記事を呼んでも、3連勝した時でも誰一人慢心する選手はおらず、

「『巨人は弱い』なんて相手を軽んじるどころか、選手は口々に『今はウチが流れに乗っているだけ』と話していた。ある主力は『流れで勝っている以上、いつ巨人に流れが行くかわからない』と危惧していたほどです。

という常に対戦相手である巨人には流れを変えることの出来る実力があることを、片時も忘れずに挑んていたようです。

 

うさぎとかめという昔話がありますが、最初からうさぎがかめのポテンシャルを警戒して、少しでも全力疾走をやめたら爆発的な突進力を出す存在として勝負に挑んでいたようなものです。

 

その考えは決してまちがってはいなく、巨人の実力はかめというよりも大怪獣ガメラのクラスですから、相手が調子を落としているのなら、その調子が上る前に持てる力で全力で挑むという姿勢が今年のソフトバンクホークスが圧勝した理由の1つだと考えられます。

 

正直、僕は実は巨人も黙ってやられないと確信していました。

 

1勝でもすれば5戦目は菅野投手が投げて、もう一度流れを呼び戻して…

 

という想像をしていたので、その想像の目を全力で刈り取ったソフトバンクホークスには本当に隙の無い素晴らしいチームだと思いました。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。