政治・経済

日本学術会議の任命拒否の6人は左派の共産党?共通点や正体の噂を調査

日本学術会議の任命拒否の6人は左派の共産党?共通点や正体の噂を調査
日本学術会議の任命拒否問題に国会では未だ論争は続いています。

11月2日に菅内閣発足してから初となる衆議院予算委員会では、学術会議問題について野党から厳しい追及が連発しました。

学問の自由の侵害

会を脅かす政治介入

菅首相に対し散々批判をしている学術会議ですが、一方で学術会議側についてもある疑惑が流れています。

それは任命拒否された6人の学者が左派の共産主義者ではないかという噂です。

日本国民にとって非常に悪い印象を持つ左派、これが事実なら学術会議への不信感がさらに募りそうですね。

今回は日本学術会議の任命拒否された6名について、左派の共産党疑惑を調査しました。




日本学術会議の任命拒否の6名は左派の共産党?


上記のつぶやきはかなり過激ではありますが、一文だけは多くの人に知ってもらいたい箇所があります。

それは、政府は一度も6名の名前を公表していないという事実です。

騒ぎを大きくしているのは赤旗によるスクープであれば、今も論争が続いている任命拒否をされた6名の退路を断っているのは、味方のような立場にある共産党とも考えられます。

そして、日本学術会議法では

「会員は、第十七条に基づいて、内閣総理大臣が任命する」

とだけ明記されています。

法令上、政府が行えるのは形式的な任命にすぎず、任命を拒否することは想定されていません

1983年に学術会議の会員が推薦制になった当時の首相中曾根康弘氏も形式的行為と述べており、今日までの慣例でした。

理由について菅首相は

「総合的・俯瞰的な活動を確保する観点」

「若手が少なく、出身や大学に偏りが見られる」

と述べていますが野党・学術会議側は納得していない様子です。

個人的にには学術会議側の言い分は分かりますが、野党が学術会議の不満に便乗して菅内閣を執拗に攻める姿勢はどうかなと毎回思っています。

任命拒否をされた6名の気になる点

日本学術会議の任命拒否の6人は左派の共産党?共通点や正体の噂を調査1
問題が錯綜する中、徐々に浮き彫りになってきたのが拒否された学者6名の素性、その中で気になる点を挙げてみます。

1・宇野重規教授(政治思想史)

「立憲デモクラシーの会」の呼びかけ人

「しんぶん赤旗」に複数回登場し、志位和夫共産党委員長とも対談

2・岡田正則教授(行政法)

「民主主義科学者協会法律部会」の元理事

共産党の研修会の講師を務める

3・小沢隆一教授(憲法学)

「民主主義科学者協会法律部会」の元副理事長

共産党の機関紙「前衛」に複数回登場

4・加藤陽子教授(日本近現代史)

「立憲デモクラシーの会」の呼びかけ人

5・松宮孝明教授(刑事法)

「民主主義科学者協会法律部会」の元理事

「九条の会」賛同者

6・芦名定道教授(キリスト教学)

「安全保障関連法に反対する学者の会」

安全保障法制に反対する「自由と平和のための京大有志の会」の賛同者

「立憲デモクラシーの会」

「民主主義科学者協会法律部会」

など上記で挙げた団体名はほぼ共産党と関係が深い組織です。

いずれの学者も共産党と何らかの関係性があり、左派を疑われてもやむを得ないことがわかります。

日本学術会議の会員の「つながり」の正体は?

日本学術会議の任命拒否の6人は左派の共産党?共通点や正体の噂を調査2
学術会議は政府に提言できる権利を持っていますが、政府側からしてみては建設的な意見が欲しいものです。

その提言してもらう相手が左派の共産党系の科学者であるならば信用に欠けてしまうでしょう。

また菅首相は学術会議の会員推薦について

「つながりを持たなければ会員になれない仕組み」

「閉鎖的で既得権のようになっている」

と口にしています。

この「つながり」とは共産党との関係も包含されているのでしょうか。

優秀な学者が集うはずの日本学術会議が、コネあるいは左派の共産党系で会員から成り立っているのか疑念が深まります。

日本学術会議の任命拒否の6名の共通点や正体の噂

日本学術会議の任命拒否の6人は左派の共産党?共通点や正体の噂を調査3
菅首相拒否理由を明らかにしない限り、野党・学術会議側の追及は終わりません。

正直なところ辟易している国民も多いでしょう。

なぜ菅首相は口を割らないのか、野党・学術会議はなぜここまで問題にこだわるのかも国民の立場から見れば大きな疑問です。

互いの意図はすでに各所から推察されており、その一つに上記で述べた6名の学者が左派の共産党系である疑いも含みます。

そしてもう一つ彼らに共通点があるのは、政府の方針に反対の意を示した過去があることです。

例えば小沢教授芦名教授

「安全保障関連法に反対する学者の会」

の賛同者でした。

宇野教授加藤教授

「特定秘密保護法」

に反対するなど、

6名の学者はいずれも安倍政権時代に施行された安保法案等の政策に反対運動を行うなどしています。

菅首相が拒否した真の理由は、6名の学者が左派の共産党系、反政府思想であるのが推察されますが、そんなこと首相が公にできません。

それこそ恣意的な人事、権力乱用など非難される対象です。

野党・学術会議側もそれを承知の上でボロを出させるために追及を止めないのです。

日本学術会議には左派の共産党よりのバランスの悪さも


ただ政治に関心がある人からすると左派の共産党寄りの科学者に会員になって欲しくないのが本音でもあります。

今回の騒動で拒否された6名だけでなく学術会議自体が左派の共産党系であることが疑われるようになりました。

それを裏付けするのが元会員の村上陽一郎氏が書いた記事です。

記事には

日本学術会議はもともとは、戦後、総理府の管轄で発足しましたが、戦後という状況下で総理府の管轄力は弱く、七期も連続して務めたF氏を中心に、ある政党に完全に支配された状態が続きました。特に、1956年に日本学士院を分離して、文部省に鞍替えさせた後は、あたかも学者の自主団体であるかの如く、選挙運動などにおいても、完全に政党に牛耳られる事態が続きました。』

記事内のF氏とは農水省の福島要一氏で、ある政党とは共産党のことを指します。

福島要一氏は共産党と深い関係にあった人物です。

数年にわたり福島要一氏に組織を放任していました。

日本学術会議は共産党の組織だったと言っても過言ではありません。

また政治評論家の尾山太郎氏は当時の学術会議について

『一連の運動は共産党の行動方針そのもの』

と述べています。

学術会議が左派の共産党と昔から根強い関係性があり、学者見解による運動と捉えていたものが実は共産党の思惑だったんですね。

それを見かねた自民党が1984年に会員選出を選挙制から学会推薦に切り替え2005年には内閣府組織になりました。

ですが上記でも少し述べました元首相の中曽根氏が会員任命を拒否しない旨を公言したのもあって、今尚共産党の息がかかった学者が会員に選出されることが多いのかもしれません。

偏った思想、意見を持つ会員を増やさない意図なら、菅首相が幾度も述べている「総合的、俯瞰的」、「多様性」の意味も分かる気がします。

ただそれが拒否理由の正当な理由にならないのが難しいところです。

一方で多方面から日本学術会議は民営化するべきだという声があります。

今回の騒動を受けてか過去の反省からか、自民党も学術会議を非政府組織にすることを検討しているようです。

任命拒否された6名不遇な点は拒否されたこと以外にある


日本学術会議で任命拒否された6名は共産党とのつながりの噂が事実であろうと、そうでなかろうと、1番の不遇な点は任命拒否されたことばかりが話題になっていることです。

上記でもご紹介させていただいた6名にも日本学術会議に任命されるだけの功績があるはずなのに、メディアは一切そのことには触れないのは少々フェアでは内容に感じます。

正直、「任命拒否」という拒絶の対象者として何度も何度もメディアでは取り上げられていますが、任命拒否以外の部分にもスポットライトを当てることが日本学術会議の存在意義をより前向きに捉える事ができると思います。

日本学術会議の任命拒否された6人の噂のまとめ

日本学術会議の任命拒否の6人は左派の共産党?共通点や正体の噂を調査4
菅首相から拒否された日本学術会議の学者6名には左派の共産党系ではないかという疑惑が浮上しています。

学者それぞれの経歴を遡ると、共産党の息がかかった団体

立憲デモクラシーの会」や「民主主義科学者協会法律部会」に関与していたことや、共産党の関係者とも接触があることがわかりました。

また学者たちには政府の政策に対し反対運動を行うなども共通点があるなど、疑惑がさらに深まります。

そもそも学術会議自体が過去に共産党によって支配されていたという元会員が書いた記事も見つかっており、今尚その名残が残っているのではないでしょうか。

ですが学者が左派の共産党だったからというのは拒否理由として相応しくありません

菅首相が何らかの手を打たない限りは学術会議との論争は終わりそうにないですね。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。