佐々木宏(ささきひろし)さんが渡辺直美さんに対する女性軽視とも取れるオリンピックに関するセレモニーの企画が大炎上したことで、大きな注目を集めています。
その結果として東京オリンピック開会式の責任者という重要な役職を辞任することになってしまったというのですから、ただごとではなさそうです。
佐々木宏さんの名前が昨日(2021年3月17日)の報道によってトレンド入りを果たすほどに、今の世間の目は女性や容姿に対する侮辱や軽視に対する反応は厳しくなっていることは間違いありません。
今回の記事では、佐々木宏さんが炎上した具体的な理由や、渡辺直美さんに対して本当に侮辱的で女性軽視という見方があったのか?
さらに、佐々木宏さんは東京オリンピックの開会式の責任者を辞任せざるを得ないほどの過ちだったのかについて調べた内容をまとめました。
佐々木宏が炎上した理由とは?
佐々木宏さんが炎上の渦中にいる理由は、渡辺直美さんのふくよかな体型をモチーフにして、ブタの可愛らしいキャラクターとオリンピックの一部言葉の一部をオリンピックから【オリンピッグ】というアイデアが原因のようです。
オリンピックとピッグ(ブタ)をかけ合わせたダジャレのような感覚をコンセプトにしようと考えられていたようですが、人を動物に例えるのも少々センスが古いという声もありました。
さらに、女性の体型を指して、そこから連想されるブタとかけ合わせたアイデアは、今の女性軽視に関する感度が高い時期には配慮の足りない企画だと見られても仕方ないのかもしれません。
五輪開会式の責任者(電通出身佐々木宏氏)が、出演予定の渡辺直美を豚として演じさせるプランを提案し、関係者から批判を受け撤回に追い込まれていたことがわかった。
ーーこのセンスの無さに呆れた。面白きゃいいでは通用しない。世界を知らないただの無邪気というか幼稚。ポリコレでもなんでもない pic.twitter.com/jDMVMrz5eD— YUKI_NK2414 (@YUKI_NK2414) March 17, 2021
佐々木宏さんは、現状では反省されているとの声もありますし、色々な角度から調べてみると、特に渡辺直美さんに対する悪意や女性軽視を意図的に含んでいた企画では無いことは明らかだと思います。
しかし、先月も森喜朗氏によるジェンダー問題に対する無神経さが話題になっている今の時期には、悪意の有無よりも企画されたアイデアによる反応が全てという空気感はあります。
もっと平たく言わせていただくなら、悪気は無かったから許してね!
では済まない状況であり、企画を通す前に、このアイデアには世間が敏感になっている触れちゃいけない部分が多分に含まれていることを佐々木宏さんほどのキャリアを持つ人が失念してしまっていたことのほうが、個人的には不思議に思えるのです。
佐々木宏が渡辺直美に対する女性軽視との声も!
「渡辺直美をブタ=#オリンピッグ に」
東京五輪開会式の「責任者」が差別的演出プラン…って、ダジャレ?めまいするくらいおもしろくないし、女性軽視の問題が出てたばっかりなのにね。 pic.twitter.com/hSCQMp95gG— 便利グッズ🌈ミストラ@広報 (@MrTravolta34) March 17, 2021
佐々木宏さんの職業は、クリエイティブ・ディレクターであり、その仕事の内容は、一流のコピーライターとしての学びやキャリアによって裏打ちされたものでした。
にも関わらず今回、佐々木宏さんが週刊文春によってスクープされてしまった渡辺直美さんをモデルとして起用した企画の【オリンピッグ】というネーミングや企画は、今の情勢をしっかりとかんがみればNGであることに気づくべきでだったと思います。
素人の僕からみても、佐々木宏さんの今回のオリンピック開会式の企画は、一発で女性を中心とした差別的な表現に敏感な人からやり玉にあげられることは容易に想像がつくはずなのに、それを予想出来なかったところにも問題がありそうです。
佐々木宏さんの炎上の加速度の裏には読み手の曲解も!
今回の佐々木宏さんの企画では渡辺直美さんとブタをかけ合わせたようなイメージが、多くの人から反感を買いましたが、その理由は【女性軽視】というよりも、渡辺直美さんの体型からくる印象による差別を感じられから、多くの人は不快感を感じていたはずです。
しかし、いつの間にか、渡辺直美さんの体型をいじった企画に対する厳しい声から、渡辺直美さんが女性であるゆえに、女性の性を軽視しているという拡大解釈による曲解も大きな声として散見されているように感じます。
これは体型に寄る差別と、その対象が女性という問題は全くの別問題なので、個人的には女性軽視にまで解釈を広げてしまうのはいかがなものかと感じました。
そして渡辺直美さんと言えば、あのふくよかな体型からは想像もつかないような切れのあるダンスや、全身を使った表現力は華奢な女性では出せないパフォーマンス力があります。
おそらく渡辺直美さんは痩せたら、今以上のキレは出る可能性が高いとは思うのですが、ダンスや美しさを競う世界では、そのようなレベルもゴロゴロいるはずです。
ですが、渡辺直美さんは、あえて豊満な体型によって計り知れない膝にかかるリスクと戦いながら現状では唯一無二の存在になっていることは間違いなさそうです。
なので、その渡辺直美さんのプロ意識を佐々木宏さんが高く評価していたという可能性もありますから、本当に彼が渡辺直美さんが単にふくよかな体型だからブタと結びつけたとは思えませんし、女性軽視もしていなかったと考えられます。
渡辺直美さんのキレを上回る迫力のある動きは、それだけでも多くの人にインパクトを与えていますが、それ以上に彼女の持つ歌唱力は凄まじいです。
佐々木宏さんは、そんな彼女の持つ全体的な能力の高さと、ブタという身近な可愛らしい動物だけど、能力の乏しいキャラクターとの結合改善を試みたのではないかと個人的には想像しました。
佐々木宏が東京五輪開会式「責任者」辞任の流れ
【東京五輪 開閉会式演出の佐々木氏 退任へ】
東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の演出トップの #佐々木宏 氏が、出演予定の女性タレントを侮辱するような演出プランを提案したとの「文春オンライン」報道受け、退任する見通しであることが関係者への取材でわかった。 pic.twitter.com/VjTObSrpzc
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) March 17, 2021
佐々木宏さんをリサーチしていると、誰もがお茶の間のテレビコマーシャルとしては観たことがあるであろう作品を多く生み出しているという、驚くほどの経歴を持っています。
一つひとつを紹介すると、それだけでコピーコンテンツと評価されかねないほどに佐々木宏さんの経歴や実績は凄まじいです。
なので、Twitterからの引用をつかわせていただきます。
佐々木宏の主な仕事 pic.twitter.com/XQEsnHwor7
— ぐちもん (@guchimon99) March 17, 2021
そんな佐々木宏さんが東京オリンピックの開会式の責任者を辞任することが予想されるほどに世間は彼を許すことが出来ないほどに印象が悪いのも事実です。
東京オリンピックが開催されるかもまだ確定となっていない段階で、ビッグセレモニーの陣頭を執る人の失脚や、ジェンダー問題によるボランディアの辞退や聖火リレーを任された影響力のある芸能人の辞退など問題は山積みの状況にオリンピックの意義がどんどん薄れているような気もします。
今後、オリンピック開催することを前提に考えたら、猶予は少ない現状で、大きな責任を持つ人の辞任の影響はどれくらいでるのか現状でははかりしれません。
佐々木宏が炎上した理由や反応のまとめ
こりゃ、酷い。
宇宙人ジョーンズも
「このろくでもない、みすぼらしき日本」
のことを白戸家・父にクレーム入れながら泣いてるよ。
佐々木宏氏は #オリンピッグ 関連の仕事は降りなきゃね。武田総務大臣も今週の #文春砲 と、昨日の「覚えてないと言え」囁き声で、辞任に追い込まれるかもね。 pic.twitter.com/8hZfo99evc
— Dark Knight (@DarkKnight_jp) March 17, 2021
今回の記事では、佐々木宏さんが炎上した具体的な理由や、その要因とも言える渡辺直美さんに対する女性軽視はどこまでが本当なのかを調べてまとめました。
世間の反応は極めて佐々木宏さんに対して厳しいものではありますが、個人的には佐々木宏さんの経歴や教養を考えると、あまりにも稚拙な欠点を思いきり叩かせてしまっているようにも見受けられます。
おそらく佐々木宏さんは渡辺直美さんの唯一無二とも言える豪快なパフォーマンスや世界にも通用しているネームバリューなど総合的な能力の高さを評価してのオファーだとは思うのですが、やはりブタとの組み合わせは悪手だったのかなと考えてしまいそうです。
東京オリンピックまで、残りあとわずかな時期に、オリンピックの華とも言える開会式のセレモニーの陣頭を執るはずだった佐々木宏さんが土壇場で辞任になるのは、はたしてどれくらいの影響が出てくるのかも調べてみたいと思います。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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