オリエンタルラジオの中田敦彦さんが3月いっぱいでメディアやYouTubeでも今後顔を出さない、との部分的な引退宣言が話題になりました。
タレント、実業家、ユーチューバーとマルチに活躍する中田敦彦さん。
ご自身のYouTube公式チャンネルでは300万人以上の登録者数を持っており、安定した活躍ぶりを見せていましたが、なぜ顔出しを辞めるのでしょうか。
そこには3つの理由があるようです。
中田敦彦さんが顔出し引退するとなると、今後のYouTubeといった動画コンテンツはどのように変わるのでしょうか。
顔出しをしないユーチューバーはよく見かけますが、途中で顔出しを辞めるというのはなかなか珍しいことで、今後のユーチューバー業界に何らかの影響が起こりそうですね。
今回はそんな中田敦彦さんの顔出しを辞める理由や、今後の活動について調査しました。
中田敦彦が動画で顔出しを辞める理由
中田敦彦さんは今年の3月頃に、家族を連れてシンガポールに移住しており、今後はYouTubeを中心にリモートでの活動を増やすそうですね。
中田敦彦さんのYouTubeといえば、ホワイトボード1枚と評判高いトークでビジネスから雑学まで学べる教育系ユーチューバーですので、生活拠点は絞られずに動画配信は出来ます。
ではなぜ、顔出しをすることも辞めるのかというと、自身のチャンネル『NAKATA TALKS』で以下の3つの理由を挙げていました。
①物理的に可能になったから
②プライバシーの問題
③『YouTube大学』の親和性
①の物理的に可能というのは、ユーチューバーに活動を絞ることで顔出ししないことを選べるからです。
テレビや舞台に立つ際、他の共演者さんと一緒に仕事する時は自分の都合で自分だけ顔を隠すことはできないので、自身のYouTubeチャンネル内なら何もしがらみもなく自分でコントロールできるから顔出ししない選択もできると述べています。
②は、昨今のSNS発展により、プライバシーの問題を懸念したものです。
インスタグラム、TIKTOKなどが人気を集め、一般人でも普通にネット上で顔出ししていることや、街なかでも全員がカメラを持って撮影してツイートする時代に、発信して顔や名前を出すことにリスクを感じるようになったと述べています。
最後の③は、YouTubeチャンネル会員は学べるから聴いている人が多く、(中田敦彦さんの)ビジュアルはあまり関係ないことを挙げていました。
マジでこれ、即親の銀行の投資信託解約させた#中田敦彦 #youtube大学 pic.twitter.com/2EZMBiehra
— menbo@仮想通貨億り@米国ETF投資無言フォロー歓迎 (@kaneme6) March 7, 2021
(個人的には中田敦彦さん本人が出ていたほうが臨場感が出て好きでしたが…。)
実際に中田敦彦さんの動画配信はトークが大半を占めていますので、ラジオ感覚で聴けるのが強みでもあります。
顔出しする有名人としての苦労のほかにも、もしかすると妻や子どもたち家族のことも考えると確かに顔出し引退することで問題リスクは軽減されるのでしょうが、一方でネット上では「(相方の)藤森さんの立場はどうなるの?」と、2025年に予定していた武道館ライブにも懸念する声が多数挙がっていました。
中田敦彦の顔出し引退で今後の動画コンテンツの流れは?
顔出し引退を発表した中田敦彦さんですが、今後の動画コンテンツの流れが気になるところです。
本格的に顔出しをしないで活動を始めるのは2021年の4月から、YouTube内だけでなく、コラボ動画やテレビ出演の際にも、アバターを用意して音声だけでの参加になります。
あっちゃんアバター化だって!!!
人類総アバター時代だー!!🎊【重大発表】中田敦彦からご報告があります! https://t.co/9zeXBIDTaX pic.twitter.com/W9y0J6qOCq
— フィオ-Phio バーチャル×ビジネス/教育系Youtuber (@phio_alchemist) March 13, 2021
4月から中田敦彦さんの顔を見れる機会が全くなくなるのか?
というとそういうわけでもなく、中田敦彦さんが運営するオンラインサロン『PROGRESS』内では顔出しはするようです。
有料会員専用のオンラインサロン『PROGRESS』は、中田敦彦さんの活動記録や、イベントやオフ会といった中田敦彦さんと交流できるなど、アーティストのファンクラブよりも一歩距離が近いコンテンツになります。
元々講演がメインの中田敦彦さんですが、無料のYouTubeチャンネルとPROGRESSとでは何が異なるのかというのは、情報量の違いです。
YouTubeチャンネルでは学校の授業のように用意したテーマを語りますが、中田敦彦さん自身の考えや人物をもっと知りたいという人にはPROGRESS内でという具合ですね。
ちなみに、今までの顔出ししていた動画は削除せずにそのまま残すことも述べています。
中田敦彦さん自身、ラジオ出演していた過去の経験から音声だけのコンテンツ作りは得意だと語っており、4月から新始動するYouTube動画では1本目に漫画『デスノート』について講演することを予告していました。
中田敦彦の影響で顔出しをしなくなるユーチューバーは?
顔出しをしないで活躍するユーチューバーは今では珍しいものではなく、ゲーム実況者や歌う系の人にバ美肉系(バーチャル美少女受肉系)など、中田敦彦さんと同じ教育系動画を挙げて再生数を伸ばしている方もいます。
ただ、その者たちは最初から顔出しはしておらず、ライブやイベントの時だけ、あるいは途中から顔出しするようになったケースという話は聞いたことがありますが、中田敦彦さんのように途中から顔出しを辞めたというのは事例がないのではないでしょうか。
メディア、YouTube、SNSで顔出しをするリスクを懸念した中田敦彦さん、その考えに同じユーチューバー側からも共感する声も挙がっていました。
ホリエモンこと、堀江貴文さんも中田敦彦さんによる顔出し引退にの報道に対して、「俺もそうしたい」と言っていましたからね。
「ホリエモンがスパチャで『餃子と野菜どっちの方が好きですか❓』と聞かれてうんざりしてる写真」、本当に好きすぎる pic.twitter.com/SAxMEB0CuC
— 長野五輪 (@nagano_olympic) March 11, 2021
(お気持ちはわからなく無いのですが)
動画配信は顔出し、顔出ししなくても体を映しといた方が信用度が上がるため、視聴数は稼げるなんて話もありますが、中田敦彦さんが先導者として、今後音声のみの動画配信で成功すれば、あとに続く超有名ユーチューバーが出てくるかもしれません。
途中で顔出しを辞めることにファンの影響も懸念されますが、中田敦彦さんは2か月くらいで慣れると語っています。
確かに今では教育系のタレント、ユーチューバーとして知名度が高く、中田敦彦さんがお笑い芸人として活躍していた時代の記憶も薄まってきているのを感じます。
また人気アニメ「ドラえもん」の声優が変わる際にも世間は賛否両論の嵐でしたが、2~3か月もすればドラえもんの声に文句を言う人も少なくなりました。
今では大山のぶ代さんは声優を引退していますし、水田わさびさんの声も定着して、他のメンバーも若返りに繋がり、また長いドラえもんの歴史を築いますよね。
また、中田敦彦さんは、
「かつて中田が実写だったってことを忘れさせてあげたい」
「中田敦彦の能力とビジュアルは密接に関わっていないその実験を証明したい」
とファンのことも考えつつ、今後さらなる活躍を豪語しています。
ただ、中田敦彦さんが成功したとしても、それは中田敦彦さんが元々トーク中心に動画配信を行ってきたからであって、吉本興業で武勇伝などのネタが一世風靡した実績なども大きいことは間違いありません。
なので、体を張ったり、ビジュアルで勝負していたユーチューバーには難しいステージ、今後顔出しするのを辞めようという決断するユーチューバーはなかなか現れないのではないかと個人的に思うところもあります。
中田敦彦が動画で顔出しを辞める影響のまとめ
中田敦彦さんが2021年4月から、自身のYouTubeチャンネル並びにテレビや舞台などで顔出し引退することを発表しました。
理由としては、顔出ししなくても活動できる土台があること、有名人だからこその顔出しをする苦労とリスク、元々トークメインで動画配信をしておりビジュアルはさほど関係はないことを述べています。
今後は用意したアバターで音声のみでの動画配信を行い、コラボやメディア出演でも顔出しはせず、唯一中田敦彦さんが運営する有料会員サイト内のみは顔出しはするようです。
ファンやファン以外からも賛否両論の声はありますが、元々顔出ししていた有名人が顔出し引退するのは稀なケース、今後の活躍が気になりますね。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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