有毒プレイヤー同士をマッチングするシステムの特許をAmazonが出願したことが一部のゲーマー達の話題になっています。
オンラインゲームをプレイ中に他プレイヤーから暴言や嫌がらせ行為を受けた経験はありますか?
ゲーム内のコンピューターと戦うのとはまた違った楽しみ方ができるのがオンラインの醍醐味ですが、一方で運が悪いと迷惑行為をするプレイヤーに当たることもよくある話です。
所謂「有毒プレイヤー」とも呼ばれ、ゲーム内で他プレイヤーに暴言を吐いたり悪質な妨害などの迷惑行為をするプレイヤーのことで、被害にあった声も多く見られます。
そんな中、
「有毒プレイヤー同士をマッチングさせる特許」
がニュースになれば、これは!と思うゲーマーが興味を持つことは当然ですよね。
迷惑行為をするプレイヤー同士をマッチングさせるとは一体どういうことでしょうか?
この特許が果たしてゲームマナーの改善に繋がるのか?
吉と出るか凶と出るか?
もしかしたら有毒プレイヤー同士の醜い争いが悲劇をうむかもしれません。
今回の記事では、気になる「有毒プレイヤー同士をマッチングさせる特許」についてまとめました
有毒プレイヤー同士をマッチングする特許とは?
Amazonの新しい特許がおもしろすぎる
◉ゲームで「有毒プレイヤー」同士をマッチングさせる特許を取得
◉有毒プレイヤーとは、ゲーム中に暴言などの嫌がらせをするプレイヤーのこと
◉2017年提出、2020年10月に承認ぜひ迷惑者同士、自滅しあってほしいですね😏💥💣 pic.twitter.com/HdiVDGEpWW
— YUKICHI🇺🇸海外フリーランス (@copy_marketer) November 5, 2020
同じゲーム内で友人や顔も知らない他者と対戦や競争を楽しむオンラインゲームが年々増えています。
新作ゲームにはオンライン機能が付いているのが当たり前の時代です。
お互いのゲーム技術を競ったりゲーム内で友だちが出来たり、国内だけでなく海外のプレイヤーとも繋がることが出来るのですから良い時代になりましたよね。
その反面、オンラインのデメリットは迷惑行為をする有毒プレイヤーに遭遇する可能性があることです。
- ゲーム内で他プレイヤーへ悪態コメントを送る
- ルール関係無くしつこく妨害する
- ゲームの趣旨に反してわざと相手を困らせる
そのような有毒プレイヤーは昔から存在します。
暴言や嫌がらせなどの迷惑行為をされたらせっかくの楽しいゲームが台無しになりますよね。
そのような問題点の打開策を打ったのが大手通販会社Amazonです。
Amazonは迷惑行為をする有毒プレイヤー同士をマッチングさせる特許を米国特許商標庁(USPTO)に出願しました。
プレイヤーの能力に応じて、レベルやスキルが近いもの同士をマッチングさせるのが往来の方法でした。
大ヒットゲーム「スプラトゥーン」などもこの方法を用いてますよね。
この特許ではプレイヤーがゲーム内で取る行動をグラフ化もしくは数値化し、その数値に基づいてマッチングさせる仕様です。
要するに、ゲーム内で迷惑行為をする有毒プレイヤーは一般プレイヤーのグループから隔離し、有毒プレイヤー同士のみでしかマッチング出来なくなることになります。
一方で暴言は気にしないが対戦中に早々と離脱するプレイヤーを有毒と認識する人もいるなど、どこまでの行為が有毒かを定義するのは難しく、特許には有毒か無毒かの分類をプレイヤーに選択できるのも含まれているようです。
有毒プレイヤーによる暴言や嫌がらせで気分を害される経験をした人は多いでしょう。
この機能が実装されたゲームの開発はまだ未定ですが、安心してゲームを楽しみたい人にとっては朗報ですね。
有毒プレイヤー同士のマッチングでゲームマナー改善に!
暴言とか通報できるゲームはあれど、それがシステム的に処理される受け先ができると思うとちょっと安心できるかな<有毒プレイヤーうんたら
— 青いプレイヤー (@aoiplayer) November 5, 2020
往来、同じレベル同士のプレイヤーで対戦できることがオンラインを楽しむ美点と想定されていました。
しかしこれにはプレイヤーがゲーム内で取る行動は考慮されていません。
Amazonは
「プレイヤーの楽しみは一緒に遊ぶほかのプレイヤーの行動に大きく依存する可能性」
を指摘しました。
確かに他プレイヤーから迷惑行為をされたのが原因でゲームをやらなくなってしまったというケースはありますよね。
この特許では、ゲームを純粋に楽しむことが出来るようにプレイヤーが自分好みのプレイヤーとマッチングさせ、有毒プレイヤーを除外することが目的です。
これがゲームマナーの改善に繋がればいいですが、一方でこの特許に厳しい意見もあります。
「有毒プレイヤーが隔離されたところで改心などしない」
プレイヤーが有毒グループに分類されたところで、自身の行動を改める可能性は低いでしょう。
有毒プレイヤーはどのゲームでも迷惑行為をするものだという声です。
もう1つは特許化を指摘したもので、特許化によって他ゲーム会社が同じ機能を実装するのに使用料を払わなければなりません。
有毒プレイヤー同士をマッチングさせる機能を全部のゲームに実装して欲しいという声が多くある中で、特許化したことによって機能が広まるのが難しくなったと懸念する意見があります。
有毒プレイヤーはどのゲームにもいるものです。
「あのゲームはマナーが悪い人が多い」
「○○ってゲームは治安が悪い」
という噂もよく耳にします。
結果的にゲームの品を下げることに、最悪の場合プレイヤーが離れていく原因にもなりかねません。
この機能によって少しでもゲームマナーの改善に、楽しくゲームを続けられることに繋がればいいですね。
有毒プレイヤーのマッチングの特許のまとめ
暴言でプレイングに影響はでなくないですか
指示でスコアが下がった場合は下手ですが有毒プレイヤーに上手い人が何故か多いので
強さを指標にしたマッチング精度を落とすとマッチングに不信感のあるゲームの場合さらに悪目立ちします
そうなると真っ当にやっている人が損するって話ですね— Calamity Damienia (@gatekeeper7272) November 5, 2020
実際問題としてまだまだ多くの課題や改善点がのこされているとは思いますし、ゲーム内での蠱毒とも言われていたり賛否両論はありますね。
そして、今回の記事のまとめになりますが、大手通販会社Amazonがゲーム内で暴言や嫌がらせをする有毒プレイヤーの存在によってゲームの品を下げることを問題視し、その解決策として
「有毒プレイヤー同士をマッチングさせる特許」
を取得しました。
レベルやスキルに応じてプレイヤー同士をマッチングさせるのが往来の方法でしたが、今回の特許ではゲーム内で取る行動が焦点に当てられています。
他プレイヤーに暴言や嫌がらせする有毒プレイヤーは、有毒プレイヤー専用のグループに隔離し、似た者同士のみでしかマッチング出来なくなる機能です。
ただ、どこまでの行為が有毒に値するかの判断はプレイヤーによって異なるので定義付けは難しく、一部の行動はプレイヤーが選択できる機能になります。
この機能が今後のゲーム開発で広まればゲームマナーの改善に繋がりそうですが、一方で特許化したことによって使用料が発生するので浸透しにくくなったと懸念する声も。
有毒プレイヤーに遭遇する心配もなく、安心してゲームを楽しむことができるようになる日も近いかもしれませんね。
今回の記事もさいごまで読んでくださってありがとうございました。
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