おにぎりの賞味期限2倍の理由は？保存料や添加物への不安の声を調査

おにぎりの賞味期限が2倍になるというニュースに多くのコンビニ利用者の間で賛否両論を巻き起こす大きな話題になっています。

 

コンビニに行けば、かなりの目立つ場所にいつも陳列されているおにぎりは、コンビニの事情を知らないお客さんにとっても、なんとなく力を入れてる商品なんだろうなって思わせる貫禄がありますよね。

 

メインのお弁当に比べると小ぶりで腹持ちが良いとは決して言えないのですが、その組み合わせ方によっては、お弁当のついでにとか、白米とちょっとした具だけという、身体に良さそうなどの理由でたくさんのお客さんに購入されるキラー商品であることは間違いありません。

 

今回の記事では、そんなコンビニのキラー商品であるおにぎりがコンビニの現代技術によって、その食品としての寿命を一気に2倍に引き上げることに成功した理由と、その朗報の反面、おにぎりへの保存料や添加物と言ったドーピングに対する不安の声もまとめました。

おにぎりの賞味期限2倍の理由は？

おにぎりというコンビニを利用したことがある人で購入したことが無い人はいないのではないか？と思えるほどの人気商品の食品としての寿命が伸びることは当然SNS上でも話題になて堂々のトレンド入りを果たしています。

にぎり消費期限2倍がトレンド入りしてるのに検索結果はなし。で、おにぎり消費期限2倍で検索したらニュース記事がたくさんでてきた。
ヘンなの。 pic.twitter.com/puMwQZUwbC

— す た ( s t e r ) (@X78592913) December 28, 2020

「にぎり」では検索結果がでないけれど、「お」をつけた「おにぎり」となると検索需要が激増するほどにおにぎりは国内でも随一の注目食品なんですよね。

そのコンビニのおにぎりの賞味期限が2倍…ではなくて、実際は消費期限という美味しく食べられるまでの時間じゃなくて、安全に食べられる消費期限が2倍になるという魔法の技術はどのようなからくりなのか？

 

結論をお伝えすると、食品の寿命を一気に2倍に変えた技術の正体は窒素です。

 

一次情報となる報道の一文を引用させていただくと、

 

保存料は使わず、包装する袋に窒素を入れて鮮度を保つ方法を検討している。

 

とあり、おにぎりや手巻きなどの種類によては包装の形状が異なるために、窒素によって維持出来る時間がズレたりもするため、今現在はそのテストを行っている段階のようです。

 

今後の開発段階のステップが上がるごとに、何度かトレンド入りしそうな話題ですね。

おにぎりへの保存料や添加物への不安の声

コンビニおにぎりの消費期限が一気に2倍になったことを素直に凄い！と喜べる人もいる反面、現代の食品の保存料や添加物に敏感な方の不安の声も見過ごすことは出来ません。

 

今回のコンビニのおにぎりの消費期限が2倍になるというニュースに対して、TwitterなどのSNSでは、

ガッツリ添加物増やしまーす！毒盛りですな。

という忖度という言葉をご存知ないかのような、歯に衣着せぬご意見もありましたし、やはり凄い結果（消費期限2倍）に対してノーリスクでってありえないのでは？という当たり前の疑問の声も挙がっています。

 

ヤフーのコメント欄にも

普通に期限切れ直前のものを割引きして売ればいいだけなのに、それだけはどうしてもやりたくないんだね。

という、最先端の技術も必要なく、リスクも負わなくて良い最高の解決策である「値引き」という発想を無視しているコンビニの姿勢に失望の声も挙がっています。

 

今回の窒素による新技術による消費期限2倍の目的は食品ロスを無くすことにあるため、様々な技術によって食品にメスを入れるよりも、従来のおにぎりのまま値引きなどによってお客さんの口に入る方が今までの安全性だけは確保できますからね。

おにぎりに窒素って大丈夫なの？

おにぎりに窒素という組み合わせって大丈夫なのかな？って疑問を持つ人も多いのではないでしょうか？

 

実際に僕も窒素が食品にもたらす影響って安全なのかな？という疑問が真っ先に来ました。

 

なので、窒素と食品に関する安全性や前例を調べてみると、身近な食べ物だとアイスに使われているようです。

 

特に年末年始などアイスが年間でも飛び抜けて売れる時期ですから、見かける人も多いかと思います。

 

アイスクリーム業界の最大手と言えるサーティーワンの売上は年間を通して、元日が最も売上があると言われていますが、その理由に一役買っているのも窒素です。

 

アイスが夏場ではなくて年末年始に最も売れる理由としては、元日の福袋やバラエティーパックとして一人のお客さんが大量購入をしてくれるからだそうです。（ちなみに2番目に売れる時期はゴールデンウィークだそうです）

 

そんな元日の大量のアイスが溶けないようにドライアイスとして窒素は活躍していますし、コンビニのアイスのチョコレートのコーティングにも窒素は使われています。

 

他にも、様々な食品の鮮度を保存したり、酸化防止にも窒素は使われていて、スナック菓子の保存やかつおぶしなどの保存にも重宝されていますので、おにぎりにも適用出来るかどうかはまだ実験段階のようですが、成功の目処が立っているからこそのプレスリリースなのでしょう。

おにぎりの賞味期限2倍の理由のまとめ

おにぎりの消費期限が2倍になるという魔法の技術の正体は窒素にありました。

 

様々な食品の保存や酸化を防ぐためにも窒素は使われていましたし、アイスクリームなどの保存用のドライアイスとしての姿が最も目に見える形だと思います。

 

ただ、おにぎりの消費期限が2倍になるという事自体は素晴らしいことなのかもしれませんが、コンビニの店舗オーナーの負担やお客さんの身体のことを考えると、新しい技術を食品に投入するよりも、値引きなどの廃棄ロスの手法を先に考えてほしかったとの声も多いです。

 

なんでもかんでも最新の技術がベストと言うことでもありませんし、食品ロスと安全性という問題とコンビニのブランドを天秤にかけた時に、コンビニのブランドを少しだけ抑えてくれるという選択肢にも期待したいと思います。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。