メシハラとは何か?
今日の朝の情報番組で突如取り上げられた「メシハラ」というパワーワード。
そもそも「メシハラ」の定義もまだハッキリしていませんし、メシをさそっただけでも「メシハラ」に当たるのか?も疑問視される声も。
そのため社内の部下や上司に同僚などの付き合いで、また1つの複雑な定義が生まれそうだと話題になっています。
今回はそんな「メシハラ」の定義や職場では日常風景である飲みニケーションとの違いなどを記事にまとめました。
メシハラとは何?
メシハラとは何か?
一言で表現するなら食事に関するパワーハラスメントのことです。
本来なら三大欲求の1つである「食欲」を満たす至福の時間のはずが、
「おごってやっているんだから残すなよ!」
という満腹感を感じる最高の状態では食事をやめさせてもらえず、苦しさや吐き気を押してでも、ご馳走された食事の完食を強制させる嫌がらせのことを言います。
食事って空腹を満たす時はこれ以上ない幸せを実感出来るのに、身体が…胃袋がもうパンパンで入らないと脳からの司令が来ているにも関わらず、口に運ぶと苦しいんですよね。
もったいないからと言って食べる時の一口の苦しさとのギャップには、毎回人間の身体って不思議だと思います。
でも、それは身体が拒否反応を起こしているのに、その状態をさらに強制的に行わせる行為は立派なパワーハラスメントですし、「メシハラ」という嫌がらせは相手にも食材にも失礼な行為なので絶対にやめてもらいたいです。
そりゃ人間関係にも亀裂が入りますよね。
たとえ労働の対価であるお金で食事をおごっているからと言って、食事における個々人の体調を無視した押し付けは「メシハラ」と呼んでも差し支えはないでしょう。
メシハラの定義は?
#メシハラ
すべて「相手による」で解決しそう。#グッとラック pic.twitter.com/phSH8UY4hI— 便利グッズ🌈ミストラ@広報 (@MrTravolta34) September 22, 2020
しかし、今日トレンドに上がっている「メシハラ」の定義は今まで検索されてきた「メシハラ」とはちょっとニュアンスが違います。
今までもコニュニケーションの一貫として上司が部下や新人などを食事に誘った際に、そのご馳走の振る舞いや体調を無視した食事の強制がハラスメントだと定義されていました。
ですが、最新の「メシハラ」の定義は、職位などによる立場を利用して食事に誘った時点で「メシハラ」とされてしまうようです。
「メシハラ」という新たなるニューウェイブ!
な…何ということでしょう…!
これは正直、「メシハラ」って言葉の独り歩きというか、ハラスメントという言葉を付けとけばなんとなく良いっしょ?というふわっとした定義のゆるさを感じます。
まさに「メシハラ」という新た無い意味を含めてあハラスメント界のニューウェイブと言っても過言ではないでしょう。
結局、食事を誘ってくれる人との関係性が悪ければ「メシハラ」と認定されるわけです。
相手にとっては関係性を改善しようと思って誘ってくれても、誘われたほうが「あなたとは距離を置きたい」というドライさがあれば、誘ったほうはSNSなどで「メシハラ」をした対象になってしまうのは少々キツイなぁと思えます。
「メシハラ」の定義は行動そのものではなくて、「相手による」の一言でジャッジされかねない曖昧さがあるので、この「メシハラ」という言葉が定着してしまったら部下や同僚に上司との接し方がよりシビアになって行きそうですね。
メシハラ以外にもあるハラスメント界の新星たち
実際「メシハラ」という新星ハラスメント以外にも、パワーハラスメントや、モラル・ハラスメントに、最も有名なセクシャルハラスメントなど多くの嫌がらせがあります。
それらの中でも、こんなハラスメントもあるの!?と思えるような嫌がらも多く、日々新たな略称~ハラが誕生しています。
特に意味が伝わりにくいけど、うっかりハラスメントカテゴリーに入ってしまいそうなラインナップも紹介します。
ハラスメント界の5つの星
ハラスメント界に輝く身の振り方を改めるために輝く五つ星をご紹介します。
・レリジャスハラスメント(宗教関係者によるいやがらせ)精神的なものから経済的な苦痛を与えるため、知名度は極めて低いのに心技体全て最高値に洒落にならない迷惑さ。強制的な宗教の加入の最速や退団する時に心身が疲弊するような嫌がらせも…。
・ヌードルハラスメント(麺類をすする音が奏でるいやがらせ)らーめん好きの僕としては、もしかしたらハラスメントを能動的にしているのかもと少し不安になる嫌がらせ。できるだけ音を立てないで食べるので嫌がらないでください。
・レイシャルハラスメント(人種差別的な嫌がらせ)日本のメディアではけっこうハーフはポジティブに受け取られますが、メディアに映らない実社会では嫌がらせもあるそうです。アメリカではセクハラと同じくらいの知名度があります。
・エイジハラスメント(中高年の方への年齢を理由とする嫌がらせ)若さは誰にでも失う時期が来ますし、老いることは生き物の宿命です。年配の人を年齢によってバカにしたり嫌がらせをすると、いずれ利子も兼ねて倍返しの確率が高まるのでご用心を。
・カスタマーハラスメント(お客様という立場をフルに活かした嫌がらせ)お客様は決して神様ではありませんし、数百円の買い物で神の如く立場を取れば邪教として屠られることは必定なので、店員さんには優しい紳士&淑女であってくだされば、それすなわち現人神となります。
メシハラは職場での飲みニケーションとの違いは?
「メシハラ」の本来の意味はご「馳走してやっているんだから、残さず食え!」とか、もう食べれないくらい満腹な状態の人に立場にモノを言わせて相手に拒否をさせないというパワーハラスメント(立場による力技のいやがらせ)でした。
しかし、情報番組の定義では飲みニケーションや、親睦を深めようと誘った時点での相手との関係性がマイナスの状態であれば、それは「メシハラ」という嫌がらせになってしまうようです。
一応、誘う方の心理的な負担も結構あると思います。
日頃の関係性を少しでも良くしたいと思って勇気を出して誘ってはみたものの、食事や飲みに誘った相手が表面上は喜んでいると思ったらSNSなどで「メシハラ」にあっちゃったよなんてつぶやいているのを見たら二度と誘わないと思います。
最近の傾向としては、何でも「ハラスメント」化していることにも少々問題があるのかもしれません。
なんとなく「~ハラ」って五感が良いんですよね。
「太鼓っ腹」とか「太っ腹」とか「名将原」など日常でも親しみやすい語感が、本来の意味である「ハラスメント=嫌がらせ」の定義をすごく緩めているように感じます。
メシハラの定義は結局人による?
結局のところ新しい「メシハラ」の定義としては、一緒に食事の時間を取りたくない人からのお誘いが新しく追加されたということです。
誘われて嬉しい相手であれば、食事代を自分で出すことも、むしろ食事代を相手の分までご馳走することもあるでしょう。
僕の場合は一度食事をご馳走してくれた先輩が2度目に誘ってくれたら、2回目は僕が支払いをさせてもらいましたし、職場で自分よりも先輩の人が目をかけてくれたら、それはそれで嬉しかった思い出があります。
「メシハラ」ではなく、あなたへの期待のあらわれ
そもそも、食事や飲みに誘われている時点で、誘われた人にも魅力があるのかもしれません。
磨けば光るヤツだと思われて、食事や飲みに誘ってくれているのかもしれませんし、実際に誘ってみたら光る原石どころか、「メシハラ」などと愚痴を言っていたら、磨いたらボロボロになる軽石のような人材だと絶対に思われて磨いてもらえないなんてことにも…。
単に誘った相手が1人の時間がつまらないから誘ったケースであっても、同じ職場で働く人との食事はたまには受けてみても良いのではないでしょうか?
よほど酷い時間を過ごす羽目になったら、その相手とは距離を置いてもいいと思いますし、誘ってくれた相手がプライベートな時間に見せる素顔を知ることも決して悪いことでは無いかなと思います。
ただ、異性を誘うとなかになると話は変わりますし、会社の立場や職位による優位性によって仕事とは関係無いお誘いは断ったほうが吉だと考えています。
メシハラの定義のまとめ
良かれと思ってご飯をご馳走したり、コニュニケーションを取るために相手と胸襟を開いて話がしたいという、お互いの距離感をより良くしたいという思いが空回りしてしまう。
それだけでもツライのに更に、食事や飲みに後輩を誘った事自体が「メシハラ」扱いされていたら心の健康状態が栄養失調になりかねません。
なので、わざわざ相手が誘ってくれているのか、本当に食事や飲みの強制で、あなたの食事の楽しみを奪い、ツライ時間を強要するのか?その判断はしっかりしていきたいですね。
もしも前者のように、善意で誘ってくれる相手にまで「メシハラ」などと断じて、相手をキヅ付けない配慮も持ちたいでと思います。
まずは、相手の気持ちを大切にした対応をしたいですよね。
まだ生まれたての言葉「メシハラ」ですが、悪い意味で広まってかえってコミュニケーションを阻害するキーワードにならないで欲しいと思います。
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