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前澤友作への出資のリスクは?新会社設立でフォロワーとのトラブルは?

前澤友作への出資のリスクは?新会社設立でフォロワーとのトラブルは?
「突然ですが、みんなで会社作りませんか?」

zozo創業者であり現在スタートトゥデイの代表取締役である前澤友作さんが自信のツイッターで呟いたこの言葉が反響を呼びました。

前澤友作さんは近年の不況から応募者抽選で毎日10万円をSNSのフォロワーに配るなどの取組みを行っており、「お金配りおじさん」と注目されています。

「皆さんの痛みや問題を取り除き、好きな仕事や夢を持ってもらいたい」

と願いお金配りを始めた前澤友作さんが、今度は新会社の設立をフォロワーである一般の方々に提案しました。

会社設立とは大胆かつ面白い発想ですが、気になるのが出資ですね。

またフォロワー内で会社を興すとなると色々とトラブルが懸念されます。

今回は前澤友作さんが目論む新会社設立の出資金やトラブルについてまとめました。




前澤友作への新会社設立への出資は大丈夫?


前澤友作さんによる新会社設立にどんな会社なのか?

まだ企画段階にも入っていない未知の話ですが、会社設立の話に乗りたいと前向きなフォロワーの声が集まっています。

会社設立には出資金が必要です。

お金配りを実施するほど資産を持つ前澤氏なら出資金くらい困らなそうではありますが、前澤氏は自信のツイッターでフォロワーから出資を募るとツイートしています。

「フォロワーの皆さまに株主になってもらい新会社を設立し、僕が社長で上場を目指す。事業内容は皆で相談」

続いていくら出資にするかについてアンケートを取っており、

1「1万円出資」

2「10万円出資」

3「出資しない」

選択肢の名から一つ選ぶ形です。

このアンケートに80万以上の票が集まりました。

結果として

「1万円出資」が65%

「10万円出資」が14%

「出資しない」21%

と、1万円くらいなら参加したいというフォロワーが多いです。

80万人のうち65%の人が仮に1万円出資した場合その額は52億円。

14%の人が10万円出資した場合112億円。

計164億円集まる計算になります。

前澤氏の知名度、実績なら出資金集めは問題なさそうですね。

一方で、ここで注目したいのは21%の「出資しない」の方は

事業内容による

と慎重な理由があります。

株主のメリットは配当金を得られることですが、上場企業として利益を出さなければ配当金は受けられません。

株を多く保有していたとしても、事業が成功しなければ株も無駄になってしまいます。

出資は簡単に行えますが、そのデメリットも考慮することが必要ですね。

また、不況により生活が苦しい理由で、出資したいけど財布に余裕がないと嘆く声も多く見受けられます。

前澤友作の新会社設立でフォロワーとのトラブルは?


フォロワーを巻き込んだ夢のある面白い内容ではありますが、新会社設立によるトラブルが心配されますね。

まず気になる点は「事業内容は皆で相談」という部分です。

フォロワーの中にはすでに事業提案をする声もありますが皆意見がバラバラの様子でした。

これをどう取りまとめるかも気になりますが、仮に事業内容が決まったとして内容によっては出資が減る原因になったり、また反発や炎上の可能性もあります。

事業内容だけではありません。

株主になった場合のメリットである利益の還元方法会社を運営する上で大切な人材集めの方法もこれから決めることでしょう。

そうした一つ一つ取り決める度にフォロワーとのトラブル(出資者とのトラブル)が起こる可能性があります。

上場企業になれるかも心配です。

カリスマ性のある前澤氏といえど事業が成功するとは限りません。

出資を募っても事業が失敗した場合、お金を配った背景も相まって、非難を浴びる恐れもあります。

当たり前ですが成功するかもわからない事業に投資することは博打に近いです。

事業内容や株主への還元方法を明示していない段階で出資の話は些か不安を煽る要因にもなっており、躊躇する声も多くあります。

一方で、リスキーであれど前澤友作という有名人と一緒に会社を作ることができるその夢や希望を持てるだけで、多くの人にとって光栄なことなのかもしれませんね。

前澤友作の新会社設立への出資まとめ


みんなで会社を作ろうと前澤優作さんが自身のツイッターで呟いたことが注目されています。

会社の設立に賛同する声が多く、出資金もフォロワーから募る提案に多くの方が出資に前向きな姿勢です。

また前澤氏本人も莫大な資産を持っているでしょうから出資金について問題ないでしょう。

ただ、事業内容が皆で相談という点が気がかりでフォロワーとのトラブルの原因になりかねません。

上場企業になれなければ株主も損する結果になります。

散々お金配っておいて今度はお金を募るのかと批判も出ている中で事業が失敗した場合、その反発は計り知れません。

ですが、一度大きな成功をおさめた実績のある前澤友作さんの新規事業計画に加われるチャンスは魅力的であることは事実ですし、例え1万円でも身銭を切ったら他人事ではなく勉強にもなるという一面もあります。

夢を持ってもらいたいと始めた前澤氏の新会社設立が今後どうなるか注目ですね。