最近、CMや広告などでよく見かける「クラウドワークス」。
厚生労働省による働き方改革などによって在宅でも生活費の足しになる副業を意識する人も増えたのではないでしょうか?
その選択肢としてクラウドワークスは誰でも簡単に在宅で仕事ができると言われていますが、「大変なこともあるんじゃないの?」と不安に思ってしまいますよね。
今回は、クラウドワークスを副業としていて、僕の友人で大変だと思う経験を軸、その内容を2つ紹介しようと思います。
クラウドワークスになれた頃に確定申告で悩む
副業をする人の中には専業主婦の方も多く、夫の扶養に入っている人もいますよね。
僕の知人は塾講師のアルバイトをしていますが、週1ペースなので、こちらのアルバイトでの年間の収入は40万円もいかない程度です。
クラウドワークスの方も、初年度の収入は40万円程度であったため、両方合わせても80万円にも満たないわけですから、確定申告や税金のことなんて全く頭になかったようです。
しかし、どうやら在宅ワーカーは立場上、個人事業主となるようで、年間20万円以上の所得を得てしまうと、確定申告が必要なのです!
副業としてクラウドワークスでライターをして焦った体験談
副業のつもりが在宅ワーカーが個人事業主という立場として年間20万円以上の稼ぎで確定申告が必要という事実。
そのことを年末になってから知ったため、大パニック!!
小銭を稼いだばっかりに、もし夫の扶養から外れるようになったとすれば、大損害です。
チンプンカンプンだったので、税務署に電話をして、事情を説明して「私の場合、確定申告が必要なのか」ということを問い合わせました。
結論から言いますと、私程度の所得であれば、確定申告は必要ないのかなと私は判断できました。
なぜなら、在宅ワーカーの場合、家賃や通信費などを経費として計上することができるからです。
パソコンやスマホなど、仕事に必要なものを購入した場合も経費として認められる場合もあるようです。
確定申告については、年末になってから、慌てないように、事前に調べておいた方が良いですね。
クラウドワークスで受注する仕事の量の調整
ライターをしていれば、できることなら常に仕事はある状態にしておきたいという思いがあります。
しかし、一方で、日常生活に支障が出るほどの仕事量にならないよう調整をする必要もあります。
最初の頃は、抱えている案件を消化し終わって手持ち無沙汰になったり、逆に案件が多すぎて徹夜になることもありました。
そんな経験をもとに、だいぶバランス良く仕事ができるようになりました。
最近は「一日一記事が原則」「ドラマ放送翌日の午前中までに(あらすじ記事などを)納品」というような条件で募集されている案件には、基本的には手を出さないようになりました。
納期が短い案件のクライアントさんを抱えると、そのクライアントさんのお仕事だけで手一杯になってしまい、他のクライアントさんの案件を引き受けることができなくなるからです。
単価が良くて、クライアントさんのお人柄も良かったとすれば、一人のクライアントさんだけの仕事を引き受けることはとても楽です。
一人のクライアントに頼るのも厳しい
しかし、そうなると、そのクライアントさんが「サイトの運営をやめてしまった」「もっと良いライターさんを見つけた」などの理由で、契約が終了してしまった場合には、途端に仕事がゼロになってしまいます。
一人のクライアントさんのお仕事に依存しすぎていると、その場合の精神的なショックと経済的なショックが大きなものになり、在宅ライターを続けることに嫌気がさしてしまうかもしれません。
そこで、おすすめするのは、複数名の納期が長いクライアントさんを抱えることです。
複数名のクライアントさんと関わっていれば、突然、仕事がゼロになるというリスクは回避できますね。
しかし、何人のクライアントさんを抱えるかというバランスは非常に難しいところです。
クライアントさんから受注する仕事量は常に計算すること
納期を長く設定してくれているクライアントさんだとしても、納期はありますから、あまりにたくさんのクライアントさんを抱えているとパンクしてしまいますね。
最大納期を長く設定してくれているクライアントさんだとしても、記事を早く仕上げて提出をすることができれば喜んでもらえますし、信頼を得ることができます。
ですから、クライアントさんの最大納期が、例えば一週間だとしても、自分の中では4日間くらいで計算をして、計画を立てれば、慌てることは少ないと思います。
クラウドワークスのお仕事に慣れるまでは、やや少なめの仕事量に設定しておいて、抱えている案件を消化した後は、タスク業務をするようにすればいいかもしれません。
クラウドワークスを副業として選ぶポイントのまとめ
今回は、クラウドワークスを副業として選んだことの実体験を記事にまとめさせていただきました。
その中でも特に大変だったことを一部紹介しました。
参考にしていただければ、うれしいです。
クラウドワークスのお仕事は、誰でもできる仕事ではありますが、自分が判断して決めないといけないこともありますので、戸惑う面もあると思います。
最初からは無理をしないようにすることが長続きのコツですね。
副業とは言え、職場が自宅になることで自由度は増しますが仕事は仕事です。
ぜひ、クライアントさんとの良好な関係を築きつつ、その経験をご自身のスキルアップや収入につながるよう頑張ってくださいね!