自分らしく生きたい!ふとそう思うこともあるでしょう。
それか本当の自分を見つけたいなど抽象的なんだけれど、やはり多くの人が何かしらの理由で自分らしさというのを抑えたり隠したりしながら日々頑張っているんですよね。
先日、とある芸能人が引退直前に「私らしく頑張っていきたい」という抱負を語ってけっこうな批判を浴びていました。
芸能人は時と場合によっては持たれているイメージ像が強すぎて批判を受けたりもしますが、芸能人でなくても急に本心を出したり、自分らしさとわがままを勘違いして表現すると人間関係に亀裂が入りかねないかもしれません。
今回はそんな自分らしく生きるとか、本当の自分の見つけかたのヒントを紹介します。
自分らしく生きるって何?
自分らしく生きるということを考えると、答えを出せる人の方が少ないと思います。
少々心理学よりも先に哲学的に感じる人も多いかもしれませんし、万人が納得できる生き方ってそもそもないのですから。
自由な生き方を望む人もいれば、組織の中でこそ必要とされる人もいます。
他の人から見れば幸せに見えても、実際にその生き方をしてみたら全く自分らしさを感じられない苦労や悩みに襲われる人も多いようです。
なので、無理に自分らしく生きることに固執したり、自分らしく生きられないことが不幸と思わずに、ここはいったん自分の価値観の分析からはじめて見ることをオススメさせてください。
自分らしく生きるとは、自分にとっての幸せを見つけることに近いので、他人との比較などではなく、自分の内面を見つめることが最初のステップになります。
本当の自分の気持ちの正体とそれを隠す原因
本当の自分の気持ちを探ると、二つで構成されています。
それは、「自分の気持ち」と思っている意識と、自分自身では自覚出来ない無意識です。
僕たちは子供の頃から色々な価値観に触れて、その中で自分に合った価値観を見つけることができればベストなのですが、自分に向いていない価値観を押し付けられている人も多いです。
その押し付けられた価値観とは「常識」とか「教育」という一見すると正しさの強いお題目ばかりですし、それらに反する価値観は良しとされないものばかりです。
その結果、本当の自分という部分を心の奥底に隠してしまうと言われています。
場合によっては、本当の自分を出さないことでうまく行った経験の方が多い人もいますし、まわりの反応が自分の思っていたよりもずっと良ければ本当の自分を隠すことが人に喜ばれるということを学習してしまうこともあります。
本当の自分の持つ価値観を貫けば、いずれ対立する相手もあるので、その立ち回りも考えていかないといけませんね。
本当の自分を出しても対立を避けるペルソナという方法
ペルソナと聞くと、アトラスの人気ゲームソフトを連想するかもしれませんが、近からず遠からずです。
ペルソナというのは「自己の外的側面」のことで、本当の自分を常にむき出しにするよりも、その時々によってはペルソナを身に着けてうまく立ち回った方が傷つかずにすみます。
本当の自分を常に隠すことも良くないのですが、常にむき身の刃物のように出しっぱなしも対人関係上の消耗を防ぐためには必要になります。
本当の自分を見つけるには?
本当の自分は、「常識」や「世間体」などによって出しては行けないものとして心の奥底に隠れてしまっている人が多いことは上記でお伝えさせてもらいました。
そこで、心理学を学ぶことで、自分の心を確かなものとして掴めるきっかけになります。
心理学も本腰を入れて学ぶとなると、正直どこからとっかかれば良いのかわからないかもしれませんが、色々なケースやあなたにあった内容もきっとあるはずなので、読みやすく興味を持てるところから学んでみてください。
僕のオススメをここで紹介しても、僕の中にある「本当の自分」の見つけ方になってしまい、あなたに対してベストとは言えない内容を長々と紹介してしまうかもしれません。
ぜひ、心理学って決して難しくないですし、興味のあるところから触れて見てください。
自分らしく生きることのヒントのまとめ
自分らしさの開放も一度は生き方としてやってみたいと思います。
ただ、やりたいことを無差別にやったり人を傷つけたい衝動や、自分を傷つけてみたい衝動などであれば、それは心の病なので開放する前に心の専門家と相談してください。
今回ご紹介した自分らしく生きるとは、やりたかったけれど世間の常識や人の目が気になって出来なかったことや、失敗することで自分の築いてきたものを失うのではないかという恐怖への向き合い方です。
もしかしたら、あなたの本当にやってみたいことが誰かの助けになったり、現状の行き詰まった閉塞感を打破するきっかけになる可能性だってあります。
そのヒントとして簡単な心理学から、特にあなたの興味が少しでもある分野から少しづつ学んで見るのもいかがでしょうか?
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました^^