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ジェンダーレス制服とは?男子のスカートや女子のズボンの反応を調査

ジェンダーレス制服とは?男子のスカートや女子のズボンの反応を調査
ジェンダーレスの流れは今や学校の制服にも大きな影響が出始めていることが世間からも注目を集めています。

 

今日(2021年4月8日)のYahooリアルタイムでは、「ジェンダーレス制服」という言葉に大きな関心があつまりました。

 

Twitter上では様々な反応や憶測などが飛び交っているので、読んでいて興味を持った人のコメントにも力が入っているように感じます。

 

すでに大手ファッションメーカーからは男女兼用とも言えるユニセックスなデザインの服は人気が高いですし、男女の区別が無いことに活路を見出していることは有名ですが、学校の制服となるとどうでしょうか?

 

今回の記事では話題となっているジェンダーレス制服について、特に疑問の声が多かった男子にスカートや女子にズボンの着用に対する意見や、それらの反応をまとめました。

 

ぜひ、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。




ジェンダーレス制服とは?


ある学校の敏腕で有名な校長先生が、新設の女子高校を立ち上げるにあたって、優秀な生徒を集めるのに最初に用意するのは優れた教師だけでは足りないと言っていました。

 

最初に用意すべきは高い費用をかけてでも優れたデザイン性のある制服を用意するためのデザイナーの力も必要だと言っていたそうです。

 

憧れの高校生活への選択肢の1つに他校よりも断然可愛い制服で3年間を過ごせるというアドバンテージはすごく大きいため、制服に対するこだわりは必要だと本で読みました。

 

ジェンダーレス制服の意義としては、 心の多様性に対する配慮という一面が強いそうですが、まさに理想の学校生活を送る上での1つの強みになる可能性は高いです。

 

正直な印象としては女子生徒が男子の制服を着ていることにはまだ違和感を感じてしまいますし、男子生徒がスカートを履くなんて、理解が足りなければいじめの一種かな?と心配してしまいます。

 

女性が街なかでズボンを履いているのを見ても、全く違和感を感じないのに学生服となると今までの常識や先入観によって、ジェンダーレス制服の導入時期には奇抜さをどうしても感じてしまいそうです。

 

そして、女子生徒にズボン以上に強い違和感を感じるのは男子生徒のスカート着用のケースですね。

 

ジェンダーレス制服が話題になっているのもこの部分だと思うのですが、ハーフパンツにするなどにしたらどうかとの意見もありますが、日本ではスカートは女性が着るものと言う印象が強いだけに、難しい部分だと思われます。

 

ですが、今回のように先にジェンダーレス制服の存在が強くメディアやSNSで広まっていれば、先に予備知識がある分、偏見も持たずに女子生徒のズボン姿には違和感を持たずに定着するかもしれません。

 

今までの男子は学ランで女子はセーラー服という古い固定観念からの飛躍は良いのかもしれませんし、このジェンダーレス制服の概念は女子生徒だけでなく男子生徒にも適用されるかが今後の大きな問題点になりそうですね。

ジェンダーレス制服の男子にスカート

ジェンダーレス制服とは?男子のスカートや女子のズボンの反応を調査1
心の多様性という部分に関して言うなら、男子生徒と女子生徒の両者への理解が必要でしょう。

 

となると、男子生徒であっても心の構造は女子生徒であるならばスカートを履きたいのか?と言えば、それは違うように思います。

 

女性でもズボンしか履かない人もいれば、肌を露出させたくないという人もいますし、僕が女子生徒だとしても冬だけはスカートで通学したくないです。

 

それに、心が女性の男子生徒だとしても、スカートを履きたいという願望よりも周りから奇異な目で観られるストレスの方が強いと思うので、ジェンダーレス制服に関して男女の心の多様性を汲み取っても、男子生徒がスカートを履く可能性は極めて低いと考えられます。


特に日本は同調圧力が強い傾向があるので、上記のようなスコットランドの民族衣装くらいの知名度が浸透していれば男性がスカートを履いても問題はないでしょうが、その常識が定着する可能性も現状では低いですし、まだまだ理解には時間が掛かりそうです。

ジェンダーレス制服の女子にズボン

ジェンダーレス制服とは?男子のスカートや女子のズボンの反応を調査2
ジェンダーレス制服における、女子生徒がズボンを履くことに関しては実用度が高いと考えられます。

 

パット見、最初の頃は違和感を感じるかもしれませんが、すぐに定着するのではないでしょうか?

 

特に痴漢に対する予防効果や、なんで冬など寒い時でも男子はズボンを履けるのに女子はスカートでなければいけないのだろう?という不満の解消にもなりますし、心の問題以前に女子生徒に降りかかる危険の回避や物理的な防寒機能という面でも有用です。

 

それに、心が男性の女子生徒であれば、それこそ男がスカートを履くというストレスを毎日受けている訳ですから、心の底からジェンダーレス制服の恩恵を感じる生徒もいると思います。

 

逆に、心が女性の男子生徒でも別にスカートを履けないから重度のストレスになるとは考えずらいですし、すでにズボンという衣服がジェンダーレスでありユニセックスなデザインです。


ジェンダーレス制服の浸透の第一歩としては女子生徒に対してスカートでもズボンでもOKという寛容さが大事かもしれません。

ジェンダーレス制服に対する反応のまとめ

ジェンダーレス制服とは?男子のスカートや女子のズボンの反応を調査3
今回の記事ではジェンダーレス制服に対する女性の心を持つ男子生徒や、男性の心をもつ女子生徒のスカートとズボンの選択肢について紹介させていただきました。

 

おそらくジェンダーレス制服に対して注目が集まった中での議論の終着点としては、私服で通学すれば良いのではないか?という結論も生徒の立場であれば魅力的だと思います。

 

ですが、私立高校などは制服も1つのブランドですし、おいそれと私服で通学OKという訳にも行きませんし、制服という縛りは校風の1つでもあり教育の一環なのかもしれません。

 

それに単純に学校を運営するためのお金の問題もありますし、生徒のことを考えて私服を許可とは言えない事情は大きいはずです。

 

ジェンダーレス制服では特に意見の多かった女性の心や感性を持つ男子生徒の着る制服ですが、3年間は女子の着る制服を我慢させたとしても、卒業後にその感性を解き放つことも出来ると思います。


上記の画像を見ていると、男性が女性に匹敵するか、それを上回る感性を爆発させている人の輝きを感じます。

 

僕が以前読んだ漫画で鈴木次郎先生の「壮太君のアキハバラ奮闘記」 という作品の主人公の親友であるケンジというキャラクターが女の子キャラクターのコスプレが大好きという秘密を抱えていましたが、卒業後はその完成を爆発させて一流のファッションに関わる仕事をしていたことが印象深いです。

 

ジェンダーレス制服は、生徒の心模様に寄り添った一面を意識した選択肢の1つであるのなら、今後の動向も前向きに見守っていきたいですね。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。