天皇陛下のオンラインを使った交流が本格化していることが、多くの国民の関心を集めています。
今まで明仁上皇陛下が多くの被災地や避難者のお見舞のご訪問をされたことで、その地域で苦境にいる国民を励ましてくださいましたが、令和の時代の今は流行り病の影響で徳仁(なるひと)天皇陛下のご訪問等はオンラインによるものとなりました。
今日の報道では、オンラインでの交流に対しては、
「まるで目の前に」
天皇皇后両陛下がいらっしゃるようだと、日本赤十字社医療センター(同渋谷区)と、北海道、沖縄県、福島県の関連病院で働く方達を元気づけたそうです。
この報道に関して、天皇皇后両陛下のオンライン交流に対する国民の声を今回の記事ではまとめました。
天皇陛下のオンライン交流の反応は?
令和は「オンライン行幸啓」という言葉ができる。
「オンライン還幸啓」は無いよね。説明
行幸:天皇陛下が外出されること
行幸啓:天皇陛下、皇后陛下が外出されること
還幸:天皇陛下がお帰りになること
還幸啓:天皇陛下、皇后陛下がお帰りになること https://t.co/0AkL3KoUsH— さっぴー川原🍶 (@sapi_kawahara) November 19, 2020
天皇陛下のオンライン交流は、今年は流行り病が日本全国で蔓延している可能性もあり、現地に足を運ぶことが難しいため、画面越しでで直接交流することになりました。
このことに関して、平成の時代は直接交流が出来て、その姿に現地にいる人だけでなく全国の国民が励まされたのに、今の状況ではそれも叶わないことに残念との声もあがっていますが、こういった形でも天皇陛下御夫妻との交流に感謝の声が上がっています。
今の日本という国中にかけてリーマンショック以上の危機をどう乗り越えていくのかを試行錯誤する中で、国難ともいえる危機を国民とともに歩まれる姿はオンラインでも嬉しく感じる人は多いように思います。
特に、今回が行われたオンライン交流を天皇陛下が行うことをご検討された経緯としては、
病院を訪問すれば現場の負担になりかねず、オンラインでの視察が導入された。
という背景があり、国民や、病院などで働かれる現場にいる方達へのご配慮こそが嬉しいという声が多く散見されました。
天皇陛下のオンライン交流に賛成と反対の声は?
天皇陛下のオンライン交流は、当初宮内庁の立場としてはあくまでも「選択しの一つ」としながらも、積極的にこの手法には乗り気ではなかったようです。
その理由としては、
「両陛下の思いを届けるには直接会い、話すことが大切」(同庁幹部)
と言う考え方もありましたが、はやり病の終息が全く見えない現時点では、いくら両陛下の思いを届けるためとは言え、直接お会いしてお話されることで起こりえるリスクを軽く見ることはできません。
直接届けるという考え方自体、個人的には少し古い考えではありつつも大切だとは思います。しかし、ネット上では天皇陛下のオンライン交流に関する声はほとんどが賛成の立場をとっているように感じました。
意図的に天皇陛下のオンライン交流に関する否定的な意見を探してはみたものの、なかなか見つからず、
直接行く事で天皇皇后両陛下にも感染の可能性があるし、この状況で病院に行く事で医療スタッフに今以上の負担がかかる。
という天皇陛下のご安全だけでなく、普段なら励まされる方々への負担も考えてのことであるということを理解されている方が多いです。
中には、天皇陛下を警備をするための負担も減り、現場の準備も限られてくることで、天皇両陛下の交流の回数も増えるのではないか?という期待の声もありました。
あまりにも短時間で回数を増やすというのも考え物ではありますが、天皇陛下ご夫妻や現地の負担が減りつつもお気持ちが通うこと自体は素晴らしいと考えられます。
天皇陛下のオンライン交流のまとめ
天皇陛下ご夫妻のオンライン交流が話題になりましたが、総じて国民の意見としては前向きな反応が多かったです。
国民としては、どのような形であれ、天皇陛下のお気持ちが嬉しいという意見が最も多く、オンライン交流になった経緯や理由なども納得のいくものだったのが理由だと思われます。
今年のはやり病で、特に負担のかかっている業界は医療業界であったり、その関係者の方達ことをエッセンシャルワーカーとして今年の流行語にもノミネートされたほどです。
そのような現場の気持ちを汲んでくださったり、国民の苦難に寄り添うという姿勢に対して、国民の多くはネット上でも有難く、励みになるというコメントであふれています。
もしかしたら、直接交流されないことに対する不満の声も上がっているのではないかと色々と調べたのですが、そのような声は極めて少なく、見つけることが大変だったくらいです。
今回の天皇陛下ご夫妻のオンライン交流に対するありかたへの賛同の意見の多さは今後のリモートでの交流の流れをもしかしたら少しだけ早める後押しになったかもしれません。
古き伝統を大切にする皇室の在り方も令和という時代に寄り添い、会った形に移り行くのかもしれないなと考えさせてもらう報道でした。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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